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【Mリーグ】勝又プロの3着は結果論でしかないのか【麻雀】
昨夜のMリーグ観戦記をアップした。
鬼気迫る松本吉弘の2索タンキにABEMAS完全優勝の青写真を見た【Mリーグ2020観戦記2/23】担当記者:ZERO
— キンマweb@竹書房公式 - 麻雀情報サイト (@kinmaweb) February 24, 2021
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今季一番難しかった。
誰を主人公にすればよいのか、悩んだからだ。
それぞれの選手にドラマがあり、いいところがあった。
大抵はトップを取った人を主役にするのだが、この半荘トップをとった寿人選手は、手なりの2600オールと手なりの6000オールをアガった後は守備に徹していて、その守備はさすがの一言だったのだが、4人の中では一番見どころが少なかったのだ。
印象的だったのが、勝又選手の手順だ。
おぉ?と思うことが多く、後から牌譜を振り返ってここを見ていたのかーと勉強になることもしばしば。
観戦記にも繊細な対応をたくさん書き記した。
ただ繊細な対応以上に、これはどうなのか、と疑問の残る選択も多かった。
今回はその疑問手をあげて成仏するとしよう。
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(以降、敬称略とさせていただきます)
東2局3本場 打点軽視の初打
観戦記には9pのトイツ落としを見せない繊細な河作りを紹介した。↓
9pのトイツ落としを見せないことで手の良さを明かさない、というやつだ。
しかし、そもそも初打を遡ってみると…
勝又はここから中を切っていた。
ドラ(5s)周りをツモってのピンフドラ1とホンイツを見て、9pを切るべきではないのか。
トイツ落としを見せるかどうかはその後次第で。
たしかに9pのトイツ落としを見せたあとにダブ東をポンしたら卓上に戦慄が走る。
ダブ東をポンする手牌において9pトイツより良いターツは限られてくるからだ。
ドラトイツだったり赤含みのターツが複数ある…もしくはホンイツか…と読まれてしまうのだ。
ただそれでもトイツ落としを見せることがどの程度マイナスになるかは微妙なところだ。牽制することによって巡目が深くなり、アガリ率がアップするとも言える。
そういった「河がどう見えるか」といった細々とした損得より、この配牌から中を切ってしまうことのマイナスの方が遥かに大きいと私は感じる。
東3局 ターツ選択
勝又はこのイーシャンテンで迷った。↓
25pと25s、どっちがいいのかという選択。
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