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京都 - 20240601

6月1日。私の好きなグループ、tipToe.さんの出演するライブを目的に、京都を訪れた。ここ数日、その時のことを思い出している。書けるうちに書く、が信条だから、この日記(?)を書いている。


(目次長くない?)

前日譚

5/30
2日後、京都に行くと決めた。
連休をとれなかったから、当初は諦めることにしていた。
前日、tipToe.さんの「戯曲:Tengu」を見た。演劇。この時、自分の認識よりもずっと、京都に行きたい気持ちが大きいことに気づいた。無意識に消していた日帰り、夜行バスの選択肢が現実味を帯びた。
気づかせてくれてありがとう。

日帰りなら、行けます。

日帰りでも、行きます。

ライブのチケットを取った。
帰りは夜行バス。
少しでも長く、京都にいたかった。
2日は夜行バスを降り、そのまま出勤する。
京都から東京へ。

昼どきは目当てのカレーを

06/01 朝
自由席で京都に向かう。
想定より早く東京駅に着いた私は、1本前の新幹線に乗った。

結果、新大阪についた。(何?)
京都は通過しない(はず)。
どうやら乗り過ごしたようだ。
起きていたのに、どうして。

改札で事情を話し、無事京都に戻ることができた。20分のロス。それくらいで済んでよかった。

SPICE GATE

6/1 10:52
京都駅についてまず、自転車を借りた。肌で京都を感じたい。
通りを抜け、川沿いにライブ会場方面へ向かう。
付近で自転車を返却し、気になっていたカレー屋さんで昼食をとる。「SPICE GATE」という、寺町通にあるお店。店内ではスパイスも売っている。「カレーリーフ香る魚介出汁カレー」を食べた。

カレーリーフ香る魚介出汁カレー

皿の上にあるもの全てがおいしかった。
京都に行く方はぜひ。

メニュー表には、ライスのお皿にのっている品の説明もある

昼さがりは京のまちを歩く


06/01 午後
京のまちを歩く。
四条大橋へ向かい、鴨川沿いを散歩。
先斗町通を北進して、三条通に出る。そこから少し西の、京都市役所前駅のエリアに、小物や和紙、私の寄りたかった店舗が複数あった。

ANGERS(アンジェ) 河原町本店 - 雑貨店

気に入った文房具や小物があれば、と思い寄ったお店。おもしろ雑貨、おもしろ文具が見つかる楽しい場所。今回は特に購入しなかったけれど、ここで買い物するのは楽しそうだ。

鳩居堂工房 - 和紙・文房具

封筒や便箋を探しに立ち寄ったお店。レターバイキングといって、好みの封筒と便箋を選ぶことができる。組み合わせを選べるのはかなり嬉しい。便せんも封筒もこだわって選びたいから。

このときはピンとくる出会いがなかったけれど、また寄ってみたい場所。寄れなかった向かいの第1店舗も行ってみたい場所だ。

紙司柿本 - 和紙・和紙小物

起源を遡ると1716年にもなる、紙の専門店。和紙購入候補店その2。

「静謐」。そんなことばがぴったりの空間。
引き締まった空間は、少し紙の匂いがした。

風でのれんが揺れていて大変よかった

奥まで行くとハガキ、便箋、封筒が並んでいる。
手紙を書く時間と、届いた後の時間を想う。
旅先でいい場所を見つけられると、とても嬉しい気持ちになる。いい買い物ができた。

麩屋柳緑

店名を思い出せなかったが、ちゃんと写真をとってあった。ナイス。
買い物を終え、四条大橋を目指して歩いていると、美味しそうなかき氷の看板が目に入った。

釣られた

一度は通りすぎたのだが、引き返して入店した。Twitterを振り返ると、浮かれた投稿を発見した。

食べ進めると、餡や抹茶わらび餅が入っていた。これがまた美味しい。
私の後ろ髪を引いた看板さん、ありがとう。
ライブ前のこの時点で「来てよかった…」になれて嬉しかった。

祇園町の歌舞練場までは少し距離がある。早めに会場へ向かうことにした。

鴨川

06/01 14:XX
四条大橋から鴨川へと降り、河川敷を歩く。好天に恵まれた。心地いい。

四条大橋より

フルハウス祇園 - カフェ・バー

06/01 15:XX
Twitterを見ると、近くで友人たちが飲食している。まだしばらくいるようだったので、そこに合流した。桜チーズケーキを食べた。

桜味が口に残った 明日からも頑張れそうだ♪

桜味 - タイトル未定 は本当に素晴らしい楽曲です。3~5月の群青→春霞→桜味→壊せのリリースと、川本空さんの卒業。お話ししたことはなかったけれど、同じ時間・空間で過ごせたことを、とても大切に思っている。

5月18日、福島に行けず、新宿で見た群青のリリースイベント。この日記を書きながら、この日を思い出していた。

京都爛漫会 祇園甲部歌舞練場

タイトル未定さんのステージは、5月20日――川本空さんの卒業の日以来だった。

ことばが無かった。
すごいものを観た。
終わった後、次のtipToe.のステージが始まるまで、私は立てなかった。

tipToe.

