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予定された明るい未来?深センで発展する宝安区を調査!

深センで注目されている地域は、テンセントのビルが目立つ南山区と平安タワーが反り立つ福田区の2つ。
羅湖区は日本の企業が固まり、日本人街が存在しているが、正直目まぐるしい発展をしている印象を全く受けないのでカウントしていません。

私は深センに来て2ヶ月間ほどはずっと南山区と福田区以外は特に注目する必要がないと感じていましたが、それは今となっては大きな勘違いであり思い込みであったことに気づきました。

タイトルに記載しているように「宝安区」は深セン市政府が力を入れる区画の一つであり、着実に宝安区発展計画?が進んでいるのが現状です。

早速ですが、深センの予定された明るい未来の宝安区の現状をお伝えしていこうと思います。

宝安区の中心地の風景

南山区の中心地に位置するリバ邸深センから徒歩と地下鉄で約30分ほどするとそこには宝安区の中心地にアクセスできます。
今回は宝华駅で降りてみましたので、そのあたりの風景を収めてみました。

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お花いっぱいののどかな風景の奥には絶賛工事中の風景。
平和な景色と未来への投資が同時に垣間見れます。

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田舎と思った方はぜひ驚いてください。
反対側の気色はビルが沢山立ち並んでいます。
私が今一緒に組んでいるファンドは実はこのビルの中に入居しています。
南山区と福田区と比べて家賃は安いですが、今後高騰していくことが予想されています。

宝安国際空港

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深センに来られる方の多くは香港国際空港を通じて訪れていますが、実は宝安国際空港があるのも名前の通り宝安区です。
1991年に開港し、深センのハブ空港として利用されています。
現在ターミナルが3つありますが、4つ目のターミナルを増築するための工事も行っているようです。

上記ツイートのようにめちゃくちゃ広くてきれいです。ただどこかしら活気は欠けているので、これからに期待です。
また、今後国際便の数は増加していく予定で、更に人の出入りが多くなる予感がします。
個人的にオススメなのは春秋航空の名古屋ー深セン便で、よくキャンペーンが行われているので安く買って、香港経由の手間を省くのが良いかと思います。

深セン国際コンベンションセンター

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2019年9月28日(ちょうど下記ツイートを投稿した日)にアジア最大のコンベンションセンターがオープンしました。
福田区にも会展中心があり、香港にも香港回帰で利用されたコンベンションセンターはありますが、香港自体現在混乱の状態が続いていますし、福田区は空港から若干離れていることがあり、宝安国際空港からのアクセスが非常に便利なこちらのコンベンションセンターの利用が活発化していきます。

実はまだ一部しかオープンしていないので、随時工事が終わったところから徐々に稼働区域を広げていくことになります。
港と空港、そして高速道路が近いので、交通面では抜群の立地条件です。ものを運ぶのって距離近いほうがいいですよね?笑

大湾区構想の中心地

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大湾区構想についてはご存知でしょうか?
簡単に説明をしてみると、香港、マカオ、広東省の9つの市を一つの経済圏として発展させていく計画のことです。

この中でも、香港は金融都市、イノベーションハブ、貿易、科学技術の中心として位置づけられており、マカオは国際レジャー都市(カジノ、観光)、そして深センは香港と被っていますが、貿易やイノベーションの中心地になっていきます。

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世界三大ベイエリアが、東京、サンフランシスコ、そしてニューヨークであり、ここに広東省の大湾区が追加されることになります。

特に宝安区は既に説明したように国際空港や港があることから、貿易の中心地になっていきます。
実際に福田区や南山区に保税区が存在していますが、宝安区にも同じエリアが今後も生まれていくことでしょう。


宝安区は現在私自身調査中なのでこちらのnoteを随時更新していくか、ミクロの視点で別のnoteを投稿していこうと思います。

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