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物事には全て名前があるようで

(沖名ギス)

3連休始まったね。天気も良くて本来ハッピーこの上ないはずが、

コロナが広がってきて、なーんか嫌な空気だね。

「出かけてもいいか?」という問いかけが、いちいち自然と胸の内に浮かぶこと自体、うんざりするなあ。

ま、出かけますけどね!!!(真顔)


前々から、なんか言葉にできないけど、なんとなく・・・と思うことはあったのですよ。

別に理由なんて何もないはず(むしろマイナスの理由の方が思いつく)。

なのに、なぜだか心がそれを求めてる。

何かというと、自分の中で「カッフェ症候群」と呼び習わしているシンドロームのことです(なんやそれ)。

例えば。

少し混み入った本(国際政治の学術書とか、論壇の文芸書とか)を腰を据えて読みたいと思った時、みんなは場所どうしてる?選んでる?

僕はカフェ一択!

頭使う系の本を読むときには、800ページ分ずっしり重くて、その後の外出中に「ハー、こんな重い本持ってきて失敗したわ、肩が痛い」と後悔するとわかってたとしても、家で読まずに、持ち込んで読もうとする傾向があるのよね。

(※アホなYouTube動画とか雑誌とかじゃなく、頭使う系書籍の場合はね)

でも、実際のところ、カフェってそんなに居心地がいいかというと、必ずしもそうじゃないじゃん?

小さな子供同士がおもちゃを取り合いして「ボークーガー先ッ!!!!」とか、つんざくような泣き声をあげて集中が途切れることもあるし(それはそれで微笑ましいけど)、

両肘がボックス壁にあたっちゃうような極狭い席しか空いてないこともあるし(ページ捲るたびに当たって地味にストレス・・・)、

恰幅のいい中年オヤジが、周りに気を使うそぶりも一切なく、携帯で電話して「カラオケ、これカラ オーケー? ダハハハハ!!」と死ぬほどくだらない親父ギャグを放つこともあるし(頼むから外でやって)、

結局、「第3章までは読むぞ!」と意気込んでたのに、結局第1章の第2節まで読んでスマホに没入しちゃうのよね。

でも、ま、そんなことはね、出かける時、すでに、重々、重々!わかってんだけど、ええ。

でも、なぜかカフェ行っちゃうのよ。

なんなのかねこのサガは・・・

これはもはや病的な何かだとしか思えない、じゃないと説明できないわ。

と思って「カッフェ症候群」と名付けて自分の中で落ち着かせたんだけど、


最近、学校で友達にこの話をしたら、

友A)それ、あれじゃない?「カテドラル効果」じゃない?ほら、天井が高い方が複雑なこと考えやすいってやつ。家よりカフェの方が天井高いじゃん。

え、カステラどら焼き効果?

なんすかそれーーーー!!!(爆発)

と言うアハ体験をしました、最近。(意味ぜったい違う)

僕は全く知らなかったのでちょっと備忘録しておくと。。。

【カテドラル効果】 高い天井は抽象的思考を活性化し、低い天井は細部を掘り下げる思考を活性化するという効果。天井高が目立って低いか、あるいは目立って高いと、その高さに意識が向き、認知機能にそれぞれ異なる影響が及ぶ。高い天井は抽象的嗜好や創造性を活性化し、低い天井は具体的で細部に向かう思考を活性化する。この効果を引き起こすのはおそらくプライミング効果であり、アフリカのサバンナで高く枝葉を広げる樹木や広々した空に慣れ親しんで暮らした頃の習性の名残りであると考えられる。

ふーん。。。。これ。。。かもなあ??

というか、全てに名前があるんだね。

どっちかというとそっちに感動して、みんなに教えたくなったから書いてるよ!笑

ただ、カステラどら焼き効果の説明書には続きがあって、

客に長く滞在して欲しい場(例えばカジノ)に適するのは高い天井、客の回転を速くしたい場(例えばファースト・フード店)に適するのは低い天井である

あれ、じゃあ、カフェ違うんじゃん?(安いカフェしか行ってない!)

・・・

・・・

結局、謎の習性は謎のままなのでした。

じゃ、今回はこの辺で!


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