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自立したいから依存する

(沖名ギス)

こんにちは〜

2021年のホーフは「もうジムのお金をムダにしない」です。沖名です。

秋から「そろそろ運動しなきゃ・・・」と思いつづけて、はや3カ月。

まあまあな月会費がドブに・・・。まあまあ笑えないな・・・。

来年こそ、がんばります。。。


さてさて、吉野さんが「個人的今年の漢字」を発表していたので、きょうはぼくも、これまで考えてたことを書いてみることにしました〜。


世間的には、

楽しみにしていたお花見を自粛したり、

夏の甲子園が戦後はじめて中止になったり、

ハロウィーンなのに渋谷がガラガラだったり、

クリスマス目前なのにイルミネーション少なかったりで、

「季節感がない!」

という声をよく聞くけど、


個人的には、

思いきって転職をしたので、

人生的なスパンでの「季節のうつろい」があったな〜と思います!(しみじみ)


そこで

ぼくなりの「今年の漢字」はこれかな。


ジャン!

「選」(えらぶ)

です!


個人的に、ちょっと大きな「選択」をした、というのももちろんそう。


もうひとつは、その「人生的なうつろい」(※とおまわし表現)を決めたときに、せなかを押してくれたコトバがあったんだよね。

「自立とは、依存先を増やすこと」

ってやつなんだけど。


小児科医で作家の熊谷晋一郎(くまがやしんいちろう)さんが言ってた言葉です。


熊谷さんは、脳性まひで車いす生活をしていて、

東北の大震災のときに自分だけ、

5階のシゴト場から逃げおくれてしまった。

そのとき、「自立」について考えたらしい。

健常者はたとえエレベーターが止まっても、

はしごを使うとか、

階段をおりるとか、

別の選択肢がある。

でも、自分にはそれがない。

「逃げる手段として、依存できるモノ(選択肢)がいっぱいあること。それが自立ってことなんだ」と。


ふつう、健常者は何にも頼らずに生きていて、

逆に、障害者はずっと頼っているって思いがちだけど、

熊谷さんは、それは「逆なんだ」と言っているのよね。

そうじゃなくて、

障害の本質は、依存できる先(選択肢)が少ないということにあるんだと。

反対に、自立している人というのは、

依存できる先(選択肢)をたくさん持っているんだと。


個人的には、この考えがけっこうオモシロイな〜っ!と思って。

「自立」と「依存」って対義語だと思ってたから。


それを自分に置きかえたとき、

「自立」とは、稼ぎ先をたくさんのものに依存できること。

自分の意志で、働く環境やフィールドの択肢をつくって、自分でびとれる状態のこと。

熊谷さんの言葉で、ぼくは「自分で選んだ自分の人生を歩んでる感」という価値観を大切にしたいんだと、初めてしっかりと意識したかも。

ちなみに、

人が「しあわせ」と感じる要因は、

①学歴 ②収入 ③自分で決定できる状態ーーの順に、指数関数的に大きくなるという研究もあるそうで。

ひとつの閉じた組織の中だけで人生とどまりつづけると、自分の自立の可能性が狭まっちゃうのではという思いが募ってきて、すごくこわかった。

会社の肩書という目にみえない境界線で、自分を枠にはめてんじゃないかっていう恐怖もあった。


だから、そういう意味では、

その境界線をとびこえてみた2020年は、

ぼくにとってすごく大切な年だった!


いまはまだ新しい生活をはじめたばかりで、正直、「自立」にはほど遠いけど。

でも、まあ、相変わらずマイペースに、ぼちぼち生活を送ってます(笑)


ちなみに頼まれシゴトで、年明けからWEBライターも兼業することになりました〜。くわしくはまた会ったときにでも話すね〜!


それでは、年内最後の投稿になるかもなので、

ちょっとはやいけども、

よいお年を〜!!!!!










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