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#16.お茶パックとコーヒーフィルターを布製にする
ティーバッグで抽出したお茶には、マイクロプラスチックが流れ出している。と聞いて衝撃を受けました。
お茶をいれる手間をかけて、わざわざプラスチックを飲んでいたとは…
ここでもゼロウェイスト思考で、まずはリデュースできるか検討。
そもそもお茶いる?
夫も私も子どもも、冷蔵庫にお茶がなければ、蛇口から水道水をコップに注いで飲んでいます。
ミネラルウォーターが流行ってだいぶ経ちますが、未だに水をプラスチック容器に詰め、遠くから運搬するのに違和感があり、水は買いません。
しらばくは、水道水を冷蔵庫で冷やして飲んでみました。とくに不便は感じません。
でもちょっとした気分転換に、たまには緑茶、紅茶は飲みたいかな。朝のコーヒーも、バタバタして流し込むだけですがやめられない。
次に検討すべきはリユース。
嗜好品と位置付けた上で、プラスチックフリーかつゼロウェイストに楽しむべく、はぎれでティーバッグとコーヒーフィルターを作ってみました。
家に残っていた、出汁パックとペーパーフィルターを参考にいくつか試作。
適当に作った割には十分使用に耐えます。
意外にぎゅっと口がしばれるタイプが使いやすい。
茶葉入りのバッグをポットに入れて、
お湯を注いだり、水道水を注いで水出しにしたり、ちょっと薄いなと思ったら半分熱湯、抽出後水を追加して冷蔵庫で冷やしたり。
水筒にバッグを入れ、水を注いで持ち歩けば飲む頃ちょうどいい頃合い。帰り際に出過ぎているのも味変と思えばまたよし。
口をしばれるタイプにコーヒーの粉を入れて、水を注いでおけば水出しコーヒーになります。
コーヒーフィルターは、お湯が落ちるのがペーパーよりも早く、スッキリ薄めの味わいになりました。
私のは綿麻素材だったので、もっと目の詰まった生地だとまた違いそうです。
生地各種取り揃えて、コーヒーの味変化を感じるのも面白いかも。
メンテナンスも簡単で、お茶殻もコーヒーかすも、中身をざっと出し水で流すだけできれいになります。
私は軽く手洗いして台所脇の窓際に干しっぱなし。使う時はそこからとっています。
だんだん色が濃く染まっていくのがきれい。
細かいことを言えば、オーガニック生地でない場合の化学薬品は影響があるのか、プリント生地だと熱湯で色素が溶け出すのか、ミシン糸がナイロンでもプラスチックフリーといえるのか
など疑問は残ります。
が、新参者の私がそこまで考えると、立ち止まってしまう。
今は動き続けることを優先しようと思います。