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表現について。(無駄に長い文)
私はどんな文章が上手なのか?というものの定義はしりません。noteで訪れて読みたくなる文章はどこかで見たものではなくて、新しいなって感じたものです😊
魅力的な文章を書く30の方法
というのをネットでみて自分なりに感じたこと書いてみました。
✎フォント(字の形)は、人間の心に影響を与えます。話の内容とフォントは、一致させることが大切です。
メラビアンの法則ってありますよね。
言語情報が7%、聴覚情報が38%、視覚情報が55%のウェイトで影響を与えるという心理学上の法則。
まさにソレ!
目で見る文章の第一印象はフォントだと思います。フォントで「難しい文章なのかな」と脳が反射的に判断しちゃう。漢字多めは難しそうとか、行間あきまくりの文章短めだと読みやすそうとか。
自分の好きなタイプの表現なのかどうか、一瞬で感じるのは文章のビジュアルだなとおもってます😊
(山月記は難しそうって感じるアレ)
✎書かれている口調によって、読者の層が変わってきます。
人間には、同じような人たちが集まる性質があるのです。お互いに波長が合っている人なのです。
波長は、合ったときに心地よいと感じます。
支持をしてくれる読者は、書き手と波長がそっくりなのです。
「この文章書いてる人、安心して近づいて読んでも大丈夫だな。」って感じるのは、具体的には同じような「口調で書かれてること」たしかに多いなって。波長ってことだったんですね。
✎表現方法は、文章だけでない。音楽、演技、絵画、形でも、立派な表現ができる。
私はもともと小さい時から絵画を習っていて、中学生高校生とデッサンや絵を描いていて、美大に入ろう!っておもってました。
でも高校生から演劇部に入り、演劇での表現を色々考えてプレイしたい!って思い、母をもびっくりさせる進路変更で演劇学科に入りました。笑
表現することが好きなんだと思います。
表現が上手だとはおもってません。好きなんです。
絵画と演劇全く違うと思いますか?
大学時代、表現の幅を広げるためにお芝居ばっかりみるんじゃなくて、絵画をみたり音楽をきいたり、ダンスを見たり、いろんなところへいっていろんなものを見ることが大切って言われました。
五感を大切にすることで、今まで考えたことのない新しいアイデアが思いつくことがあります。
新しいものにふれて、たくさんのことを知る。
自分のなかに無かったものを取り入れることは、表現においてとても大切だと思います。
そのために、新しいものを受け入れる柔軟なうつわである自分の状態が大切なのですが、これは素直でも暗くてもなんでもいいとおもいます。
「自分の状態」プラス「外からの刺激でおこる化学反応」
これが新しいものを生んでくれると思います😊(うまく書けない……)
表現という媒体を通して自分の思考を相手に伝える。という点では演劇も絵画も演奏も曲も文章も一緒だと思います。
また複数の表現を重ね合わせてやっと表現できることもあると思います。表現って決まりがなくて良いですね。
✎アイデアが浮かぶときは「化学反応」が起こったときです。大切なことは、その時浮かんだアイデアを、大切にするかどうかです。
これ、本当に難しいですよね。
化学反応すごい!とおもったのはダンス動画がたくさんある中で、ダンスしながら家破壊する(ダンス✕家破壊の化学反応)動画です。めちゃくちゃ笑いました。唯一無二です。
✎読み手に、わくわくしてもらうために、文章の中に「演出」を仕込んでみましょう。
演出は、色であったり、文字の大きさであったり、形であったりします。
私は先日、ブックカバーが透明色のおしゃれな本を見つけました。
つい気になり、手にとってしまいました。
これは、著者からのすてきな演出です。
つい読んでしまうnoteってあります。
私が気になってしまうのは
トップ画のセンス
文章の行間
ことばの選び方
使われている画像の雰囲気
などの空気感です。
なんとなくみんなと違うという演出にグッと惹かれていきます。
平面でしかそのひとの一部に触れていないのに、なぜか立体的にそのひとの気配が感じられる。
「めちゃくちゃ素敵すぎる!!!」
そう感じさせてくれる演出もお上手だし、実際コメントでお返しいただいても素敵なひとだったりします。前出の波長みたいなものなのかな?
そして文章ってどうしてもお人柄がでると思います。演出してもしきれない何かとか。
結局私は好きな人柄の人から発せられる文章にふれて安心したいのかも知れません。
魅力的な人が書く文章に私は魅力を感じることが多いです。
たぶんそういうひとって偽りの作り出した魅力ではなくて勝手にだだ漏れてるんだとおもってます😊
今まで経験してきた事?
生活してきた環境?
つきあって来た周りのひとの影響?
それとも生まれ持ったもの?
人それぞれ文章にのせるものが違うから魅力も違うんですね。
また、ひと✕ひとの化学反応も威力すごいです。
大学時代演技をしていてひとりではできなかった感情が相手によって引き出されることって多々ありました。
稽古では仕掛けてこなかったのに、突然本場の舞台上で仕掛けてくる人、います。笑
思いもよらない新しい感情をぶつけられることによってこちらも開いたことなかった引き出しを一気に開かれて、勝手に感情がひきだされちゃう。
(例えば、お芝居見に行って、役者さんのアドリブとか、今日みんなのっているな!と思うことありませんか?その時はたぶん化学反応起きてます。それにお客様が反応してくださるとさらに役者さんに化学反応起きます。生の舞台は毎回違うものになります。その日の舞台の上にいる役はその日限りの感情です。それがあるからたまらないのです。)
その新しい自分の引き出しに自分が反応して、新しいものができるの面白いなって思います。
でも、その新しい引き出しは今まで自分が経験してきたことのストック。
たくさんの経験を積むって最強なのかもしれません。
(長くなっちゃった。演技については素人なのでお手柔らかにお願いいたします😊)
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