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ポケカ散らし理論

こんばんは、ぱわーどぜっとんです。

久々のnoteです。今回はポケモンカードというゲームで私がいつも大切にしているデッキ構築の「散らし」について書きたいと思います。

もちろん全文無料です。こんなこと考えながらポケカしてるやつもいるんだなという気持ちで見てください。


「散らし」とは?


そもそも「散らし」って何?というところから説明します。
簡単に言うと、「複数枚入れるカードのイラストを分ける」というということです。

例えば、「ハイパーボール」を4枚デッキに入れるとしましょう。
その場合、私は必ずこういった形にします。

UR?なんのこったよ。

と画像からわかるように一枚一枚のイラストが違いますね。
これが「散らす」ということです。

人によってはバラバラなのは気持ち悪く、「バージョンが揃っていないことが好きではない」という人も結構いるかと思います。

ですがこの「散らし」、少なからずメリットがあるのです。


「散らし」のメリット


①山札確認前のカード把握


これは少し昔の環境の話になりますが、私はサンムーンの時代から「散らし」のメリットを感じ、今も継続しています。

当時は先攻でサポートが使える時代でした。そしてドロー系のサポートでよく使われていたのが「リーリエ」と「シロナ」でした。

テテフ・リーリエはもはや義務教育

そして「散らし」が効果的になる可能性が最も高いのが、このシロナのカードです。

では当時私が使っていたマッシブーンGX・ルガルガンGXの闘デッキで例を出しましょう。

最強その1
最強その2






スタートがこうなったとしましょう。あまりよくない手札です。
マッシブーンにエネルギーを付けてシロナを発動しました。手札を全てシャッフルし、山札から6枚を引きます。



こうなりました。ここからのプレイングは対戦相手のデッキによって変わりますが、ここで見ていただきたいのはルガルガンGXです。


デッキにルガルガンGXを3枚入れているという前提で、

シロナを使った後に引いたルガルガンGXは、使う前の最初の手札にいたルガルガンGXと同じものか?


ということです。もちろん山札を1回も確認していないのでそんなことはわかりません。

ではもし、ここでルガルガンGXを1枚ずつ「散らし」ていた場合どうなるでしょうか?ルガルガンGXには同じ効果ながら、通常のRR、SR、SSRの3枚のイラストがあります。


では1枚1枚のイラストを変えて散らしていた場合で、シロナを使った後がこうなったとしましょう。

最初の手札にはRRのルガルガンGXが、そしてシロナを使った後にはSSRの色違いのルガルガンGXが来ました。

こうなると1つのメリットが出てきます。

山札には確実にRRのルガルガンGXが1体は残っていることがわかるのです。


山札に1体残っているとわかっているのなら、「ハイパーボールでルガルガンGXを1枚は切ってもいいかな」といった考えが、山札を確認する前に判断ができるのです。

というとても小さなことではありますが、同じカードを使うよりも散らすことでこういったメリットが出ます。


剣盾環境では博士の研究、マリィといったサポートが主流で、今ではこういった状況になることはシバなどぐらいかもしれませんが、散らすメリットは他にもあります。


②サイド落ちの把握


さて次に山札確認中のことです。

クイックボールやハイパーボールなど、山札を全て見れるカードを初めて使ったときには、サイドにどのカードが眠っているのかを把握するために山札を確認する必要があります。

しかしポケモンカードは1試合25分という制限時間があり、あまりにも時間をかけてしまうと遅延行為となってしまったり、時間が来て両者敗北などいいことがありません。

そこで「散らし」です。今回は、はくばバドレックスを例に挙げてみましょう。



このように通常バージョンのはくば3枚ずつと、イラストが3枚ずつすべて違うはくばを用意しました。

もしクイックボールで山を確認したとき、はくばを1枚ずつ数えるのと、イラスト別で探すのだと確実にイラストの方が分かりやすいです。

また、サーチする順番を「自分の好きなイラスト順で」など自分の中で決めておくと、「あれ、一番好きなイラストのやつ無いな…」と即サイド落ちのカードが把握できるメリットもあります。

サイド落ちの確認が苦手で早くしたい!と思っている方ほど、このイラスト散らしを試してもらいたいです。




というわけで今回は「散らし」について書いてみました。
ではまた~~





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