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2024年東京都知事選挙(政治家でなくシステム屋の安野たかひろ氏に投票しました)

東京都民につき、2024年7月の東京都知事選に投票してきました。
投票先は最終結果で5位になった安野たかひろさんです。

元々、生成AI関連に興味があり、東大松尾研卒業で自著のSF小説「サーキットスイッチャー」の広告動画を生成AIを利用して1人で作成した安野氏の名前は知っておりました。なんか昔のニコニコ動画の、~やってみたとか、ニコニコ技術部的な面白いノリの行動力凄い人居るなぁって感じ。

その安野さんが東京都知事選に立候補するというニュースを見て、その会見内で語られていた公約?的なデジタル民主主義に一気に惹き込まれました。
ブロードリスニング、Github利用による政策提案改善、AIあんのによるチャットボット的な有権者の疑問に応えるシステム提案。
政治家からの一方的なブロードキャスティングではなく、有権者も参加しての意見を可視化し双方向通信化・透明化する政策立案システムの提案、そして都知事選の最中から&最終的に成果物をオープンソースとして一般公開して、本人だけでなくこれから立候補する後続の有志や、政敵ですら利用可能にする姿勢。
旧態依然とした政治システムに諦め感の強かった私は、AIや技術を利用した新しい政治システムの概念提案に驚き、革新的な未来を感じました。

あぁ、この人は選挙に立候補してるけど、政治家になりたい人ではなく、政治システムを改革したい人、システム屋さんなのだwと感じました。

残念ながら最終結果は15万余票を獲得しての5位ということで、都知事には成れませんでしたが、一部の人以外はほぼ無名だった33歳の新人が、地盤・看板・カバンという選挙に必要な基盤を持たずに、ココまでの結果を出せたのは素晴らしい結果と思っています。
ご本人・ご家族・知人友人を中心としたチーム安野のメンバー、そしてボランティア参加した政治に関係なかった(と思われる)一般人の、草の根選挙活動の成果として素晴らしいと考えています。

政治家や議員さんは遠い存在とか何か悪いことをしてる人、とか政治家はいつもケンカや人の悪口ばっかりで見るのも聞くのもストレス、と言うような政治家を色メガネでレッテルを貼って拒否感を持ってる人にこそ知って欲しいと思います。マニフェストにも記述があり、御本人も戒めて、支援者集団も心がけていたと思いますが、
・政局よりも政策、システムの改善は目指すが他者の批判はしない
・遵法意識を持ちクリーンで透明な選挙活動
を選挙期間中に徹底されてて、SNS界隈の情報収集でも、安野さん陣営から他陣営の悪口を聞いたことがないし、他陣営からも安野さんの悪口はほぼ無くストレス無いウォッチが出来たと思います。(まぁ一部陰謀論界隈から謂れのない誹謗中傷はあったかもですが…)

東京都知事選は終了しましたが、御本人はこれからも政治の世界に関わり、政治システム・選挙システムのアップデートに挑戦したい旨表明されています。
次の挑戦が何になるかは判りませんが、次の挑戦は全く無名だった安野たかひろVer1.0 ではなく、都知事選で15万票を獲得して遥かに知名度の上がった安野たかひろVer2.0 としてメジャーアップデートした地点から始まると思って期待しています。

下記note内にもご本人の記事や、X(Twitter)へのリンク、Youtubeへのリンクもあります。
旧態依然とした政治システム・選挙システムに不満を持っている人こそ、システム自体のアップデートを目指す、政治家ではない(褒め言葉)、システム屋の安野たかひろさんに注目して頂ければと思います。


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