ときめきアイドルの今後をできるだけ前向きに考える
※12/22 記事を書いて以降に動きがあったため少々追記しました
※2/11 さらに少し追記しました
※1/15にオフライン版ver.2.0が配信されましたが、この記事の内容は基本的に書いた当時のまま残しています
11月15日にスマホ向けゲーム、『ときめきアイドル』の運営サービス終了が告知されました。
https://www.konami.com/games/tokimeki-idol/app_info.php?topic=service
かくいう私もその報せを聞いて大きなショックを受けた一人でして、告知後しばらく絶望感に包まれていました…。
でも同時にオフライン版の配信が告知されたし、その他にもまだ動きはあるし…まだときめきアイドルprojectは終わってないじゃん!ということで、あえてポジティブな方向に極振りした視点で、今出ている情報をもとに考えてみたいと思います。
運営サービス終了が告知された今ネガティブに考えることは簡単ですが、なるべく前向きな気持ちで運営サービス終了のその日を迎えたいよね…!
※そんなコンセプトで書いているので、割とこじつけな内容も含みます
■運営サービス終了前後の時系列
まずは、運営サービス終了告知の前後に起きた出来事を、アプリゲームの外での事柄を中心に時系列で書き出してみます。
9月5日 1stアルバム「ときめきアイドル Song Collection」(CD)発売
9月4週 寝そべりぬいぐるみ&ロングクッションvol.1登場
9月29日 トキメキチャレンジvol.1開催
10月4日 ゲーム内アンケート実施
10月4週 寝そべりぬいぐるみ&ロングクッションvol.2登場
11月1日 アクリルキーホルダー&ちぇいんコレクション情報公開
11月3日 トキメキチャレンジvol.2開催
11月9日 グッズ予約開始
11月13日 カラオケ DAM配信曲追加
11月15日 運営サービス終了告知&オフライン版発表
11月19日 ゲーマーズ『ときめきアイドル』フェア 告知
(以下予定)
12月12日 4thシングル「Smiling Passion」(CD)発売
1月15日 運営サービス終了&オフライン版配信
1月19日 「Smiling Passion」発売記念イベント開催
1月26日 トキメキチャレンジvol.3開催
1月下旬 キャビネットよりグッズ発売
2月中旬 プレイフルマインドカンパニーよりグッズ発売
3月13日 5thシングル「Believers-ING!!」発売
4月7日 トキメキチャレンジvol.4開催
作品を追いかけていた方なら感じているかもしれませんが、トキチャレvol.1開催より以前はゲーム外での展開はCDの発売くらいだったものが、運営サービス終了告知の少し前あたりから動きが活発になっているように見えるんですよね。
というわけで、書き出した出来事から気になるポイントを少し掘り下げて見てみます。
■トキチャレ関連
トキチャレvol.2が開催されたのは11/3でしたが、これはつまり運営サービス終了が告知される12日前です。
さらにトキチャレvol.2では次回vol.3の予告がされており、その開催予定日は1/26と運営サービス終了の11日後。
…運営サービス終了の動きと全くかみ合っていないスケジュールですよね。
もし運営サービス終了と同時に作品を終了させるつもりであれば、いくらトキチャレの主催がコナミでないにしても少なくともvol.3の開催が予定されることはなかったのではないか…とか思っています。
トキチャレが続いてくれたらとても幸せなのだけどなぁ…!
(※2/11追記)
トキチャレvol.3にて、vol.4の開催が告知されました…!ただただ嬉しい…。
しかもついに会場が変更されて、おそらくキャパが増えています。ここにきて規模の拡大は嬉しいところ。
ぜひ今後も続けてほしいところですね!
