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崩壊ニートの面接はこんな感じ

ここ2週間くらいでいくつか面接を受けてました。アルバイトとかパートを中心に色々と。
反省や課題の抽出も見越して、記録として直近の面接を振り返ってみます。

………

先週受けたのは近所の倉庫業の面接。ここ1、2年でできた新しい倉庫だった。
面接担当は40代くらい?の男性の方。あとリモートで本社の社員さん(こちらも男性)も参加。

基本的に目の前の面接担当さんとの対話形式で、質疑応答をおよそ30分。まず「自己紹介をお願いします」と言われてその時点でキョドってしまった。
ここで自分に対する向き合いが足りなかったことに気づく。

(俺ってどんな人だったっけ…?)と戸惑いながら出てきた言葉は「生まれも育ちも〇〇(地元の地名)です」というあやふやな回答。それ以降は何故か志望動機と混同したよくわからないことをのたまっていた、ような気がする(この辺記憶曖昧)。


今までの単純作業系の面接ではあまりそういうことを聞かれなかった、というのもあって、準備不足が露呈した感じでしょうか…。


会社自体が新しかったみたいで、面接では向こうから開示してくれることが多かった。「本社は〇〇(地名)で、会社のテーマ、古い言葉で言うと社訓ですかね(笑)テーマはこの3つです云々」


面接担当さんは気さくで話しやすい方だったけど、隣のノートPCから無言真顔でじーっと僕のほうを見てるリモート社員さんが少しこわかったので、なるべく目を合わせないようにしていた。

聞かれたことで印象深かったのは、「NGさんはコミュニケーションは得意ですか?」という質問。とりあえずこの質問には「得意とは言えませんが、協調性はあると思います」と返す。これも意外な質問だった。

最後のほうでずっと画面の奥で黙ってたリモート社員さんから質問が。「NGさんって、趣味ありますか?」

これも意外だったけど、僕が週2〜3くらいで入りたいという要望を伝えていたため、リモートさんはそれを疑問に思ったようだ。「NGさんくらいの年齢なら働き盛りだと思うんで、なにか打ち込んでるものとかあるのかなーって思いまして」

そっか、そうだよな、普通の30代前半って働き盛りなんだよな。自分の現状がどれだけ他と乖離してたか身に沁みた。ちなみに趣味は映画鑑賞とドライブと答えました。

面接後の感情は複雑だった。久しぶりに他人とガッツリ喋れた充実感、言葉が中々出てこない自らのコミュニケーション能力の衰えと、不安障害のことは言えないので本当のことを言えないもどかしさ、働かなくちゃと思うのに一向に上がらない労働へのモチベーション。

ここ数ヶ月、塞ぎ込みと開き直りを繰り返して、YouTubeで時間を溶かし、雪崩みたいな量の有象無象の情報を右から左へ受け流す日々だった。

何もしなくても疲れる。

間違いなく人生で一番の崖っぷちなのにこれっぽっちもやる気が出ない。

世間を知らないのは自分を理解できてないからなのかな?


ちなみにこの面接は後日無事にお祈りされましたとさ。ちゃんちゃん。

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