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副業解禁ウェルカム
幾つかの大手企業がぼちぼちと副業解禁し始めているようだ。
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「もうお前を生涯養えるほどのカネ、我が社にはない!最低限の賃金保証はするけど生涯保証できないんで、自活できるよう自助努力してください」という経営メッセージだろう。
経済成長期の囲い込み採用時代を知る私などからすると隔世の感があるが、とまれ副業容認はたいへん結構な傾向だ。
大手企業も中小零細企業もどんどん副業解禁し、稼ぎたい人はどんどん稼いで貰えばいい。
副業できて当たり前、最低限度の賃金保証しかないなら被雇用者側も最低限業務はしますが必死には頑張りません、貴社1社への専任就業をお望みなら専任料としてもっと高額給与をご提示ください…が常識になるといい。
なにせ世は就業人口激減の時流だ。
副業で稼げあるいは今この瞬間も渋々働いている多数の労働者のために、週休3日制や週休4日制を早く定着させれば、なおいい。
稼働人員の不足は補充増員すればいい。
ベーシックインカムだワークシェアリングだと横文字を知たり顔で並べなくていい、法定休日を増やせばいい。
稼ぎたい人は、増えた休日に副業をすればいい。
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最低賃金も二重制度にするといい。
現最低賃金は50歳以上の人適用、49歳以下の人へはさらに150%ほどの上増し金額を最低賃金額として10年間ほどの時限制で据えるといい。
少しでも低賃金にしたい経営としては、高齢者雇用をより増やす。
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おのおのの意欲や職能スキルで副業は異なるだろうが、農畜林水産業や生産・物流ラインへの副業を推奨するといい。
いわゆる兼業農家のようなもので、兼業木こり/兼業漁師/兼業加工員/兼業作業員がもっと増えるといい。
就労人口の70%が第3次産業就労者など、現代の先進国は国内産業バランスがあまりに悪過ぎる。
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高学歴の研究生活人も、研究傍ら半農半畜半林半水産をするといい。
職能不足の人も、軽作業に副業従事するといい。
スマホ片手に政治かぶれの自己満足ウットリ妄言な煽りを読まされるたび
貴様は、百姓や漁師や木こりで5年喰い繋いでから物言え!
貴様は、ライン工や電設工や集配所で5年喰い繋いでから御託を並べろ!
貴様は、空調効いたその部屋を今すぐ出て、公道沿いや河川敷の草刈りをまずはやれ!
地に足つけろ!
といつも思う。
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こうして副業収入を得、ささやかながら経済的困窮を抜け出そうと頑張った労働者諸君。
社会保険料と徴税で年収の半分を毟り取られる現実に愕然とし、おののき、怒りにうち震え、天に向かい慟哭するがいい。
フリーランスの私が収入の半分を毎年毟られ、毎年おののき、毎年怒りにうち震え、天に向かい慟哭しているように。
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![ガシガシ興戸貝多郎](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/155379613/profile_0eb609a5cda6265e75af8b68427b0156.jpg?width=600&crop=1:1,smart)