■グッズ関連
11/1にトキチャレvol.2の物販情報に含まれる形で、ちぇいんコレクションとアクリルキーホルダーの発売が発表されていまして、これらは1月下旬発売予定のようです。
さらにその後マウスパッドやパスケースの発売も発表され、さらにさらにたたみかけるようにゲーマーズにて『ときめきアイドル』グッズフェアがまさかの開催決定ときています。(しかもパスケースやフェアの情報公開は運営サービス終了告知後)
グッズまわりは運営サービス終了告知よりずっと前から動いていたんだろうとは思いますが、こちらもやはり運営サービス終了の動きと全くかみ合っていないように見えるんですよね…。予約開始11/9だし…。
まずは発売中止にならなかったことを喜ぶべきところかとは思いますが、それだけでなくさらに展開を続けたいからこその施策かもですし、期待したいです。
■楽曲について
トキチャレvol.1のトークコーナーで「まだまだ曲がある」や「最初に収録したのが2年くらい前」と言っていたことから、もしかしたらまだ表に出ていない楽曲が眠っているのでは…と気になっています。
(実のところコンプティークに掲載された画面写真の中に、現状発表されていない曲名が写ってたりするんですよね)
あとはなんといっても、「Magic Hour」と「もっと!モット!ときめき」がCD化されていません…!
特に「もっと!モット!ときめき」は過去に「Song Collection」のコナミスタイル特典として"先行"配信された経緯がありますし、何とかしてほしいところ。(最悪配信限定でもいいのでほんとお願いします)
(※12/22追記)
5thシングル「Believers-ING!!」が3月13日に発売されることが発表されました!!
運営サービス終了から1月以上後にCDが発売、さらに新曲まで収録されているとは…!さらに前述の「Magic Hour」や「もっと!モット!ときめき」も収録されるようで一安心です。
しかし、新曲の曲名といい、発売タイミングといい、ちょっと期待してしまいますね…!
■オフライン版ver.2.0について
運営サービス終了の告知と同時にオフライン版の配信が発表されました。
https://www.konami.com/games/tokimeki-idol/app_info.php?topic=update
これにより、運営サービス終了後も一部のプレイデータを引き継いで引き続きゲームを楽しむことができるというとても嬉しい対応ですが、ここにも気になるポイントがありまして。
・オフライン版配信の発表と同時に、詳細な概要が公開されている
現時点(11/20)で公式サイトにオフライン版の概要が公開されています。
https://www.konami.com/games/tokimeki-idol/app_info.php?topic=ver2
この概要ですが、とても詳細に仕様が書かれていますよね。このレベルの仕様策定にはそれなりの時間を要するのではないかと思うんですが、だとすると運営サービス終了の決定が下ったのはいつ頃なんでしょうか…?
ただでさえサービス開始から8か月目という早いタイミングでの運営サービス終了告知でしたが、そこをふまえるとさらに前の時点で終了が決定していたことになります。
ときめきアイドルの準備期間がそこそこ長いらしいことはキャストの方々からいくらか語られていますが、それにしてはさすがに終了決定が早すぎる気が…。
コナミから発売されるCDの発売スケジュールともかみ合っていないと思いますし、少し引っかかります。
(※12/22追記)
オフライン版の概要ページなんですが、たまに更新がかかっています。この上さらに改善点を出してくれるのはありがたいですね…。
先を見据えて手間をかけてくれている、とかであれば嬉しいところです。
・オフライン版の仕様について
オフライン版の概要を読むと、オンライン要素は切りつつもガチャを含む現行のゲームシステムを整理しなおして、なるべく多くの遊びを現状に近い形で残そうとしているように見受けられます。
個人的には、オフライン版の仕様が「衣装やストーリーがフルオープンで遊び放題」とか「ビューアアプリ化」といったアーカイブ的側面の強い形態でなく、ゲームとしての形を強く残した仕様であることに希望を感じています。
オフライン版にアップデートやら追加コンテンツが来たらめちゃくちゃ嬉しいところだけど、さすがにそれは厳しいかな…?
(※12/22追記)
4thシングル「Smiling Passion」や、先日発売が発表された5thシングル「Believers-ING!!」にはそもそも現時点でゲームに収録されていない楽曲があるんですが、それらにも GameVer が存在しているんですよね。
オフライン版への追加要素も少し期待できるかも…?
