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それでもガラムスーリヤ缶を嗜むお話

皆様おはこんばんちは。
喫煙者の方々は、常喫している銘柄はなんですか?
私はコンビニに置いてあるものであれば、青のハイライトとショートピースとラーククラシックマイルドを気分によって回しており、普段は自分でシャグをブレンドした手巻きを嗜んでいます。

その中で、私が別格で特別顧問的立ち位置で常喫メンバーの神様として君臨しているのが、ガラムスーリヤというインドネシア原産のタバコで、缶に入っているタバコです。
私がガラムと出会ったのは20代前半の頃で、当時は缶の物ではありませんでしたが、ガラムシリーズのヌサンタラマイルドという銘柄が初めてのガラムでした。
現在販売されているガラムシリーズでは、缶タイプでタール42mm/ニコチン2.1mmというバケモノスペック、スーリヤマイルドは33mm/1.7mm、メンソールは33mm/1.3、シグネチャー2種類が15mm/1.1mm、ヌサンタラ2種類が18mm/1.2mmという強烈な物となっています。
生産終了したものでは、ガラムノンフィルター(両切り)という物があり、それが55mm/2.3mmという世界でタールが一番多いタバコがありました。

何故私がガラムに行き着いたかは話が長くなりますが、簡潔に言えば矢沢あい先生が描かれているNANAという漫画に出てくるブラックストーン(ドラマーのヤスが吸っている物)とトラネスのタクミが吸っているジタンに興味があったという事が一つの理由で、専門学生時代に先輩とそんな話をしていたら、〇〇というタバコ専門店があるから、一緒に行ってみる?という事から始まりました。
そして、時が流れ色んなタバコを試して居るうちに、違うタバコ専門店で目に止まったのがヌサンタラでした。

初めてガラムヌサンタラを吸った時は、個人的にパッと来る感じのタバコではありませんでしたが、吸ってて楽しいタバコという記憶は根強く残っていて、今でもお世話になっている行きつけのタバコの専門店で、ガラムスーリヤ缶(缶ガラム)を見かけた時に店主さんに話を伺って興味が湧き、興味本位で吸ったのが23歳の頃でした。
初めて缶ガラムを吸った時は、何この味…美味しくない…と。
ただ、開けたからには全部消費しないともったいないと思っていたので、2本目に火を付けて吸い始めたら、1本目の印象と違い、あれ…?おい…しい…?という感じになり、3本目でこりゃ美味い!と流れになり、缶ガラムの虜に。

缶ガラムの味としては、もったりした重厚な煙で、酸味のような物があり、甘くお香のような香りがあり、個室タイプの喫煙所で吸うことはあまり推奨が出来ない程はっきり好き嫌いが分かれる良い意味でも悪い意味でもテロ的(褒め言葉)タバコです。
肺喫煙だとむせたりしやすいですが、口腔喫煙で味と香りを楽しみながら、たまに肺喫煙という楽しみ方でも、とても良いタバコだと思います。
お値段が現在\1400とお高めですが、甘い系のタバコで雑にも吸えて、缶もとてもステイリッシュで置物としても良いので、喫煙者の方には一度試して欲しい一品です!

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