LINE公式アカウントで集客疲れが消滅!
LINE公式アカウントにはいろいろなすごい特徴があります。
ネットでビジネス展開をしている人には、メルマガを決められた時間に順番に配信していくステップメーの代わりになる!というところに注目している人が多いと思います。実際それは可能です。でも単にステップメールをLINE公式アカウントで置き換えて満足しただけではもったいないです。
それではLINE公式アカウントの可能性の半分も見ていないからです。
LINE公式アカウントではメルマガのように多数の登録者は必要ない
まず最初に、ホッとするいはなし。
断言しますが、メルマガで1000人読者を持っていた人は、普通にLINEでも読者1000人は欲しいな…と思うでしょう。まったくいりません。1000人の読者でそこそこ満足レベルであったのならば、100人で同等以上のリスト価値があります。
同じように10000人のハウスリストを資産として持っている方は、1000人を目指せばいいです。これで同等以上の売上が上がります。
つまり、すでにメルマガの読者資産がある方は、その方たちをLINEのハウスリストに勧誘して、10人に一人がLINEにも登録してくれたら移行措置は完璧です。
なぜ1/10のリストでメルマガと同等以上の成果が上がるのか
もちろんメルマガ(仕組み的にはステップメール)をLINE公式アカウントに乗り換えると、自動的にリスト価値が上がるわけではありません。
理由は客単価が10倍に上昇するからです。
客単価とは、一人あたりどれだけお金を落としてくれるかという指標です。
役に立つ公式に分解するとこうなります。
客単価 = 1回に使うお金 X 購入頻度
例えば、平均的にあなたのリストのお客さんが1回に使うお金が3000円。そして購入頻度は1回とします。
客単価 = 3,000 X 1 = ¥3,000
ですね。
これを、1ヶ月で終わらせずに毎月3000円使ってもらって、10ヶ月継続したとします。
客単価 = 3,000 X 10 = ¥30,000
となりますね。
これが、ものすごく単純にしたLTV(ライフタイムバリュー)と呼ばれるものです。
この持続性、一回買ってくれた人が次の月は他の人から買うというのではなく、次回もその次も、平均して1年弱(10ヶ月)は買ってくれるようなファンを作ること。これがLINE公式アカウントではとても簡単にできてしまうのです。
1/10のリストで同等以上の成果を上げる鍵は顧客教育の自動化にある
ではいったいどうやったら、1回だけのお客さんを継続したお客さんに変化させることができるのでしょうか。
一般的にリピーターを増やす方法は2つあります。
①商品性能を高める
リピーターを増やすひとつ目の方法は商品の性能を高めることで圧倒的に他社よりも優れた商品、つまりあなたの商品を選んでもらうことです。
いきなり商品の性能を高めて、しかも商品価格は据え置きというのは現実的ではありません。これは実際にビジネスをやっている人ならすぐに分かることでしょう。例えばソフトウェアの性能を2倍にしようと思ったら莫大な開発費用をかけないとバージョンアップができませんよね。
どこかでその開発費を回収しないといけない。それは性能が2倍良くなりましたから、商品価格が2倍になりましたというのが一番簡単です。
でも、間違いなくほとんどのユーザーは同程度の価格の他社製品に流れていってしまうでしょう。
商品の性能を高めることでリピーターを増やすには莫大なコストがかかるということがわかります。
②お客様自身が成長することでもっとその商品を使いたくなる
もう一つは、サポートしていく仕組み、お客さんが自分の成長を楽しめるような仕組みを提供することです。
例えば、スポーツを考えてみましょう。わかりやすく武道を例に取ります。武道では普通10級の白帯から始まって、段々と級が減っていきます。9級、8級、7級…そして黒帯、初段です。
茶道や書道などもそうですね。
学びが進むに連れてわかりやすく言うとランクが上がっていき、これが続けることの最大のモチベーションとなります。
途中で先生を変えると、また最初のランクからやり直しですよね。
いくら、「〇〇先生のところでは師範代まで行きました」と力説しても、流派が変わったら初心者に並んで一からやり直しです。
これは、強烈な継続性をもたらします。
必ずしもランクを与えなくてもいいのです。
「この人に習っていれば、一から学び直す必要がないな」この実感を与えればいいのです。
もう、おわかりですね。
LINEはメルマガに比べて、継続したインタラクティブな、お客さんとの濃いやりとりが可能です。ただ大量に配信するのではなく、気軽にメッセージを返してもらったりできます。また、メルマガのように長い文章を読む必要はなく、せいぜいスマホ画面をスクロールしなくていい文字(これが500文字です)で役に立つことを教えてくれる。わからないことがあれば、そのまま返信してマンツーマン感覚で聞くこともできます。
メルマガはこの距離感がありすぎて、分からないところを聞く、とか、質問に答える形で配信側から新しい提案をするスピーディーさがありません。
このあたりの「LINEのスピーディーなやり取り」については、ぜひこの記事も参照してください。関係を深めていく具体的方法についても、実例とともに分かりやすく書いています。
まとめ LINE公式アカウント導入で集客労力は1/10になる
いかがだったでしょうか。
たくさんの登録者を集めるのではなく、少数精鋭で、継続してあなたの商品を買ってくれるファンを作り出せば、集客の労力はほとんどいらなくなります。
これまで、メルマガで必死にリストを集めていた人はその手間がなくなりますので、既存のお客様も是非LINEに誘導して登録してもらいましょう。
全員が移行してくれるとは限りません。しかしたった1/10の人が移行してくれるだけで移行作業は完了(大成功)なのです。
それ以後はLINEで友達が1人増えると、これまでの感覚のメルマガの読者が10人登録した感覚を持ってもらって大丈夫です。