【トレード記録】11/25(月)ゴールド(GOLD)15分足で270pipsの大量獲得!4時間足転換を狙ったトレード【デイスキャ】
こんにちは。じゅんたんです。
先週に続きゴールドで大量のpipsを獲得できたのでアウトプットとトレード解説を行いたいと思います。
今回狙ったのはゴールド4時間足の2波(調整波)です。
前回の記事でも解説した今後の展望について、予想通りの動きをしてくれたので非常に取りやすかったと思う。
僕が狙うのはだいたいは4時間足か1時間足のひと波で、その波を下位足に落としてフラクタル3波で取りにいくのがトレード戦略になります。
なので実際にエントリーするのは15分足以下の時間足なんだけど、エリオット波動としては4時間足や1時間足のひと波を取っているということになる。
相場を立体的に見れるようになると、どの時間足でも狙いにいくことができるようになるため、まずはMTF分析とフラクタル構造について理解したほうが良いと思います。
ではいつも通り日足から順番に見ていきましょう。
✅日足
ゴールド日足は前回の記事でも解説しているのでササっといこうと思う。
現状としては押し安値を下抜けたあと高値も切り下げたので、ダウ的には下目線へと切り替わった。
ただMAの位置的に微妙でグランビルが成立していないので完全に下目線とは言い切れない状況。
一応三尊を形成したので売りへの期待は高まっているものの、ゴールド特有の売り崩しで再上昇する可能性もあるので下位足の動向をよく見て判断する必要があると思う。
拡大チャートにしてみるとよくわかるが、実際にトレードした日が矢印陰線のところ。
大きな陰線が出ているのがわかると思う。
この日は下落が続き結果的に大陰線を作ったんだけど、これは結果論であってリアルタイムだとより短期的な値動きの分析が必要なんです。
そのための下位足分析。
✅4時間足
続いては4時間足。
先週末の段階で描いていた理想の動きがこれで、僕としては予想外に上昇し過ぎた先週末の動きに対してある程度の戻しが入ると考えていました。
必ず次に来るのは下落と見ていたので、今週はこの下落の波を取りにいくシナリオを構築することにした。
4時間足については買い手と売り手それぞれの立場から考えてみる。
まずは買い手目線から。
僕は最終的に先週の下落の波はこのようにカウントしました。
日足の仮1波を4時間足の5波動で作りにきたことになります。
となると現在は上昇1波が出たあとの戻し、調整2波を形成中ということになる。
つまり今回狙ったショートはこの2波の下落を取りにいったということなんだよね。
続いては売り手目線の場合。
売り手からすると今回僕がトレードした場所はちょうど下降3波出だしのポイントとなります。
ただこれは4時間足というよりかは日足レベルでの波の規模感なので、3波を期待したスインガーはまだポジションを持っている状態だと思う。
一応買い手と売り手それぞれの立場から考えたら上記のような結論に至った。
僕的には売り手目線の2波上昇が調整波に見えないので、どちらかというと買い手目線だったんだけど、買い手目線だとしても2波である調整波を買いにいく人は少ないのでショートが狙える場面だったんだよね。
伝わりづらくて申し訳ないんだけど、図のようなイメージをしてもらえると良い。
買い手と売り手どちらもN波動で考えた時に、2つの勢力の目線が同じになる波が図のポイントになる。
今回ショートを狙った理由の1つはこれで、売り買いのぶつかり合いが起きにくいポイントだったからなんだよね。
買い手からすると上昇3波待ちの状態なので一旦下落の2波を待っているし、売り手からすると下降3波目なのでどんどん売っていきたい場面なんです。
波動論はこうやってどの勢力の波がどの時間足でどう動いているかを考えることで狙えるポイントを絞っていくことができます。
なので僕が今回描いたシナリオはこうなりました。
どちらの目線が正しかったとしても狙うのはショートとなる。
この日、僕の中で買いという選択肢は一切なかったんです。
✅1時間足
シナリオが決まったのでエントリーポイントを探るために下位足へ落としていきます。
僕のトレードの要となる1時間足を見ていく。
1時間足に落とすと直近の波がより鮮明に見えてくる。
僕はこんな感じで1時間足チャートのエリオット波動をカウントしていました。
先週末にアゲアゲだった上昇波もちゃんと5波動で形成されているのがわかると思う。
ここからの転換を狙うので、次にやることは『狙えるスペースがあるか』を考えることです。
その1つの指標として使えるのがフィボナッチ・リトレースメントです。
僕は下位足売り手目線なのでショートを狙いたい。
でも必ず買いたいと考えているトレーダーもいる。
だからまずはその人たちの目線で相場を見て考える。
これが僕がいつもやっている相場環境認識です。
今回だと1時間足買い手目線に立って考えると、1波の上昇にフィボを引いて押し目を待つという考えになると思う。
じゃあこの人たちはどこから買いを仕掛けたいと思う?
