ゼロノワ不動産のしごと その3
「世の中にはこんなに学ぶ場があるんだ!」と驚くほど、セミナーや研修会というのは行われています。
そういったところへ参加することは様々な変化に対応するために、欠かせません。
自分たちの知識不足が皆さまの不利益につながる恐れもありますから、知識の習得・情報収集はとても重要です。
私が参加させていただいた研修会等でここ2、3年で一番多いなと思うテーマは「民法改正」です。
120年ぶりの民法大改正ということでニュースでも大きく取り上げられた2020年4月の改正民法施行。
不動産の取引においても、実務上、改正前以上に契約書の文面に注意したり、確認や説明が必要な項目が増えたりと、知らなければのちのトラブルになりかねないこともいくつかあります。
また、「税に関すること」も定期的に学んでいます。
税金に関して具体的なアドバイスをするのは専門家(税理士)でなければならないと法的に決まっています。が、税法の条文や基本通達など、公表されているものを紹介・案内することは違反になりませんから、知識として仕組みを理解することはお客さまの悩み解決につながることもあり、重要です。
そしてもちろん頻繁に一部改正がある「宅建業法」についても。
これをしっかり把握しておかないと、説明の必要があるところを落としたり、文言に不備があったりと様々な問題が起こります。
土地にしろ建物にしろ、その調査はとても大切ですが、その結果を適切に契約書などに反映させることも同じくらい大切。
ほかにもさまざまな研修会に参加する機会があります。
デジタル推進に伴い不動産売買取引でも可能になった電子契約の実務上の注意点なども最近では増えていますね。
ときには「不動産の!」という内容ではないものもあります。
しかしどんなセミナーでも得ることはたくさんあり、「自分だったら」「不動産だとしたら」「ゼロノワ不動産だったら」などに置き換えて考えることができます。
視野を広く、吸収することに貪欲でありたいものです。
ゼロノワ 高山
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