SE~僕たちは息をする~blue eyes trip

長めのSEから始まる「僕たちは息をする」。
入場からこんなにもかっこいい。「これが見たかった」――そんな気持ちになったのを覚えている。力のこもった歌。息をのんでステージを見つめる。

勿忘草と花雨~My Long Prologue

思い出すのが難しい。衝撃で立ち尽くしていた気もする。
Youtubeにある映像を見返した。
かなり「柚月りんさん……」になる2曲です。
歌とダンス、表情に、そこに感じる魂のかたちに、目を奪われている。

星降る夜、君とダンスを

この曲の歌い出しの藍田あらんさんの歌唱、大好きです。大きなステージの中央で輝くあらんさんが本当にすてきで。

私のいた上手からは、花道の彼女と宮園ゆうかさんがよく見えた。なんか、キラキラ(✨)が出てた。たしかにこの目で見ました。キラキラが目に見えることあるんだ…と思った、そんな時間。

映像を見返すと、1人1人の表情の光を感じる。
友人の言った「大きなステージで1人堂々としためみが…(嬉しくて)」を思い出した。

シンガーソングトラベラー

すごいことが起きていた。ことばがみつからない。
帰り道、友人に「シンガーソングトラベラーって本当に大事な曲なんだね……」と話したのを覚えている。

その感覚はこれ以前にもあったけれど。
特にこの日、このステージで強くまった思いだった。

こんな弱い僕も
君にとっての希望(なにか)になれたらな
そんなこと思いながら

シンガーソングトラベラー - tipToe.

宮園ゆうかさんのこの歌唱もそうだ。

さくら草の咲く頃に

どういうわけか、映像を見返すまでこの日この曲の記憶が(思い出せ)なかった。見入っていたのだろう。映像でも気合いというか、魂が伝わってきてすごい。1Bの未波あいりさんと2Bの柚月りんさん、好きです。
(他にもたくさんあるけれど、挙げるときりがない)

特典会

藍田あらんさん

あまりにキラキラで嬉しくてお話に行った。

私「今日の藍田あらんさん、めちゃくちゃ輝いていて...花道とか星降るの最初とか、超発光って感じで、嬉しすぎて...」
あらんさん「花道美人になれてたかな!」
↑嬉しすぎ
私「バッチリ!!!!!!」

藍田きらきらんこさんへの、心からの感謝。

・宮園ゆうかさん

この日の彼女は声を使い果たしていて、筆談でやり取りした。魂の歌唱、ありがとね。京都来られて嬉しいよ~、というお話をした。

・柚月りんさん

行きの新幹線での投稿を見て、旅っぽいポーズにしよう!と考えてくれていたみたい。すごく嬉しい。ことばに詰まってしまった。あまり嬉しいと、ことばが出てこなくなる。

りんさん「未定さんみた?」
私「みたよ、すごかった……」
りんさん「いいよね…あ、これ、冨樫優花さんの頭に乗ってたぬいぐるみ(🦭)だよ~」
私「⁉️」(2人ってお話するんだ)

(後日)
私「冨樫さんとどんなお話するんですか?」
りんさん「え、なんか…かわいいかわいい言ってる(笑)」←よすぎる

行きの新幹線での投稿(下)


3人とのお話を終えて、歌舞練場の前でぼーっとしていた。入り口付近では、タイトル未定の阿部葉菜さんが特典会をしていた。ピカピカですごかった。元気。2023年10月、タイトル未定を初めて見た芝公園のステージから、私はこの方のファンだ。

京の夜

終演後、近くのお店へ食事に行った。10人ほどで。大所帯でおもしろい。ライブのこと、特典会のこと。2~3人ずつの小集団になって、各々が好きに話す空間。私はこの空間が好きだった。

大衆酒場 こうじゑん

急遽京都行きを決めた私を入れてもらった。慣れ親しんだ顔、見知った顔、初対面の人。美味しいものを食べて楽しい時間を過ごす。いい夜だ。

友人「しんくん行くけどいい?」
🦒(初対面さん)「誰?」
友人「あ~、ま、なんとかなるから大丈夫」
↑私の情報が何も増えてなくて面白い

後から知ったやり取り

鴨川の夜

店を出て、皆と鴨川デルタのほうへ向かった。コンビニで買った花火を楽しむ。このために夜行バスにしたと言ってもウソではない。新幹線の終電は、意外と早い。

tipToe.のグループコンセプトは、「みんなで青春しませんか」。鴨川で集まって花火をした夜は、そのコンセプトを肌身に感じた夜だった。

夜行

タクシーに乗って京都駅へ向かう。名残惜しかったが、乗るまで着いてきてくれた友人の心意気が嬉しかった。

バスに乗り込み、ふと翌日のtipToe.のセトリについて考えてしまった。屋外だから絶対「夏祭りの待ち合わせ」「散り菊」はやるだろうな、と思ったところで、日帰りの寂しさが増しそうだったから、早めに就寝した。

後日譚

6/2

朝、新宿で銭湯に行った。よく眠れたためか、心身とも調子は悪くない。昨日の充実感もちゃんと残っていた。

ライブの配信を見た。映像でも震えるようなすごいことが起きていた。映像でも、観られてよかったと思うことはそう多くない。「夏祭りの待ち合わせ」「散り菊」のセットリストだった。夏祭りだ。いつか聴きたいな。できれば、野外で。
この日以降、その思いは増していった。

その思いが叶った日のことは、また別の機会に書こうと思っている。

ありがとう!!

4,070字


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