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【バイナリー】1ヶ月間相場に生き残るための絶対資金管理術
こんにちは。じゅんたんです。
今回は久々に資金管理についての記事になります。
以前にもバイナリー初心者さん向けに守りに徹した資金管理術の記事を書いていますが、今回は1ヶ月間というスパンで確実に相場に生き残るための資金管理術をご紹介します。
なぜ1ヶ月間なのかというと、長期的な資金管理を目指したい時に1つの目標というか区切りになるからです。
「収支は月次で考える」
これこそがバイナリーの資金管理においてまず意識すべき部分だから。
そして1ヶ月という期間は生活の余剰資金でトレードを行なっている人にとっては給料日やお小遣い制など収入源の区切りになるからです。
資金管理がうまくいかない。
ルールを決めても破ってしまう。
そんな人はぜひ今回の記事を読んで参考にしていただけると幸いです。
では早速、解説していきます。
1.資金管理前の準備
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資金管理方法を説明する前に最低限必要な準備をお伝えします。
まず必要な口座資金ですが、これは5万円を用意してください。
なぜ5万円なのかはあとで説明しますが、とにかく何とかして5万円を用意することが条件です。
初心者の人やお小遣い制の人には5万円は厳しいかもしれませんが、生活に無理のない程度に頑張って用意してください。
もうひとつ必要なのものがあります。
それはカレンダーです。できれば月間でわかるもの(ブロック型のやつ?)が望ましいです。
🔶事前準備
・口座資金50,000円
・月間タイプのカレンダー
上記に加えストップウォッチやタイマーがあればご用意ください。
2.資金管理の計算
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事前準備が整えば資金管理について計算を行います。
計算は単純で口座資金の5万円をトレード日数で割ります。
例えば2022年の8月で考えてみましょう。
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8月は土日を除く平日は23日あります。
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●がついている日が平日です。
仮に平日全てトレードをするとして口座資金5万円でスタートした場合、1日の許容損失額はいくらになるでしょうか?
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答えは簡単。
50000÷23=2173.91304348
つまり1日あたり2,000円までの損失で抑えれば1ヶ月間相場で戦い続けることができるということです。
まあこんな発想は誰でもできるわけで当たり前なことなんですけどね!笑
だけどわかっていてもなかなか守れないのが人間です。だからカレンダーを用意し常に〝見える化〟することが大事です。
最初から許容損失額を割り出して見える化することで自分が今どの程度勝っているのか、負けているのかをいつでもわかるようにするのです。
そのためトレードをする際はこの〝見える化〟したカレンダーを手元に置くようにしてください。
「口座に5万円も用意したのに2連敗したら即終了なんてもったいない」
こう思う気持ちもわかりますが、FXやバイナリーオプションではまず一番初めに考えるべきは最悪のケースです。
リスク管理ができなければ行き当たりばったりのトレードになり、いつかどこかで大負けして破産します。
2連敗したらエントリーできないというプレッシャーが逆にエントリーを厳選してくれます。
バイナリーはFXと違い掛け金以上の損失は出ません。つまり予め損失額を決めておけば「口座資金以上の損失を避けれる=相場に生き残れる」こととなります。相場に生き残らなければ資金を増やすことはできません。翌月までトレードできない状況になりその月は何も経験を積むことができなくなります。
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この資金管理術では予め許容損失額を見える化するだけではありません。
口座資金に応じて損失額の設定を変える「変動式計算」を用います。
例えば、最初の1週間(平日5日間)で5,000円の利益が出たとします。
すると口座資金は55,000円になっているはずなので、残り日数の18日で割ってみましょう。
55000÷18=3055.55555556
はい。なんと1日の許容損失額が増えましたね!当たり前なんですけど!笑
残りの18日間は1日あたり3,000円の損失までは許容範囲となりました。最初に3連敗しなければ資金を守れるわけです。
2連敗で終了の時よりも相場に残れるためチャンス回数も稼げるのです。
このように口座資金と残りの日数によって許容損失額の設定を変更することで常に破産しないボーダーラインを敷きつつトレードチャンスを増やせるのです。
もちろん今のはうまくいった場合の計算で、逆に5日間で5,000円の損失を出した場合はどうでしょうか?
