アセンションへ向けて〜時間を正しく把握する重要性〜
時間とは何なのか?
人類学者によるとその基準は昼と夜の交替としてきました。
つまり、原始人はまず時間の経過を光と闇という自然現象に結びつけて考えることから始めました。
時間に対する太古の時代のこの取り組みは、人間に良い結果をもたらしました。
というのも、それによって人類は次の事を理解したからです。
つまり、時間に関連しているのは周期的に繰り返す自分達が変えることのできない現象だと言う事を理解したのです。
更に時間の経過を昼と夜に結びつけて考えることによって、人間の意識の中には時系列についての原始的な観念が生じました。
つまり、時間の経過と出来事は一列に並んでいるように、順々に続いて起こっていくという考え方が生じる事になった訳です。
昨日と今日と明日という言葉に、私達が現在与えている意味を歴史のどの時点で人類が把握できるようになったのかはわかりませんが。。。
しかし、時間のこの3つの重大な側面を把握した時、人間の意識の営みは根本的に変化しました。
というのも、この時から生活が過去、現在、未来に分割されたからです。
時間を分割する事には大きな意義があると私達の先祖は考えていたので、時間を測定する精密な道具をいくつも考え出し時刻という基準を思いのままに使えるようになり、その基準によって日々の活動をより効率的に計画することができるようになりました。
このようにして時間は生きる為に必要な食料と同じくらい私達にとって基本的な要素になりました。
現代生活のあわただしさを観察すると、幾世紀にもわたって人間が行ってきた時間との競争が今もなお終わっておらず、むしろ激化しているという事を認めざるを得ません。
そのような状況は不幸なものです。
というのもこの状況は私達が時間を支配しておらず、
むしろ時間の奴隷になっていることを示しているからです。
もし全ての人が時間を正しく認識することができたならば次のことを理解することになると思います。
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