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新日本FC その74:音喜多氏とフェアなリベラルと処理水デマについて

【新日本ファクトチェックセンター】

■ワイと同じ方向を向いている同志?達が日本にもいるらしい

まず、音喜多駿議員の以下の記事を見て欲しい。

「Colaboの話題でも取り上げた議員の人ですね」

非科学的な原発処理水反対運動で、本来実現すべきリベラル政策まで遠のく
2023/8/27 アゴラ

日本には本物の本格派リベラル政党がほぼ皆無(中朝シンパのエセリベラル・レッドチームばかり)という点を嘆いているワイにとっても、これはほぼ「全面同意」できるくらいの良記事である。

そして当該記事で音喜多議員が紹介している、倉本圭造氏の以下のブログ記事。

『原発処理水放出』が生み出す新しい「フェアなリベラル」のあり方について。

「どういう趣旨の記事なんです?」

ざっくり言えば「20世紀型の『オールドリベラル(≒当ブログで言うエセリベラル)』には退潮してもらって、21世紀型の『新しいフェアなリベラル勢力』を作ろう」という流れの中で、今回の原発処理水放出の件を考察している。

こちらも同意できる部分の非常に多い、かなりの良記事である。是非読んで見て欲しい。

ま、ワイ自身は「国際的な基準ではややリベラル」程度だと自負しており、別に「国際(欧米)リベラル全面支持」ではない(ほぼ中道に近い)。

米国の政党で言えば、ワイは大統領選挙では概ね米国民主党を支持していたが、個々の政策では是々非々であり、共和党側を支持する政策も結構ある。もしワイが米国民だったら、「状況(政策)に応じて投票先政党を変える」ような中道有権者になっていただろう。

「センター長はそんな感じですよね」

日本国民であるワイとしては、日本でも「状況(政策)に応じて投票先政党(リベラルor保守)を変える」ような中道有権者でありたいのだが、「日本にはまともな(本物の)リベラル政党が存在しない」状況がずっと続いているせいで、そういう投票行動がほぼできていない。

コレを誰か本当になんとかして欲しい、とずっと思い続けてきた。

そういう意味では倉本圭造氏の言う上記の主張にはワイはかなり賛同できるスタンスである。

>こと日本政府が関わると、ものすごいアンフェアなデータの出し方をして一方的な批判をして「左翼系の信者」さんたちにワッショイワッショイされる快感で頭がおかしくなっていってるのを見ると、「俺の長年の信頼を返してくれよw」という気持ちにもなる。

この部分とかめっちゃ同意できるわ…

■汚染水の海洋投棄は「史上初」? いやいや何言ってんの君ら(唖然)…

当ブログでは過去にも幾つもの「デマ」「フェイクニュース」を考察し看破してきたが、今回は

【汚染水の海洋投棄は史上初の事態、人類への核テロ】

みたいな類の「悪質なデマ」について考察したい。

記事としては以下とか

汚染水の海洋投棄は史上初の事態、人類への核テロ

「ああ、中共とか北朝鮮とかレッドチームの人達がそういう怪談?を盛んにイキって喧伝してますねぇ」

で、今回(2023年)の処理水放出を理由に「今回の日本の暴挙のせいで皆の海は汚された!これでもう二度と魚を食べられない!」「これは人類文明の大災害!」みたいな大騒ぎしている人達が一部で(日本でも)大声を挙げている、と。

で、そうした類の主張は果たして妥当なのだろうか?

「勿論妥当だ!だから日本は即刻汚染水の海洋放出を停止しろ!今人類共有の海を汚してゴミ箱にしたら取り返しがつかない!お前たちは日本政府や東電やIAEAら巨悪に皆騙されているんだ!いいかげんに目を覚ませ馬鹿者ども!」

