滋賀から世界へー11月26日「世界アクションデー」で核兵器廃絶を訴えよう
11月27日から核兵器禁止条約の国際会議がひらかれます
11月27日~12月1日、核兵器禁止条約の「第2回締約国会議」という国際的な会議が開催されます。
昨年、日本政府は第1回締約国会議へのオブザーバー参加を見送りました。これについて、核兵器廃絶日本NGO連絡会が8月に各政党を集めて開いた討論会では、自民党以外すべての政党が核兵器禁止条約の「第2回締約国会議」へのオブザーバー参加を支持しました。
1年を経て、これは大きな変化です。
全世界の国の半数に迫る、97カ国が核兵器の禁止と廃絶を求めています
核兵器禁止条約は、唯一、核兵器の全面禁止と廃絶という方向性を提示しています。そこに、全世界の国の半数に迫る、97カ国が署名しまたは締約国になり、核兵器の禁止と廃絶を求めているのです。
締約国会議は、この国際ルールを強化するチャンスです。
毎日、パレスチナやイスラエルから凄惨な様子が伝えられ、胸が締め付けられます。核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)は10月16日付の声明を紹介します。
締約国会議は、ニューヨーク国連本部で開催され、メキシコが議長を務めます。主たる論点は、「核兵器の非人道的影響」「条約の普遍化」「核廃棄の検証」「核被害者援助」「ジェンダー」「他条約との協力」などです。
各課題を扱う作業グループからの報告や科学的諮問グループからの発言、NGOの発言などが予定されています。すでに、オブザーバー参加を、オーストラリア、スイス(未署名国)、ブラジル、インドネシア(未批准国)などが表明しています。ドイツは、被害者援助に関心を寄せていますが、まだオブザーバー参加を明言していません。
未来のために声をあげよう!
11月26日、核兵器禁止条約の「第2回締約国会議」オブザーバー参加を見送った日本政府に対し、日本国民である私たちがしっかり声を上げ関心があることをアピールしましょう。
ぜひ11月26日「世界アクションデー」に、滋賀から世界へSNSなどでアピールしてみませんか?
SNSのアピールハッシュタグは #核兵器廃絶アピールしが1126
ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)ホームページ