Transferwiseを使ってみた

海外送金の手続きが面倒な日本の銀行。

ロイズなき今は新生銀行のGoremitを使っている。

今回のベトナム代理人はまだ口座を登録しておらず、この登録に通常2週間程度がかかっている。

年末年始なので登録完了まで順調に行っても1月半ば。

今回、前々から気になっていたTRANSFERWISEを使ってみることにした。

口座自体はすでに登録している。

使ってみて驚いたのは、手数料が安いのはもちろんだが、着金金額を正確に指定できるところ。

当たり前のようだが、日本の銀行はコレロスチャージと称してUSD18の固定手数料を加算して振り込むことになっている。

経験上、ほとんどの手続きでUSD18より安いコレロスチャージなので、相手には多少多い金額が着金することになる。

海外の代理人からの送金を受け取るとき、請求金額ちょうどが入金されるので不思議に思っていたのだが、日本の銀行はそのあたりは無頓着。

TRANSFERWISEのUIは着金額を指定すると、必要な入金額を逆算し、その額を日本円で入金すれば良いという、とても明瞭な手続き。

銀行チャージは、新生が一律2000円、さらに独自レートを採用しているのに対し、TRANSFERWISEの手数料は安く、レートも市中の銀行レートより安い。

新生の場合、Swiftコードの他に、受け取り銀行名、受け取り銀行アドレスの入力が必要なのに対して、TRANSはSwiftコードのみの入力で足りる。

本来、Swiftコードのみで事足りるにも関わらず、余計な情報を入力させる邦銀の海外送金サービスはそれだけで入力ミスを誘発しやすい。

今回は銀行振り込みで送金したが、TRANSはクレジットカードからの引きとしが設定できる。

追加手数料が2.5%発生するがいつか試してみたい。

日本国内で提供するサービスにこれだけの違いがあると、もはや邦銀に勝ち目はない。

邦銀サービスは安全と言われればそれまでだが、世界中で海外送金サービスを展開しているTRANSとて邦銀以上に安全確実ではないだろうか。

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