残り18日の地点で口座資金は45,000円になっているので、
45000÷18=2500
はい。何と最初に計算した時よりも許容損失額が増えてますね!笑
仮に最初の5日間で毎日2連敗し続けて10,000円の損失を出したとします。
この場合の計算は、
40000÷18=2222.22222222
はい。毎日連敗し続けても最初の計算よりも許容損失額が減ることはありません!まあ当たり前なんですけどね!笑
このようにたとえ負け続けても許容損失額は最初のボーダーラインを維持することができ、これ以上の損失を出さなければ1ヶ月間相場に残ることができるというわけです。
冒頭でお伝えした5万円というのは、初心者向けに掛け金を1,000円にし毎日厳選したエントリーを心掛けるのに適した金額だからです。
この変動式計算の良いところは、毎日常に計算してボーダーラインを敷くので資金管理への意識が高まるというところです。
パソコンの画面上の口座残高だけ何となく見て管理するより、手間はかかりますがこうやって毎回計算することで感情をコントロールし無駄なエントリーへストップをかけることができます。
また、取引するのはこの時間までと予め決めておけば無駄なエントリーは避けれます。そのためにタイマーやストップウォッチを活用しましょう!
3.複利効果で攻める資金管理も
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これまでは1ヶ月間相場に生き残ることを意識した守りの資金管理術をお伝えしてきましたが、資金が増えてくれば複利による「攻めの資金管理」も行っていきましょう!
例えば口座資金の5%の掛け金でペイアウト率1.8倍のトレードを行ったとします。
口座資金5万円からスタートし10万円まで増えた場合、
50000×0.05=2500
(1回あたりの利益は約2,000円)
100000×0.05=5000
(1回あたりの利益は約4,000円)
どうでしょうか?掛け金も利益も約2倍に伸びています。単利でトレードするより2倍のスピードで利益が出せるわけです。
掛け金は口座資金の5%と同じなのでリスクが上がることはありません。これこそが複利のメリットです。
ここに先ほどの資金管理を掛け合わせることで、資金を守りながらチャンス回数を増やして利益を上げることができるのです。
チャンスを増やしてエントリーは厳選する。常に損失額のボーダーラインを意識する。
これを意識するだけでバイナリーにおける資金管理は格段に良くなります。
4.こまめな出金を心がける
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もうひとつ資金管理で大事なことは出金するタイミングです。
いくら口座資金が増えようがそれは所詮画面上の数字。出金して自分の手元にお金が来て初めて利益となります。
なので出金のタイミングというのも資金管理では重要となります。
口座資金や取引量にもよりますが、目安としては1ヶ月ごとの出金が区切りが良く計算もしやすいです。
ただし、ある程度掛け金があり取引量も多い方は週間ごとに出金するのもありだと思います。
一番最悪なのは出金をせず口座資金を増やして複利効果で一気に利益を上げようとするやり方です。
これはコツコツドカンにハマった時に一気に破産する確率が高くなります。そう。コツコツドカンは突然やってきます。
◾︎コツコツドカンとは
毎日コツコツと積み上げてきた利益をたった1日で失ってしまう現象。最初は些細な負けから感情的になり掛け金を上げたりルール無視などによって資金を溶かし後戻りできなくなる。誰もがコツコツドカンを引き起こしてしまう危険があり相場を退場する人のほとんどがコツコツドカンによるもの。
コツコツドカンによって口座資金を溶かしてしまうと次の入金まで戦うことができません。
「あの時なんであそこでエントリーしたんだ」「熱くならずに辞めておけば良かった」
こんな風に後悔だけが残るんですよね。
コツコツドカンを引き起こさないためにも損失額のボーダーラインを意識しこまめな出金をすることを心掛けましょう。
5.まとめ
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ここまでをまとめてみます。
🔶予め月に使える資金から1日ごとの許容損失額を割り出し〝見える化〟することで常にボーダーラインを意識する。
🔶損益は1日ごとではなく月次で考える。
🔶資金が増えれば複利効果も活用し効率よく稼げるようにする。
🔶チャンス回数=エントリー回数ではなく、あくまでもチャンスは増やしてエントリーは厳選すること。
🔶こまめな出金を行いコツコツドカンを回避する。
当たり前だと思っていることでも実はなかなか実践できてないこもともあります。
今回は区切りが良いので月間で計算をしましたが、半月、3ヶ月、半年など人によって資金管理のスパンは変えても大丈夫です。
バイナリーオプションの資金管理で大切なのは「資金を守る」ことです。
そのための工夫が今回の変動式計算を取り入れた資金管理術になるので、資金管理がうまくいかない人は一度活用してみてください!
では本日はこれにて!
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