写真初心者からの脱出法と上達法 その1(~何からするの?カメラの基礎設定~)

こんにちは。
フォトグラファーの大礎(ダイキ)です!
今回から、何回かに分けて初心者からの脱出をテーマにご説明させていただきます。ちなみに、何回になるかは全く目途が立っていません笑

編集をすることを前提としていますが、その理由も含めてご説明しておりますので、是非最後まで読んでいただければと思います。
特にM(マニュアル)モードでの撮影をしたいと、お思いの方は是非読んでいただければと思います!

そもそも、Aモード、Sモード、Pモード、Mモードとは何?
などという方は、こちらの記事で詳しく説明しておりますので、是非ご覧ください。



①まずは、適正露出でとる(正しい例と失敗例)

早速、適正露出なんて業界用語みたいなもので嫌になる方もいらっしゃるかもしれませんが、簡単な話ですので、ご安心を!
適正露出とは、「明るすぎず、暗すぎないように撮ろう」という話です。
(細かく言うと、少し違うのですが、長くなるので割愛します笑)
下に出す三枚の写真はすべてjpeg撮って出しのものになります。

適正(白飛びも、黒つぶれなし)
顔・手元が白く飛んでいる
背景、髪など黒つぶれあり

いかがでしょうか?
適正露出白飛び黒つぶれの写真があるものとでは、見え方が全く違いますよね?
また、編集すればいいんじゃないの?と、お思いの方もいらっしゃうかもしれませんが、白飛び黒つぶれしたデータはもう戻せないのです!
そもそも、戻すデータが無いのです!そのため、適正露出で撮ることは写真を撮る上で極めて重要なことなのです。

・適正露出で撮るための設定(ヒストグラムとは?)

ヒストグラムとは?

手元にカメラがある方は、「DISP」と書かれたボタンを押してみましょう!
すると、こちらの写真の右上(赤枠)のグラフが出てきませんか?
これがヒストグラムです。(※後に説明する水準器というものもこのボタンで表示させることが出来ます。)
もしかすると、カメラによってはDISPのボタンがない場合がありますが、その際は、カメラボディー名 ヒストグラム(例:NikonZf ヒストグラムなどで検索していただくと出てくると思います。
この山が、についていれば黒つぶれについていれば白飛びになっています。つまり、この山が両端につかないように撮ればいいのです。これにより、撮影後の編集で、自由度が増します。
(全ての状況下でこれを防ぐことはできませんが、これを意識して撮ることが重要です。)

・編集前提の撮り方であるということ、その理由

ヒストグラムを意識すると、どうしても白飛びを避けて人の肌などは、少し暗く撮ってしまいます。これは編集前提であるという撮り方であるからです。そのため、その場ですぐに人に見せたい編集はあまりしないという人は、少し明るめの写真を撮っておくと良いでしょう。

②水平・垂直をそろえよう!

水平垂直をそろえるためには、水準器を表示させましょう!
ヒストグラムと同様にカメラのボディーについている「DISP」のボタンを押します。すると、このようなものが画面に表示されるはずです。

これで水平垂直はばっちりでしょう!
また、編集である程度は直せますが、切り取りをする必要があるため、画質の低下につながりお勧めできません。そのため、最初から水平垂直をとっておくことをお勧めします。

水平になっている
水平がとれていない

必ずしも水平でないといけないということはなく、動き躍動感を表現する際にはあえて傾けるなんてこともありますが、それは意図的にするものであってなってしまうものではないということを理解しておかなければなりません。

③まとめ

簡単ではありましたが、今回は、カメラの基礎設定(ヒストグラム・水準器)に関しての説明をさせていただきました。
これを意識するだけで、写真は大きく変わります。
まずは上達の一歩として、これを覚えて次の構図編をお読みいただければと思います。

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良ければ、こちらの記事もご覧ください。




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