Simple Minimal Functionalデザイン事務所が出来るまで
When in doubt, simple is better
『迷った時は、シンプルな方を選べ』
2020年10月1日、独立開業しました。『Zestiny』という屋号のデザイン事務所で、写真や動画の撮影も出来るスタジオ機能も兼ねたクリエイティブ制作オフィスです。今回は、そのオフィスが出来るまでを紹介します。
Concept 【コンセプト】
3つの要素を軸にプランニングしました。
その3つの要素は
1)「シンプル(簡素に)」
2)「ミニマル(必要最低限で)」
3)「ファンクショナル(機能的)」です。
先ず、選んだ物件がこれ!
広さは約50m²、道路側の壁一面が窓で、ほぼ正方形のフロア。ここをデザインしていきます。「ゼロ」の状態から好きにアレンジ出来るというところに惹かれました。
Theme 【デザインテーマ】
グラフィックデザイン、写真、動画など、何かを「創り出す」ということが仕事なので、インテリアは、あえて、無機質でフラットな感じにしました。そんな場所から「活き活きとしたモノを創造していこう」と思います。
Tone【色と質感】
まず、最初に決めたのが「色」と「質感」です。「色」はブラックとグレー。「質感」は鋼鉄系とナチュラル系ウッドの組合せです。ベタなチョイスですが…(笑) 基調となる色や質感を先に決めてしまえば、後で家具や小物を選ぶ時にも迷わなくなるので楽です。
Ceiling【天井】
天井は、少しでも高い方がいいですよね。圧迫感が無くなります。今回は、天井を張らずに真っ黒に塗ってもらいました。格子状のスタッド(野縁)もカッコイイのでそのまま使います。 撮影時に照明とか色々と天井から吊り下げられるので何かと便利です。
Flooring【フロア】
フロアもコンクリートの打ちっぱなしが良かったのですが、さすがに掃除しづらいので、それっぽい柄を選びました。
Walls【壁】
壁紙はライトグレー。少しテクスチャの入ったものにしました。
カウンターテーブル
幅6mの壁窓に沿って、カウンターテーブルを設置しました。休憩時に軽く食事したり、パソコンから離れてスケッチや事務処理の仕事をしたりするのに使います。窓際での自然光を使った撮影にも便利。天気の良い日は外を見ながらの作業で気分転換にもなります。
キッチン
スペースを有効に使いたいので、キッチンを仕切って隠すのではなく、オープンにして見せれる流し台を選びました。今回選んだ流し台はこちらです。
出来るだけ、物を置かないようにして、生活感が見えない様にしています。これなら、オープンで見えても問題ないかと。(当スタジオに設置されたシンク↓)
ひとつ失敗したのは、このキッチン周りの壁紙だけでも濃い色にした方が良かったかなと。そうすればキッチン台がもっと宙に浮いてる感が出たと思います。例えばこんな感じで(左側が理想的、右側が実際のもの)↓
そして、完成したオフィスがこちらです!
次回は、家具や機材の紹介をしていきます!
Zestinyではラジオ番組「MyStory〜無我夢中人〜」も企画・制作しています。様々な分野で活躍するゲストとのトークショーで、ゲストの短編ドキュメンタリー動画も制作して配信しています。ぜひ、コチラもご覧ください。