プラ収納ボックスは買い足さない！何通りにも使い倒す、４つのアイディア
先日、大型ゴミ箱の上げ底要員として借り出されたキッチンストッカーの外枠。
我が家ではプラケースを多用途に使っていると書きました。
今回はプラケースをむやみに買い足さず最大限活用する、自己流な使い方を紹介します。
手持ちのプラケースは無印良品の、キッチンストッカーや、衣装ケース。
主な使い道は衣類、小物、キッチン用品の収納です。
断捨離を始めてからは、まず収納を捨てると言う基本ルールに則り、チェストや棚など、不要な収納家具は処分してきました。
しかし汎用性が高く、備え付けの押し入れやクローゼットで、引越してからも使えそうなプラケースは処分せずここに至ります。
プラケースはもう今後買い足すことはありません。
他の場所でも使いたいな、と思ったら、一つを２つにし容量を増やして使っています。
①枠と引き出しをバラして収納量を2倍に。
引き出しを、枠の上に乗せるだけです。
ここにはこれから着る子ども服のお下がりを保管しています。
下段には引き出し代わりに、紙袋を折ったケースを使っています。引き出しの中でも、同じように紙袋で仕切って使っていたので、紙袋をそのまま枠に入れれば、引き出し不要になるのでは？と思ったのがきっかけです。
引き出しを上に乗せることにより、収納量が2倍になりました。
引き出しの上には、一応埃除けに布を一枚被せてあります。
普段使いしない、頻繁に引き出す必要のない保管品に、最適です。
②引き出し単体で、収納ボックスとして使用。
引き出しのみでオムツをストックしておくのに使ったり、カラーボックスに引き出しのみを入れて使ったりしています。無印で人気の収納、ファイルボックスみたいな位置づけ。
上の隙間から物を放りこめるため、特に床近くに置くときには枠がない方が便利なことがあります。
カラーボックスには外枠と引き出しをセットで入れても良いのですが、奥行きが合わず引き出すたびに、重みで手前に傾いていました。外枠がなければ枠の分若干奥行きも減り、引き出す必要がないので安定感が増しました。
③ケースの上蓋を外して、使いやすく。
テレビ下の雑貨の収納に、無印のキッチンストッカーを使っていましたが、引き出すたびに電卓やドライバーなどが蓋裏の格子に引っかかりイライラしていました。
文房具は高さもバラバラ。入れた引き出しのサイズに合わないことも多く、使い勝手が悪い。
そこで蓋を外し、引き出しの高さ以上のものが入るようにしました。こちらも上から放り込めて便利。
ただしストッパーがないため、引き出しすぎると重みで手前に落ちるので、注意が必要です。
④縦横変えて、棚代わりに。
キッチンストッカーの深型（本来縦長）を横にして、2つ重ねてシンク下の収納にしています。鍋やフライパン等を重ねて収納すると、いちいち上のものをどかして出し入れするのに手間ですが、
この外枠だけの棚があれば1スペース1アイテムを入れられるので、取り出しがスムーズ。
もともとキッチンストッカーなので、シンク下の奥行きにもぴったりです。
さて、ここまでプラケースの使い回しを色々と書いておいてなんですが、こうして本来の用途以外に使い回していると言う事は、そもそも使いこなせていないと言う事でもあります。
というのも、私はプラケースの切り口の手触りが好きではないと言うことに最近気が付きました。
角がしっかり出ていて丸みがないので、引き出す時にも手にあたりがきついし、蓋裏の格子に引っかかった物を抑えながら引き出すと、プラの切り口が手の甲に擦れるし、なにかと痛いのです。
これは他のプラスチック製品にも言えることで、ゼロウェイストや脱プラを始めて、自分の感覚を見直してみて気がついたことです。
プラタッパーを洗うときも同じく当たりが痛い。
ケース自体が軽いため、重い物を入れたときに棚ごと動いてしまって、使い勝手が悪いのも、どこで使っても同じです。
このように考えると、木製の棚を捨てなきゃよかったなと思うことがあります。
（断捨離・ミニマリスト然としていた時は、物を捨てて後悔することはないと思っていたし、事実後悔したことはありませんでしたが、ゼロウェイスト活動を始めてからは比較的後悔しています）
ゼロウェイスト革命で買い物や消費に追われなくなり、余裕ができて思うのは、当時は「とにかく捨てなきゃ！」の強迫観念に囚われていたこと。それはひとえに余裕（余白）が欲しかったから。
高価な木製のチェストを捨ててプラケースを取っておくくらい、とにかく身軽になりたかったし、一つの無駄な家具も許せないほど余裕がなかった。
だからってまたチェストは買い戻さない。
この後悔を忘れず、手持ちのプラケースを使い倒そうと思います。