NISAでFIREするために、捨てた事。その8【投資に対するケチ】- 人生の安心を求めるなら、捨てろ -
新作書いたので見てけろ
私が投資を始めたのは、遅かった。
この記事を書いているのが2024年なので、6年前からだ。
時系列をお伝えしようと思う。
20代半ばまでは、稼いだ金を仕事の機材に全ツッパしていた。
2016年:
FXに手を出す。
教材にも手を出す。
教材販売元の講師が最近詐欺で捕まってた。草。
2017年:
バイナリーオプションに手を出す。
FXの時よりもギャンブル感が高まってしまった。
チャートと向き合い、ルールを意識しても、逆張りしてしまう。
本当に向いていなかったのだ。 この時点でトータル50万くらい溶かしている。
ひどいもんだ、投資と投機の違いも知らなかったのだ。
この時独り身だったので、今の嫁に迷惑をかけなくて済んだ。
2018年:
つみたてロボ貯蓄というアプリで、米国個別株に積立を開始。
円建て特定口座である。草。
ここでようやく「ドルコスト平均法」を知る。
「貧弱な攻め」より、「強固な守り」が大切な事を知る。
2021年:
3年積み立てた時に NISA iDeco の存在を知る。
本当に情弱だった。
テスラやアップルなどのテック系を中心に有名どころ20社に分散投資(笑)で購入しており、それなりに利益も出ていた。
しかし「特定口座」がゆえに、ご存じ20.135%の税金を見事に引かれ、損した気持ちになる。
NISAに乗り換える。
積立NISAではなく、通常NISAで口座開設した。
米国ETFを中心に、ここも分散投資(笑)をカマしてきた。
SPYD・HDV・QQQあたりがメインだった。
正直恥ずかしい。
自分で書き出してみて気づく。
バカだなと。
しかしまぁなんだかんだ紆余曲折あったが、ここまでの2018年~2023年の5年間で金融資産を10倍にすることが出来た。
金額は伏せさせて頂く。
金融リテラシーはまだまだだが、ほんの少しは上がった。
バカはちょっと学ぶと胸を張るものだ。
2024年:
新NISAが2024年1月から開始された。
ここで一気に戦略をシンプルにする。 オルカン一択、全ツッパだ。
結局のところ、オルカンの中身は60%が米国株式だ。
プロが細かくリバランスし、銘柄も差し替えてくれるなら、もうそれでいいやんと。
純資産総額も1.5兆円。
投資信託ランキングも3位をキープ。
実質信託報酬、俗にいう手数料も0.05775%とかなり優秀。
内部で再投資されるので、NISA枠1800万円の中で収まる。
これ以上相性が良いものはあるのかと思ってしまう。
さて、ここで「投資に対するケチ」の話に戻るのだが、 「r>g」という不等式の重要性がポイントとなってくる。
まぁ簡単にいうと、労働よりも株式の方が稼げるって話。
つまり、肉体労働だけで生計を立てていると、いつの日か必ず生活破綻するという事とイコールなのだ。
だから、投資に対する認識を変えなければいけない。
投資はギャンブルではない。
ギャンブルは投機だ。
間違えないこと。
投資とは金融資産を購入すること。
コツコツ買い続ければ、お金がお金を生み出してくれる。
私は今後も金融資産を買うことに徹底し、全力で仕事をし、資産運用をするつもりだ。
過去の自分に言ってやりたい。
バカなんだからもっと勉強しろと。
そして今の自分にも同じことを言い続けたい。
今書いている事も、未来の自分からするとバカなんだろうなと。