転移したらダンジョンの下層だった 十九話メガネ美人・・・・・・良いよな!
ソウスケは朝は冒険者が多くいると思い、出発した時間が予定より早かったのでゆっくりと歩き、じっくりと街の様子を観察しながらギルドに向かった。
(こう・・・・・・あれだな。原宿、渋谷、新宿の雰囲気だな。声が絶え間なく飛び交っている。にしても、髪の色はほんとに色々だな。赤があれば、緑もあってオレンジもある・・・・・・染めてるわけじゃないんだよな。一体どうなってるんだ。それに黒髪はそこそこいるけど日本人顔はあまりいないな。なんというか、日系アメリカ人って感じだな)
そんなことを思いながら、何か周りの人にじろじろと見られていることに気が付いたソウスケは、自分を見て何かおかしいところは探したが、特に何もないように思った。
だが、直ぐに視線が何に向いているかが分かった。
(そ~~~~~いうことか。確かにこの服装じゃ目立つよな)
ソウスケの服装は、おそらくこちらの世界に転移される前の服装と変わりない。簡単に言えばこの世界の世界の人が着ている服装とソウスケが着ている服装はかなり違う。ズボンのジーパンはあまり変わりないかもしれないが、ティーシャツと上着はかなり目立つものだった。
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