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はじめまして、No Nukes Shigaです!

私たち「No Nukes Shiga」は核兵器を一日も早くなくすために活動をはじめました。団体の名前の”No Nukes”とは「核兵器反対」を意味しています。
核兵器を世界からなくすためにはどうしたらいいと思いますか?
必要なのはまず「核兵器はいらない!」と訴えること。
でも「私が訴えても何も変わらないんじゃない?」と思ってしまいますよね。それは当然の気持ちです。でも、黙っていて何か変わりますか?

「最大の悲劇は、悪人の圧制や残酷さではなく、善人の沈黙である。沈黙は、暴力の影に隠れた同罪者である。」

マーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師

マーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師はアフリカ系アメリカ人公民権運動 の指導者で、キング牧師の名で知られていますね。 リンカーンの奴隷解放宣言100年を記念した集会での「I Have a Dream(私には夢がある)」のスピーチは英語の授業などで聞いたことがあると思います。キング牧師は力強く沈黙は悲劇、と訴えていますがなぜでしょう。
沈黙は時として「反対していない」という消極的な同意とされてしまうことがあります。心の中でどんなに「それは違うな、私は反対」と思っていても、言葉にしないとその意見はないものとされてしまいかねません。
どんなに小さな声でも、訴えることでその声は誰かに届きます。平和な今日と同じ明日がまた来るように、核兵器で傷つくひとが世界からいなくなるように、共に声を挙げていきましょう!

「二度と使わせないために、廃絶する」

作る・使う・持つ・使うと脅すことも禁止した核兵器禁止条約を日本でも!

 私たち「No Nukes Shiga」は、岸田文雄首相、上川陽子外務大臣、木原稔防衛大臣に対し、核兵器禁止条約(広島市HPで詳しく解説されています)への参加を求めています。

核兵器禁止条約ってどんな内容?

核兵器禁止条約は、条約に参加する国々が核兵器を開発、実験、生産、移転、保有、備蓄、使用または使用の威嚇(おどし)、他国の核兵器を自国の領土に配備させることも禁止しています。 また、核兵器を保有していない国が、他国による核兵器保有や使用の、援助·支援に関わることなどもすべて禁じられています。


 先日、第2次岸田再改造内閣が発足しましたが、上川外務大臣は核兵器禁止条約への立場は「不明」のままです。また木原防衛大臣は「不賛同」です。

2023年8月に広島で開かれた国会議員討論会では、自民党以外の全ての政党が、核兵器禁止条約の締約国会議に「必ず参加すべき」と主張しました。しかし、自民党 は「持ち帰り検討する」と発言するにとどまりました。日本政府は核兵器禁止条約締約国会議へオブザーバー参加するべきです。

世界の流れは核兵器禁止に向けて進んでいます。
先週末、インドでG20サミット(主要20か国首脳会議)が開かれました。首脳宣言では、「国連憲章に沿って、いかなる国に対しても領土保全や主権に反する武力の行使は慎まなければならず、核兵器の使用や威嚇は許されない」と明記されました。
この宣言は、5月に開催されたG7広島サミットで日本が発出された広島ビジョン(全文掲載|外務省)と比べ、核軍縮へのより強いメッセージとなっています。G20の中には、メキシコ、南アフリカ、インドネシアなど核兵器禁止条約を推進してきた国も多く含まれ、核兵器禁止が世界の流れになっています。

実際、世界では条約に参加しようとする国が増えています。スリランカは、来週の国連総会にあわせて行われる核兵器禁止条約の署名式において、条約に署名することを閣議承認しました。現在、核兵器禁止条約に批准している国は署名国 92か国、批准国 68か国(2023年1月9日時点)で、多くの国が参加しています。
私たちは、岸田新内閣に核兵器禁止条約への参加を求める働きかけをしていきます。
ぜひみなさんのご協力をお願い致します。


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