鶴のひとこえ。
娘が受験生。
先日内申がでた。
第一志望は決まっているのだけれど、第二志望が決まらない。
そんな中、旦那が
「模試の結果見せて!」
と言ってきて見せたら
「この点数そんなに余裕ないよね?」
「あと、どのくらい伸びるの?」
「もう少し志望校下げないと厳しいんじゃないの?」
次から次に口から奏でられる迷惑でデリカシーのない不協和音満載のメロディーーーーーーーーーーーーーー。
いーやそれ緊急地震速報のメロディー!
不協和音はただの騒音なだけで。
娘にとってはただ消したいいらない音。
こころに響くわけがない。
一気に緊迫してラドン並の気体が流れて空気が重くなった。
旦那を一旦亜空間にしまっちゃいたい。
そのあと娘と二人で色々話し合ったけれどなかなかしぼれない。
オープンキャンパスのYouTubeを色々みてキャンパスや通っている学生の雰囲気をもう一度確認したり、カリキュラムややれることをじっくり見直した。
大切な四年間を楽しく過ごせるか?
大切な娘の大切な四年間。
考えれば考えるほど絞るのが難しくなっていく。
ヤバい。
プロの意見が聞きたい!
塾長にお電話して相談した。
私の思うことをただダラダラ話したのに、受け止めてくれて、きちんと整頓して、考えることを明確にしていただいた。長々つき合わせてしまった……45分も。申し訳なさすぎ。だけどとてもありがたい。
それでもなんか決めかねてる。
そんななか、バイトから息子が帰宅した。
ごはんをたべてる息子に聞いた。
この大学3つのなかならどれがいいと思う?
一つはキャンパスがめちゃくちゃ綺麗で新しい大学。
二つめは人気のある大学。
三つ目は大学の雰囲気は自分にあわないかも知れないけれど、やりたい勉強ができる大学。
息子「俺は2つ目かな。数学できるひとがたくさんいるから。」(昨年併願で息子も受けた。)
なるほど息子は理系、娘は文系。
参考にならなかったか……
と、思ったら
息子「でもどこの大学っていうより、やりたいことできないのは意味ないと思うよ。三つ目の勉強面白そうだし。」
娘「えっ。じゃあ三つ目にするわ!」
早!即決。
今のまであんなに決まらなかったのに。
息子の説得力すごい。
そして、息子の意見を信頼する娘。
小さいころはめちゃくちゃ仲良く遊んでいた二人。
今は年子といえど、男女だし遊んだりじっくり話してるところなんてみたことない。
でも
この二人は離れつつも遠くで協和音を奏でてきたのがわかる。音は空気を通じてつたわるので離れていても空気という媒体があればひびく。
実は離れてなかったんだなって。
なんか、とてもよかった。笑
電話で塾長とお話しするといつもいわれる。
「お母さん電話の方が色々話してくれますよね。面談と雰囲気全然違います!笑」
顔が見えないとなんか、恥ずかしさも消えてめちゃくちゃ話してるのかもしれない。
ちょっと恥ずかしい。笑