実はICD(植込み型除細動器)を入れているという話
もともと心臓に持病はあったのです。中学に上がる頃から。
病名で言うと「QT延長症候群」という、まあ、不整脈の一種です。
地元では小学校から中学校に上がる時に、心電図やらの健康診断があって、それで発見されたので、かれこれウン十年単位のお付き合い。
病気が見つかってからずっと、発作も自覚症状もなくて、でも心電図の波形はよろしいものではなかったので「念の為」で中学校卒業間際の頃からお薬を飲んでいました。
そしたらある日、突然(本当に突然)の意識消失。
しかも半年くらいの間に2回も。
いやホント、完全に油断してました。
1回目も2回目も、運良く周りに人がいたのでありがたいことに今生きてますが、特に2回目は痙攣やらチアノーゼやら出てて、意識が戻るまでの間に人工呼吸と心臓マッサージを受けていたと言うから本当に運が良かったんです…。
で、2回目の意識消失後にあれよあれよという間にICDの植え込みが決まった次第です。
メンタルが強い方ではないので、植え込み手術までの間は精神的に不安定になったりもしました。特に寝る前にはイヤな考えが頭をよぎってしまったり。
とにかく怖かったです。このまま人生終了したらどうしよう、と。
ありがたいことに何事もなく、今こうしてこの文章を打てているのですが。
そんな私のICD植え込み手術体験談を今後少しずつ記していこうかと思います。
これから同じような手術を受ける方の参考になると良いのですが…。