もうわかると思うけど、さっき引いたフィボの重要数値である38.2〜61.8の間だよね。
ここまで落ちちゃうと買い圧力が入ってくるのでもみ合い相場になりやすいんだよね。
なので短期売りとしては38.2〜50くらいまでには決着をつけたい=利確まで終わらせたいという考えになる。
今見ているのは1時間足だからさらに下位足に落とせば十分狙えるスペースがあるということ。
この地点で狙うポイントも決まった。
前回の記事でも話したけど、僕がいつもシナリオ構築する時に考えていることはこの2つなんです。
今回これにあてはめてみると、
こんな感じになる。
ここまでシナリオ構築できればあとはさらに時間足を落としてエントリータイミングを考えていけば良い。
✅15分足
ここからは実際にエントリーしたポイントも含め15分足以下を見ていきます。
15分足レベルの押し安値を下抜けて下落1波が確定。
その戻しを待ってからエントリーしたんだけど、ここで大事なのが先日Xでもポストした2波の形。
調整波で大事なのは「波形」「縦軸」「横軸」の3つ。
今回は縦軸、横軸についての詳しい説明は割愛するけど、縦軸は価格的な調整、横軸は時間的な調整と覚えておいてほしい。
縦軸調整が終わってても横軸調整が足りてなかったり、横軸調整は終わってるけど縦軸調整が足りてないなんてことはよくあるので、必ずこの2つの調整が終わっていることが大切です。
で、今回解説したいのは波形について。
エリオット波動論で考えると、調整波の波形にはいろんな形があるんだけど、簡単にいうと調整波の特徴として「小さなトレンドを刻む」ということを覚えておいてほしい。
今回もよ〜く見ると上昇ダウ(上昇トレンド)を刻んで小さなN波動を形成しているのがわかると思う٩( 'ω' )و
トレンドを作るということは、それはすなわち切り上げライン、切り下げラインが引けるということ。
なので僕はここに切り上げラインを引いて、ここを下抜けてくるのを待っていました。
そして今回15分足ではもう1つ明確な転換サインが出ていました。
それがおなじみのチャートパターン「鉄板三尊」です📈(`・ω・´)ドヤッ!
これはあくまでも僕の中での鉄板なんだけど、『右肩が左肩よりも低い』『押し安値をひと波で勢いよく下抜けている』の2つが揃うと信頼性が高くなると思っています。
これらに加えて今回は押し安値と戻り目で綺麗にレジサポ転換もしていたのでより狙いやすかったと思う。
エントリータイミングについては5分足チャートで確認していました。
✅5分足
最後は5分足チャートについて。
っとその前に1分足について少し話しておこうと思う。
今回は1分足チャートは見てないんだけど、なんで1分足を見なかったかというと、1分足の値動きがめちゃくちゃわかりづらかったからなんだよね。
15分足2波(調整波)をフラクタルで見た時の1分足の値動きがこちら。
どうですか?めちゃくちゃ値動きが激しくてわかりづらいと思いませんか?