ふぅ。
デマに騙されない為に重要なのはまず「事実の確認」。いつもの基本である。

この件について事実をチェックすると。

そもそも、まず「事故後の福島原発からの海洋放出」だけで見ても、「今回(2023年)が初ではない」訳で。

2011年4月、当時の民主党政権が福島第一原発から汚染水の海洋放出を決定し、実際に放出を実施している事実が存在する。

枝野長官「大きな被害防ぐ相対的措置」 汚染水放出釈明
2011年4月5日 朝日新聞

「アレ? 【汚染水の海洋放出】みたいな言い方をしていいんですか?」

コレにはいいんです。
福島でALPSの運用を開始したのは2013年以降。それ以前(民主党政権時代)は福島原発事故後の汚染水に対しALPS処理(多核種除去処理)を行わずに未処理でそのまま海洋放出していた。

なのでこの2011年当時の物こそ海洋放出は「汚染水の海洋放出」という表現が妥当であり正しいことになる。その点は今(2023年)の「処理水放出」とは内容も含め全く異なる状況。

「つまり、今回(2023年)より放射性物質が遥かに大量&高濃度の『未処理の(本当の)汚染水』を2011年時点で既に海洋放出していた、と」

うむ。

「なん…だと…。2011年時点で既に福一は汚染水を海洋放出していた? そんなの私は聞いてないぞ!」

アンタが知っていようがいまいが、コレは動かぬ事実であり疑いようのない客観的な事象である。

ていうかアンタそんなことも知らずに、ただの知ったかぶりと陰謀論だけで「いいかげんに目を覚ませ馬鹿者ども!」とか謎の上から目線で喚いて他人に説教垂れてたの?(ため息)

以下の記事でも韓国の科学の専門家がその点を説明している。

<福島汚染水放流>韓国の放射線権威、「原発事故の時に濾過なく放出、安全性すでに検証」(1)

>汚染水放流が韓国に及ぼす影響は
>「これは初めての事実ではなくすでに検証された問題だ。多核種除去設備(ALPS)がひとつも作動しなくても韓国は安全だということが確認された。2011年から2013年まで福島第1原発爆発から2年間はALPSそのものがなかった。汚染水が濾過されずにそのまま放出されたのだ。その時は今後30年間ゆっくり放流するというものの1000倍程度の放射性物質が出てきた。放出された物質はすでに太平洋に散って広がり、それから12年が流れた。いま測定してみても韓国は安全性に異常がないということに変わりはない。一部極微量の放射性物質が1京分の1程度に薄められ韓国に来たものとシミュレーションされている」

「汚染水の海洋投棄は(今回が)史上初の事態!」みたいなレッドチームによる扇動工作主張は、上記の件(2011年の海洋放出)だけでも既に「完全なデマの主張」だということがわかるだろう。

で、アンタ(生姜教授)は何故今まで、この件(2011年の海洋放出)の存在すら知らなかったんだい? アンタはニュースとかロクにチェックしないタイプ?

「馬鹿にするな!インテリの私は日頃から多様なニュースをチェックし情報収集に努めている。ただし全ニュースを網羅している訳ではなく、たまたま知らない情報もあったというだけだ」

ふーん(鼻ホジ)。で、「今回(2023年)の海洋放出より遥かに放射性物質が大量&高濃度の汚染水海洋放出を過去(2011年)に福島で実施していた」のに、アンタは知らずに日本近海の水産物とかこれまで平気でバクバクと喰い続けていた訳だ。それで何ともなかったの?

「実は影響があったのかもしれないが、海洋放出自体知らなかったので詳細は不明だ」

ていうか、当然だけど別にアンタだけの問題じゃないよね?

2011年当時の汚染水海洋放出が、もし「人類文明の大災害!」みたいな深刻な環境破壊を引き起こしていたなら、その後日本や近隣国で大騒ぎになって間違いなく大問題化していたはず。

そのケースではさすがにアンタだってその事実(2011年海洋放出)やニュースを知っていなきゃおかしいだろう。

「む、それはまあそうだが」

しかし現実にはアンタは今の今まで知らなかった。
つまりそれは。

【2011年の汚染水海洋放出は、今回(2023年)の海洋放出より遥かに放射性物質が大量&高濃度の未処理放出だったにも関わらず、それでもその後は(近隣国でも)全く大問題になどなっておらず、反原発派の大半?すら知らなかったor忘れていた程度の、海洋環境上は結果的にほとんど無害の案件だった】

ということの証左ではないのか?