・通常版からオフライン版への移行特典の存在
ここが一番気になっているポイントなのですが、現行の通常版のプレイデータをオフライン版ver.2.0へ引き継ぐと、継続プレイ特典として全員分の新衣装がプレゼントされることが告知されています。
これ、サービス終了と同時に作品を閉じる想定であるなら移行特典なんて用意する意味が無いように思うんですよね。通常版を遊んでいた人にオフライン版も引き続き遊んでほしいという意図を感じます。
これが今後につながる布石だといいのだけど…。
■10月に実施されたアンケート
トキチャレvol.1が開催されてから少し経った10月上旬ごろ、イベント後アンケートとは違ったアンケートが実施されたのを覚えていますでしょうか。
全24問と設問が多く内容も細かかったこのアンケートですが、設問を改めて見てみるとゲーム内容についてだけでなくキャラや世界観、楽曲といったかなり根本の要素についても聞いてきています。
さらに、アニメや映画、マンガ、リアルイベントなどゲームの外でときめきアイドルシリーズを体験したいかという設問もあり、少なくとも私にはこれからサービス終了する作品が取るアンケートには見えません…。
今後を見据えてのものだったのではないかと期待してしまいますね。
(ちなみにアンケートの設問については手元に全設問のスクリーンショットがあったため確認できました。なんでも残しておくものですね)
■公式サイトの改修
11/15に運営サービス終了が告知されましたのは先述の通りですが、実はこのタイミングで公式サイトが改修されていたりします。
トップページのレイアウトや画像が変更されていますし、ずっと選択できないままの項目であった『SPECIAL』が潔く削除されつつも『INTRODUCTION』が追加されていたり、『MOVIE』が『MUSIC』に名称変更しつつ掲載順が整理されていたりしています。
https://web.archive.org/web/20181012115355/https://www.konami.com/games/tokimeki-idol/
↑(参考)インターネットアーカイブに残る過去の公式サイト
このまま終了へ向かう作品のWEBサイトにここまで手を入れる意味はないように思うのですが、果たして…?
■ゲーム内容について
最後にそもそものゲーム内容について。
友好度やアイドルグレード、メンバーストーリーなど、比較的早期に打ち止めになってしまって後から付け足ししづらい要素が多いなとサービス開始直後から思っていました。(サービス開始後早い段階で友好度が最大になってしまった人を見かけた記憶があります)
どうしていわゆるソシャゲのスタイルを取っておきながら後から引き伸ばしにくい要素を根幹に組み込んでいるのだろう…と考えていたのですが、もしかしたら当初からアプリゲームを長期的に続けるつもりではなかったとかだったりして…?
もしゲームの運営サービス終了があらかじめある程度想定されていたとしたら、今後の展開に期待が持てるかもですが…!(これはさすがに希望的観測が過ぎるかも?)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
…と、ここまで色々と書いてきて結局何が言いたいかといいますと、ときドルPとして諦めるのはまだ早いんじゃないかな?ということです。
もちろん、やっぱり運営サービス終了とともにプロジェクトの展開自体が終了となってしまう可能性はそりゃあもう十分あります。
ここまでに書いたアレコレも、単なるアフターケアやファンサービスなだけかもしれません。(だとしても超ありがたいものばかりですが)
むしろその可能性の方が高いかもしれないと、これを書いた私自身覚悟はしているつもりです。
でも、終わるかもしれないけど終わらないかもしれないじゃないですか。
運営サービス終了までの時間はまだありますし、運営サービス終了後も当面はオフライン版で遊ぶことができます。希望が感じられる要素は残っています。
運営サービス終了の報せを見た瞬間は死刑宣告でも受けたような気分でしたが、今だと大元のアプリがサービス終了しても展開そのものは終わらない作品もあるみたいです。
今の段階で悲観しすぎるのは良くないのではないかな…と。
何より、ファンが諦めてしまったらそれこそ終わってしまうと思うんです。まだ終わってないですしね!
だからこそ、少しでも前向きにときめきアイドルをこれからも応援していきたいなぁと思っています。
ときめきアイドルproject、続いてくれるといいなぁ…。
(ゲーム内容についての記事も書きましたので、もしよければ併せてご覧ください)
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