Hang yourself with a piano wire

褒められたい!!!!!!!!!!!!!
どうも、あなたの勇者ぜろ子でございます。

無断転載動画がネオンのように輝くYouTubeという歓楽街を抜け、僕は地元の水族館に行った。久しぶりの目的をもった外出。平日ということもあって人はまばら。動物たちは世間の疫病騒動関係なしといった顔で優雅に泳いでた。彼らは飼育員から平等に愛され、生涯を全うする、それとも一生本物の海を知らずに人為的に育てられ死んでいくのだろうか。そんなことを考えても何にもならないから考えないようにしてる。癒しを求めてここに来たのにいやな気分になる。チケット代もそれなりだったし。でも、昔のように純粋に癒されなくなったのも事実だ。

僕は動物園や水族館の類が大好きだ。人のように言葉を話さず、(飼育されてるとはいえ)人間社会から切り離された生活をしているからという理由だった。実際は人間社会と同じような世界ということに気づいてから心の底から癒されなくなった。
以前のnoteに書いたカモがいる池で見た激しいエサの取り合いと競争に混ざれないと諦めて端のほうでじっとしてるカモ。人間社会でもほとんど同じだ。当たり前だがこの世は適者生存。僕や諦めてるカモは何か別の術を持たないと生き残れない。はたして僕にはそれがあるのだろうか。よく「できないことを悔やむより、できることを喜べ」 みたいな言葉を聞くが、それはある程度足元がしっかりしている人向けの言葉で僕のようなフワフワしてる雰囲気で生きてるようなダメ人間には酷な話になる。
何もできない何もない自分を愛してるどうしようもない人間なので、意味不明な自己愛とたまにかかる(続かない)エンジンを信じて生きていくのか。苦しいがそれもいいかもしれない。

気づいたころには桜は散り、夏になってきました。この夏も気づいたころには過ぎ去ってしまうのかと考えると苦しくなります。3月の僕へ、僕はまだ狂い咲いていません。でも、まだ咲いて散りたい気持ちは死んでいません。安心してください。
しかし、水族館は綺麗だった。また行きたいな。

良い夜を

last song / lowpoplid.


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