「そ、それは」

実績として2011年の汚染水放出ですら海洋環境上はほとんど無害だった。深刻な影響はほぼ何もなかった。客観的に見てそう判断するしかない状況だろう。

なのに、ALPSでの多核種除去処理を実施してトリチウム以外の放射性物質がほぼゼロに近いくらいまで無害化された今回の処理水放出では「これでもう二度と魚を食べられない!」「これは人類文明の大災害!」みたいな深刻な環境破壊を引き起こすはず?

果たしてそれが(自称「日本政府や東電やIAEAに騙されない」)「賢明な知恵者」の判断なのだろうか? ねえ君らは本気でそう考えているの? 本当に?

「さて、『巨悪』とやらに騙されて扇動に利用されているのは果たしてどちらの側なのでしょうか?」
「ぐぬぬ」

■更に言えば

【汚染水の海洋投棄は史上初の事態!】みたいな主張が真っ赤なデマであることは、前述の2011年の福島の汚染水放出だけでも明らかだが。

他国に目を向ければもっと遥かに酷い「放射性物質で海を汚す」行為はこれまでさんざん行われていた訳で。

たとえばロシア。「核燃料に直接触れた水を海洋投棄」したのは勿論、原子炉とか朽ちた原子力潜水艦とかをそのまま平然と日本海等に海洋投棄してたのは、業界ではわりと有名な話。

断言するが今回の処理水放出なんか比ではないレベルの「遥かにヤバい」ロシアの放射性物質で、日本近海の海も(北欧の海も)これまでさんざんに汚されていたのである。

また、核実験についても。
戦後、世界では2000回以上もの核実験が行われている。

南太平洋では米国やフランス等が過去に何十回も核実験を行っている。

そうした南太平洋で取れた魚を、日本も中朝韓もこれまで「美味しい美味しい」とさんざん食べまくってきたのが現実。

勿論、広島・長崎に投下された原爆の放射性物質も、日本近海に影響がなかった訳もなく。

「日本はそんな環境下で戦後、『長寿世界一』とかになって経済も急成長できたのですよね」

中国や北朝鮮の核実験は主に陸地で行われたようだが、その「死の灰」は風に乗って(黄砂として)日本近海まで来たり、放射性物質は河川経由で日本海や太平洋等に流れたと言われている。

そして中朝韓の原発からは、福島(日本)より遥かに大量のトリチウムが今も海洋放出されまくっているのは周知の通り。

■総量について

更に言えば、海水には元々大量のウラン等の放射性物質が含まれている。
どっかの極左政党のオバちゃんが、処理水海洋放出について「濃度ではなく総量ガー」とか喚いていたらしいが。

ベクレルとか言われてもいまいちピンと来ない(10の18乗、みたいに桁が大き過ぎて感覚が掴めない)人が多いと思うので重量で比較すると。

地球の海の海水ウランの資源量(総量)は重量で45億トンと言われている。

>海水ウランの資源量は45億トンとなる。1年間で世界全体の原子力発電の消費するウランの総量を約7万トンとすると、可採年数は6万年となる。

一方で、現在福島のタンクに貯蔵されている処理水は130万トン超だが、その処理水中のトリチウムの「総量」は重量で僅か20グラム弱に過ぎない。

「今後も増える」という点を加味しても、処理水を30年海洋放出しても、そこに含まれるトリチウムの「総量」は100グラムにも満たないくらいだろうと考えられる。

単一の放射性物質(ウラン)の総量だけでも45億トンとかある「世界の海」に、30年分の総量でも100グラムにも満たない程度の福島の処理水トリチウム等が加わることで、「世界の海の放射性物質の総量」に大きな影響が果たして出るのだろうか? どう思う?

「常識で考えて『たかがその程度で有意な影響なんて出る訳がない』と思いますが」

ワイもそう考える。

「つまり日本がどうとか関係なく、海洋汚染を騒ぐなら以前から海はとっくに各国の放射性物質でさんざん汚されていたし、海水には元々総量として莫大な放射性物質が含まれていた、と」

そういうことだな。

■まとめ

ここまでの考察を踏まえて。

「汚染水の海洋投棄は史上初の事態、人類への核テロ!」
「今回の日本の暴挙のせいで皆の海は汚された!これでもう二度と魚を食べられない!」
「これは人類文明の大災害!」

みたいなレッドチームの人達の主張は、果たして妥当なのだろうか?

