TransferWiseの使い勝手
TransferWiseを試してみてよかった点をいくつか挙げてみます。
5日間のレート保証
邦銀の海外送金サービスはレートが確定する当日10時以降でないと、送金指示ができないのに対して、TransferWiseは休日でも送金指示が出せる。
TransferWiseへの入金は邦銀の営業日にずれこむにもかかわらず、休日に確定したレートで送金処理が可能。
土日に送金指示が出せるのは何かと便利。
組戻手数料がゼロ
受取人名のミススペルのため組戻されたが、その際の手数料はかからず、オンライン上で受取人名を訂正して再送金ができるたのは極めて便利。
ちなみに2回目の組戻が発生した場合は返金されるとのこと。
送金ステータスをアプリで確認できる
アプリでも送金指示ができるし、送金指示を出してから着金までのステーテスがアプル上で逐一更新される。
受取人の口座情報の記載が少ない
受取人の銀行名、銀行住所を書くのがこれまでの邦銀サービスであるのに対して、TransferWiseは、銀行名、銀行住所の記載は不要でSWIFTコードのみの記載で足りる。
本来、SWIFTで銀行情報をカバーしているのだから、銀行情報の記載は不要なはず。
これまで組戻の経験はないが、邦銀は口座情報の事前登録時に照会確認をしているのだろうか。
それが理由で送金の安全性が担保されるのであれば悪くはないが、今回、組戻時の対応が極めて簡単かつ迅速だったので、口座情報の事前チェックがなく、仮に口座情報の記載ミスがあったとしても、組戻をそれほど心配する必要はない。
最後に気になる点といえば、着金が遅いこと。
いままで使っていた邦銀の送金サービスは、ほぼその日に現地に着金していたが、TransferWiseの場合、送金してから実際に現地口座に着金するまでに1周間ほどかかっている。
実際に現ナマが動いているわけでもないのに、なぜこんなに時間がかかるのだろうと思うが、急いているときは使わないようにしよう。