短期/長期 両方の目線で考えよう | ランサーズブートキャンプ・ビギナーコース8期 5回目講義レポート
2020年11月4日。20時より、ランサーズブートキャンプ・ビギナーコース8期、第5回の講義が始まりました。今日はリュウジ講師のリードで進みます。
毎回思うんですが、リュウジさんもハマさんも声がいいです。落ち着いて優しい感じで聴きやすい。素敵だなぁ…。
短期と長期 両方の目線を持つこと
今回のテーマは「個人の経営意識」。
フリーランスも「自分をどうマネジメントするか」を考え、実行していくという点ではひとりの経営者です。
そこで大切になってくるのが、短期の課題と長期の課題、両方をバランスよく見るための「目線力」だというお話を伺いました。
今、目の前にある課題・業務をどうこなすかばかりを考えていると、日々努力しているつもりなのにずっと同じことばかりをし続けてしまうリスクがあります。一方で、長期的なことばかり考えていると、手元の業務や営業がおろそかになってしまうケースもあります。
適切な「目線力」を持ち、短期と長期の課題をバランスよく考えること。これができれば、「将来これだけ稼ぎたいから、今このスキルを習得しよう」「ゆくゆくこのジャンルで案件を取れるように、今は単価は安いけれども実績を積むためにこの仕事を受けよう」などといったように、将来の目標からブレイクダウンした上での、次のアクションを考えることができます。
リュウジ講師も、フリーランスとしての働き方を始めてすぐの時は短期的な目線に寄ってしまいがちだと話していましたが、数ヶ月後、数年後どうなっていたいかを考えて、日々の行動や時間の使い方を考えていく必要があると思いました。
桂浩一さんのお話
今回のスペシャルゲストは桂浩一さん。写真撮影・インタビューを得意とするライターの方ということで、私個人が目指したい方向と一致していることもあり、前のめりでお話を伺いました。
今回も具体的なエピソードが満載でしたが、その中でも特に印象に残ったお話としては、
最初の方に苦労したことは?
「めっっっちゃくちゃ苦労したんですけど!Uターンで福岡に戻ってきてフリーランスになったのですが、コネや周りとのつながりが全くない状態から始めたので、頼るのはランサーズしかありませんでした。ただ始めたばかりでは高単価の案件は取れないですし、始めて数ヶ月は月に数千円しか稼げなかったので別のアルバイトもしていました。ランサーズに登録してから1年以上経った後、ランサーズの実績数値ができてきてから、やっと自分の書きたい記事、やりたい仕事ができるようになりました。」
やっぱり実績が命、芽が出るまではそれなりに時間がかかるので焦ってはいけないことを学びました。とはいえ講師のお二人、今までゲストにいらした方、みなさんそれぞれの言葉で「続けていればどこかで花開く」とおっしゃるので、自分のペースでコツコツと積み上げていきたいと思います。
桂さん自身は、どのように経営目線を養いましたか?
「経営目線にもいくつかの要素があるかと思いますが、フリーランスになって最初に取り組んだのは売上数字、つまり収入の目標立てです。フリーランスの場合、1〜12月が会計年度となりますが、年間の売上目標を初年度から立て、それを月ごとに落としこんでいきました。専業フリーランスを目指していたので、最低限生活できる売上目標と、プラスアルファ、理想とする売上目標とを立てて、毎月「どういう案件でいくら」といったように記録を取っていきました。最低限の数字を達成するまでは、好き嫌い関係なしに自分が生活するために貪欲に数字を追いかける。プラスアルファの部分で、自分の好き嫌いやスケジュールの余裕を見ながら積み上げていく、といったことをしていました。」
「最初から自分が経営者だという意識はあったものの、行動がついてきませんでした。だいたい3年目くらいから、好き嫌いも含め、自分が自分の経営者だという意識で仕事に携われるようになってきました。最初はがむしゃらにやることで自分の仕事の幅が広がったり、自分の限界も見えたりするので、一度はそういう経験をしてみるのもいいと思います。」
私自身、会社員時代は営業のキャリアが長く、ずっと数字を追いかけてきましたが、これが案外励みになっていました。今後は自分で自分の数字目標を立て、PDCAサイクルを回す、ということをやっていきます!(宣言)
時間の使い方について工夫していることは?
「移動が多いので、常にどこでも仕事ができるように通信環境の確保には気を遣っています。また、10〜20分でできる仕事と、じっくり腰を落ち着けてやる仕事。しっかりタスク管理をして、短い時間でできる仕事は移動中にやるといったことをしています。」
私も移動が多いのにスキマ時間の活用が苦手で、ついSNSを眺めて時間を潰して終わってしまいます。これを防ぐには事前の準備、タスクの細分化が必要だと思いました。月・週・日 の単位で計画立てし、毎日修正しながら進んでいけたらいいですね。
その後の話
5回目の講義後には、少人数制面談でランサーズ上の「プロフィール文の添削」をしていただきました。
私の場合、開始1ヶ月強にしてはそこそこ順調に案件が取れている方だったのですが、「この部分が重たいかも」「このスキルを入れたら?」「実はこういう方向性もいけるんじゃない?」といったアドバイスをいただき、プロフィール文をパワーアップさせたところ
…4回目講義の後にした 提案7件から、3件もお仕事が決まり!
ちょっとびっくりしました。
(ちなみに4件目も決まりそう。そうしたら…勝率50%超!)
私は、このブートキャンプを通して、
「やりたいことをやりたいと意思表示する」
「自信がなくても一歩踏み出す」
「自分で決めたことは継続する」
これらのことに取り組んでいます。
今まで、ひとりではなかなかできなかったことですが、講師のお二人や受講生のみなさんが見ていると思うことで乗り越えられています。
仲間って大事だなと、アラフォーにして改めて感じています。
講義はあと1回。最後まで駆け抜けます。
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