この手のレッドチームの【日本叩きストーリー】は、構造的には以下の2つの前提要素で成立している。

①これまで(2022年まで)の太平洋や日本近海の海は、放射性物質で汚されていない綺麗な海だった(だから魚などの水産物も安全に美味しく食べられた)

②しかし今回(2023年以降)の福島の処理水(彼らの言う汚染水)放出の結果として海は致命的に汚され、もう二度と魚を食べられない海になった(なる)

「確かに、中国や北朝鮮らの主張はそういう物ですね」

このうち、②については「そう信じる人がいるのは仕方ない」面もあるかもしれない。
「IAEAは原発推進派機関であり大嘘つきだ!」みたいに頑なに信じ込んでいる人にとっては、科学者やIAEAらがどれだけ説明しようが「全部ウソに決まっている!」という先入観だけで頭ごなしに全否定できていまい、②を真実だと考えてしまうのかもしれない。

百歩譲ればそれは「はぁそうですか」としか言いようがない。

しかし①については、ネット環境を持つ普通の知性の人が真面目に調べたら「①なんて真っ赤なウソで前提がおかしいじゃん」というのは「誰でもわかる」レベルの話でしかないだろう。

別に「他人を疑う」のが悪いとは言わん。
「日本政府がウソをついているかもしれない」「自称科学者がウソをついているかもしれない」と疑いの目できっちり「事実確認」の努力をするのは、それ自体は必ずしも悪いことではない。

中国や北朝鮮、極左レッドチームの連中の主張に対しても同様に「レッドチームや極左がウソをついているかもしれない」という健全な疑いの眼差しを向け、きっちり「事実確認」の努力をして適切に判断できるのであれば。

もしそういう「疑り深い、慎重な人」であれば、今回の処理水放出の件でも、「少なくとも①は真っ赤なウソだ」→「つまりレッドチームの今回の【日本叩きストーリー】は真っ赤なウソだ(言い掛かりだ)」と誰もが理解できるはず。きちんと事実確認をしたならば。

レッドチームのこの日本叩きストーリーは、①の前提がそもそも現実から乖離しまくっていて、現実からかけ離れたただの空想小説に過ぎないということ。全く妥当ではない。

ま、空想小説ではあるが「なんとなく地球環境重視、イメージカラーは緑、SDGSって大事よね!」みたいな人にはわりと「刺さる」ストーリーではあるのだろう。「邪悪な日帝原発推進派による海洋汚染の暴挙に対し、地球環境を重視する正義の地球市民が抗議の声を挙げた!」みたいな、ファッション左翼好みのストーリー?

そのへんの脚本力についてはレッドチームは結構上手い部分もある。彼らは小説家としてなら才能が結構あるかも。

しかし「現実と空想」を混同してはいけない。そこをきちんと切り分けて、「現実」を元にきちんと事実確認して「ウソ・デマ」を看破し真実を見極める。
それができれば、前提時点で現実から乖離しまくった極左の日本叩きストーリーが「真っ赤なウソ」なのは誰でも理解できるはず。

冷静になって考えれば、日本よりよほど酷い環境汚染をしまくってきた中国らが「正義の地球市民」を騙って自分を棚上げしまくっている時点で「お前が言うな!」とツッコめなければ一人前とは言えない。

真に賢明な知恵者というのはそういう者のことである。

問題なのは、偏った先入観を頑なに信じ込んだまま、「自分の思い込み=真実」という結論有りきでスタートし、「現実を元に冷静に真実を見極める」のではなく、「自分の思い込みに現実を合わせようとアクロバティック強弁するだけ」というタイプの人。

