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#41.コットンたわし、麻たわしで脱プラスチック

アクリルたわし、あんなにもてはやされていたのに、今やすっかりマイクロプラスチックの根源ということになっています。

わたしはというと、昔流行ったときに試して、乾きが悪くて使いこなせずふつうのスポンジに戻った経緯があります。
洗剤なしで油汚れが落ちるという触れ込みでしたが、今になってプラスチック(アクリル)の親油性という仕組みだったのだと理解しました。
わざわざ新品の毛糸で編まなくたって、化繊のウエスでよかったわけです。

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それで、コットン糸の在庫消費を兼ねてコットンたわしを編んでみました。
クロワッサンの編みたわしを食器洗いに愛用していたので、それのコットンバージョンというつもりです。

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よくあるグラニーバッグの底の四角と同じ編み図。せっかく新品の糸で編むのだからまずはコースターとして使い汚れたらたわしに、などと考えていましたが、我が家はコースターを平時から使うような生活はしていないことを思い出し、いきなりたわしとして使ってみます。
泡立ちはよくありませんが、やさしい洗い心地で上々です。

いっとき、一枚のウエスで食器を洗い、テーブル、シンク、台所周り、排水口を拭いて捨てるというやり方をしていたのですが、その使い心地、つまり布の使い心地に似ています。

サイズかたちがアクリルたわし寄りになってしまいましたが、ネット編みにしてクロワッサンの編みたわしに寄せれば良かったかもしれません。

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ついでにごしごし洗い用に麻ひものたわしも編んでみました。

これは数年前に麻ひもバッグを作った際の残り糸です。
想像通り乾きは悪いのですが、天然素材のためか濡れていても汚らしい感じはしません。

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左は未使用、右は1ヶ月使用後です。
繊維がしまって固くなってきたかんじ。
お風呂場でも使ってみたのですが、さすがにいつもじめじめしているのが気になりやめました。今はへちまたわしを使っています。

どちらもへちまで事足りるので、今はキッチンシンクを拭きたい時など、台拭きにしていたマイクロファイバークロスの代用と位置づけて使用しています。

今はへちまづくりにチャレンジできないので、私にできる掃除まわりの買わない選択は、かぎ針編みでのたわし手づくり。
しばらくは糸の消費も兼ね、思いつくゼロウェイストアイテムをどんどん試して、徐々に絞り込んでいこうと思います。

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