調整波ってこともあったんだけど、とにかく上下に動くし高安値の位置もわかりづらかったんだよね。
だから今回は1分足は見ないほうが良いと考えた。
1分足を見ると余計に迷いが生じてしまうと考えたんです。
なのでエントリーも5分足のローソク足確定を待つことにしました( ^ω^ )
5分足エントリーポイントがこちら。
実際はちょっとタイミング早すぎたんだけどほぼ完璧な位置で入れたんじゃないかと思う。
かなり自信があったので逆指値も結構近くにおいてリスクリワードを良くしました。
エントリー後は予想通り急落してくれたので全くストレスを感じなかったのが良かったですねε-(´∀`; )
なんとそのまま指値まで一直線に急落して利確!✨
指値はシナリオ通り買い圧力が入ってくる可能性があるFR38.2付近に置きました。
わずか30分足らずで利確まで持って行けたのはさすがゴールドとしか言いようがない👏
✅今後の展望について
まとめと今後の展望について。
今回のトレードは自分の中でもほぼ完璧に近いトレードだったと思っているけど、唯一利確について少し反省点がある。
シナリオ構築でも解説したとおり買い圧力の懸念点があったことと、上位足MAが近づいていたので抵抗帯としてもみ合うのではないかと考えていました。
特にゴールドは上昇し始めたら一気に買い圧力が高まる傾向なのでかな〜り警戒していたんですよね( ̄▽ ̄;)
じゃあ結果もみ合いになったのか?というと、
ふっつう〜に1波と同じ値幅分3波が伸び切っていました!😂
なんじゃこれ!笑
ということはN波動が成立していたということです。
今回利確を設定する際に、N計算するかFR38.2までにするかで迷ったんですけどN計算にしとけば良かったな〜と😭
それでも結果的に短時間でかなりの利益となったので、兼業の身としては大成功のトレードだったと思う。
今回取れたpips数はなんと約270pipsでした!👏
ひと波を狙う時、僕は1時間足と5分足の組み合わせが多いんだけど、やはり4時間足と15分足の組み合わせは最強だなと思った。
ここからはゴールドの今後の展望について解説していこうと思う。
もう一度4時間足を見てほしい。
まずは買い手の理想の動きとしては図のような形で上昇3波を狙えたらベスト。
買い手目線だと現在は2波下落中だから下位足からの転換を待って押し目買いを仕掛けたいところ。
今のところ僕もこの形を待っているんだけど、もちろん反対勢力である売り手の心情も考える必要がある。
こちらが売り手の理想の動き。
画像は4時間足ですが、波の規模としては日足の3波になります。
売り手としては現在が2波上昇中だからここから3波の本気下げを狙いたいところ。
1時間足に落とすとより詳しい値動きが見えてきます。
まずは買い手の今後の展望について。
買い手の理想の動きとしては2パターンあって、まず1つ目が高値と安値を切り上げて転換する「ダウ転換パターン」です。
このパターンだと既に調整2波が来ているのでこのあと3波への期待が高まります。
この2波から3波への転換を下位足に落として見ていくのが良いですね。
そしてもう1つが戻り高値を作り変えてから転換する「転換ライン作り変えパターン」です。
現在だと戻り高値の位置が遠すぎるためここから急上昇で上抜けは現実的ではないかと思う。
だから一旦下落して安値を更新し、戻り高値を1段下へ作り変えてくれれば上抜けしやすくなります。
このパターンだと戻り高値を上抜け1波が確定するのでどちらかというと僕はこっちのパターンを待ちたいところですね。
いずれにせよ下位足の動向を見ながら転換点を見極めていきたいところ。
続いては売り手目線の場合で考える。
売り手目線だと押し安値を下抜けて1波が確定し、その戻し2波を作っている状況なのでこのあと下降3波が狙える局面に来ています。
押し安値抜けているため僕がトレードしている「トレンド転換パターン」になるんだけど、こっちの見方も十分あり得るんじゃないかと思ってる。
このパターンの場合でもすぐに3波がやってくることになるため下位足の動向次第ではショートを狙いにいけると思う。
調整波っぽい動きをしていたり、ダブルトップの形を作って右肩下がりであること、最安値ラインまでのスペースも十分にあることなどを考慮してもショートが狙える局面ではある。
で、結局のところロングなのかショートなのかどっちを狙えばいいんだよ!って思うよね😅
結論、今の段階でははっきりとわからないというのが正直なところです。
どっちにも取れるからね。
だからこういう時は安易に手を出さないというのが実は一番の得策です。
買い手と売り手がぶつかるのでこの戦いの決着を見届けてから勝ったほうに乗っかれば良いのですよ。
そんなことしていたら乗り遅れるじゃないか?と思うかもしれないけど、相場というのは思った以上に進むスピードは遅いので、しっかりと事実を見届けることが重要になります。
いつもいつも同じことを話すけど、買い手か売り手どちらかの期待が裏切られた時がチャンスなんです。
相場は大衆心理で作られています。
なのでそれぞれの思惑と行動を考えて、どこにポジションが集中しやすいのか?どこで注文が入り決済されやすいのか?を考えながら相場を見ることが大切です。
例えば今回のゴールドでいうと、僕は買い手目線なので『売り手の期待が裏切られるところはどこなんだろう?』ということを常に考えながらチャートを見ています。
自分の思惑通りにチャートが動いてくれた時だけトレードすればよくて、想定外の動きをしたなら潔く諦めて次のチャンスを待てば良いだけなんですよ。
勝てない人はこれができずに買ったり、売ったりとその場の雰囲気でコロコロと変えるからトレードに迷いが生じてしまうんですヽ(´o`;
まずは自分がどの方向にどの時間足でどの波を狙いたいのか?
これを明確にしてみるとシナリオ構築しやすくなると思いますよ!