今回で言えば「日本政府の言うことは全部ウソ。中国や共産党、れいわ新選組の主張こそ真実!」みたいな先入観が「大前提の絶対正義!」になってるような人達。

冒頭の音喜多議員の記事で

>科学的根拠をガン無視して「反対のための反対」をしている活動家界隈と、それに強い影響を受けている方々はもう説得・納得は不可能

と書いてあるが、コレがまさにこの手の「陰謀論者」のことである。

この手の陰謀論者は、「日本政府や自民党や維新」の言うことは「ウソに決まっている」と猜疑心全開で疑って掛かる一方で、共産党やレッドチームの主張やそうした主張にとって都合のいいニュースは、ロクな証拠・根拠がなくても無邪気にホイホイと信じ込んでしまう迂闊全開。

「その72」で、「女性自身の盛大なデマ記事を、記事のタイトル(見出し)だけ見て脊髄反射リツイートしてしまう真性のお◯カさん達が大量に湧いていた」という話をした。

この行動がまさにそれ。自分の思い込み(先入観)にとって都合のいいニュースならば一切真偽を疑わず、一切の事実確認すらせずに信じ込んでしまうチョロさ100%。

「データ」やソースの扱いについても。彼らは自分の思い込み(先入観)にとって都合のいいデータならば「見よ、これが客観的なデータだ!確かな根拠だ!」と得意満面でドヤり、自分達の意見の反対派に対しては「ソース、データがあるんなら見せてみろよ!」などと煽る。

しかし「はいこれがデータね」などと、自分達の主張について都合の悪いデータ(現実)を提示されると、陰謀論者の人達は「そんなデータはどうせ捏造・改竄に決まっている!」などと根拠もなく一方的に決めつけて「現実否定」に全力で突っ走ってしまう。

自分に都合のいいデータやニュースは無条件で盲信し、都合の悪いデータやニュースは伝家の宝刀「ウソ・捏造に決まってる」の狂信的な思い込みだけで余裕の現実全否定。

その「キャンセル力」は恐ろしく凄まじい物で、手に負えないレベル。
ぎゅわんぶらあ自己中心派の「チャイ」みたいな、無敵の絶対防護魔法みたいな水準である。

今回の処理水放出の件で言えば、G7の総意だろうがIAEAの正式な検証結果だろうが「コイツらは全員原発推進派だからウソ確定!」とか喚いて、彼らは頭ごなしに現実全否定してしまう。まさに無敵レベル。

勿論「IAEAの検証がウソである根拠」の事実確認なんて彼らは一切しない。彼らの「思い込み」は常に事実よりも優先される絶対正義なのだから。

「その69」で考察した東京新聞の例のフェイク記事なんかも、まともに事実確認すれば5分でペテン記事だとわかる陳腐な内容だったが、陰謀論者の人達は「自分の思い込みに合致する記事か否か」以外には何の興味も示さない。

彼らにとって「真実」とは「地道な事実確認によって辿り付く真理」ではなく「自分にとって『これが真実』ということにしておきたい事項」でしかない。

「ある意味『無敵の人』みたいな人達ですね」
「それでは、そんな人達をどうやって正論で説得すればいいんですか? データすらも自分に都合の悪いのは無条件で全否定、だと普通にやったら説得とか無理っぽい気がしますけど」

うん説得とか無理だろうね。音喜多議員も「もう説得・納得は不可能」と言っているがワイも同感。その手の陰謀論者は狂信的なカルト信者と何も変わらない。オルグの手法とかもね。

ワイも別にその手の陰謀論者を説得できるつもりで記事を書いてきた訳ではない。

この人達を見ていると「話し合えば人は必ずわかり合える!」みたいな偽善は全部嘘っぱちだと、心底痛感させられる。「全会一致」みたいな理想論に闇雲にこだわるのはほぼ徒労で無意味。

重要なのは、「普通の人」が騙されてその手の陰謀論者・狂信カルト信者達に安易に取り込まれないようにすること。
その為に、彼らのデマや嘘・ペテンをきちんと指摘し、正論で論理を示し、客観的に反論すること。

人々を陰謀論者のデマから守り社会を良くしていくには、結局そういう地道な作業をするしかない。ファクトチェックとかコミュニティノートとかね。
ワイもその為に微力を尽くしてきたつもりだし、今後も微力を尽くす覚悟である。

尚、当記事は以下リンク先の個人ブログが本家である


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