into the light

蚊にしかモテねぇ。
どうも、あなたの勇者ぜろ子でございます。

皆さんは正解をしっかり見つけてますか?僕はまだよくわかりません。本当にあるのかわからないものに縋りつくのは気持ちいですか?僕は疲れました。

好きなだけ食べてと言われて差し出された洋菓子の詰め合わせを全部食べたら不愉快な顔をされました。祭りで渡された駄菓子の詰め合わせを一気に全部食べたら怒られた。
そして彼らは、普通はそんなに食べるもんじゃないとか、限度があるだろとか、意地汚いとか、言う。普通とは?洋菓子はいくつ食べるのが正解だったのだろうか。駄菓子は何日かけて食べるのが正解だったのだろうか。

成長すればするほど、その手のぼんやりした(しかし絶対的な力を持つ)普通は増えていく。僕はたびたびそれらの普通がわからず人を困惑させ、時に不快にしてしまう。
何か解決する術はないかと思い、今に至るまでいろいろ試した。食べ物に関してはだいぶルールが分かってきた。これはポンコツの僕にとって大きな成長であると言える。
好きなだけ食べてと言われたら一つ食べる。そうすると大体もっといいよと言われるから、遠慮しがちにまたもう一つ食べて、感謝や感想を述べておけばいい。くだらない、バカバカしいと内心思うが普通に合わせることによって、ある程度の事故を回避できることも分かった。

しかし、相変わらず自分だけが食べる食事の量や体重、はたまた他人にするプレゼントの値段、普通はどんなものなのか皆目分からないままだ。この間も、スーパーで買ったモズク3パックと食パン1斤を食べていたら、頭がおかしいなど散々嫌味を言われた。
出されたものは量が決まっているので、それだけ食べればいいので簡単だ。しかし、自分で食事でする場合は分からなくなる。自分の胃袋のキャパシティーを理解していない。食事に限ったことではない。フリータイムのカラオケとかも何時間いればいいのか分からない。飽きたら帰ればいいと言われてもそのタイミングが分からない。酷いポンコツだと思うがこれが起こるのだ。
そんなわけだから人に合わせるのが一番なのだが、人は常識をわざわざ口に出してはくれない。両手を広げ歓迎しておきながら、突然平手打ちをかましてくる。過酷な世界。人生、もう少し上手くやれたらな。今夜も沈む。

良い夜を

slow dancing in the dark / joji


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