ガチのキムチ、略してガチムチ

インテリアという言葉が思い出せなくてオブジェと言ってたけど、最近はオブジェを思い出せなくてイミテーションと言ってます。
どうも、あなたの勇者ぜろ子でございます。

移動を続けて進化してきた人類にとって2020年はなかなか新鮮な1年になったと思っている。最悪だったという人もいれば、最高だったという人もいる。もちろんいつも通りの人もいるだろう。僕は環境も自分自身も目まぐるしく変化した良い1年だと感じている。

そう感じる大きな要因は、会社を辞めただと思う。思うというか確信している。どういった環境だったのかを書き出すときりがないからまた今度の機会にするけど、人生のどん底であり、今の自分に大きすぎる影響を与えた出来事だった。
前職があったからこそ、僕はどういった動機で重い腰を上げるのか、どういったイベントがあると心に変化があるのか、また、その心の変化をどうやって抑えればいいのかを学べた(代償が大きすぎたけど)。

次の要因が、キモい疫病で引きこもらざるを得ない状況に陥ったこと。とにかく引きこもった。前職での傷が癒えなくてそうしていたのもあるけど。引きこもってひたすら映画や色々なものに触れ、じっくり考えられた。あの時期がなければ読書への意欲が取り戻せなかったと思うし、現在より自分を見つめられなかった。
最近、話したり遊ぶようになった人から俯瞰している、常に心がフラットと言われるのはこのふたつの要因が大きい。

人類は常に移動して、拡大し、進化してきたけど、人類はハナクソみたいな存在なので一度立ち止まって深呼吸して自分を見つめ直すことも進化に必要なものである。アホのボケガキみたいにいきなり店舗拡大路線を取ると一気に赤字化するように、一度立ち止まる必要がある。
そう考えると今年みたいな全員が止まらざるを得ない状況はかなりいいことだと思うし、滅多にないチャンスだとも思う。ネガティブなことでさえ、僕をポジティブなことへと導いてくれる。

どんなクソったれな状況になっても見方次第でどうにかなるということも学べたな。どうにもならなかったら死ねばいいって腹を括ってたのもあるかもだけど。
何もかも白紙に戻して立て直しの年にするという2020年の目標はそこそこ達成できた気がする。他人からしたら低いハードルかもしれないけど、僕にとって変化することは苦痛であり、また変化しないことも苦痛だから、上出来!はなまるあげちゃいます。

社会復帰とトラウマ克服で入った今の職場で自信を取り戻してきたし、自分がやりたいことも以前より明確になったので来年は更なる高みを狙います。自分に甘いのでしんどくならない程度に。

良い夜を

街から街 / 唾奇×sweet william

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