【25周年イベント】舞台裏に密着!事務局統括トップの2人に、式典・パーティーに込めた想いをインタビューしました🎤
こんにちは!ゼロイン広報の服部です。
前回の記事では、株式会社ゼロインの25周年イベントの1日をレポートしました!
社員の笑顔に溢れるイベントでしたが、その裏側には、9ヶ月間に及ぶ、事務局の地道な活動がありました。
本記事では、事務局の活動にフォーカスを当て、イベントを成功に導いた全体統括の2人に、25周年イベントにかけた想いを取材しました!
はじめに
式典・パーティーといえば華やかなイメージがありますが、参加者がイベントを思いっきり楽しむことができるのは、企画をする方々の頑張りがあってこそ、ですよね。
自分の通常業務を抱える中、大きなイベントの準備を進めていくのは簡単なことではありません。そんな中、11名の社員が自ら事務局に立候補し、25周年を素晴らしいものにするために活動をしてきました。
この記事を執筆している私も、そんな事務局の一人です。
私が事務局としてプロジェクトを進める中で一番に感じたのは、「事務局ってこんなに楽しいんだ!!」ということです。
他のメンバーからは、
・通常の業務では一緒に仕事をする機会のなかった方と、同じ目的に向かって走れて楽しかった
・こんなにじっくりこれからのゼロインについて考える機会はなかったので、刺激になり、これからも頑張ろうと思った
など、嬉しいコメントが寄せられました。
そんな熱い事務局をどのように立ち上げ、マネジメントし、盛り上げていったのか?25周年イベントの全体統括を行った、役員の石塚さんに事務局の動きについて、話を聞きました!
【事務局の立ち上げ】役員の石塚さんにインタビュー
▼有志での募集にこだわった理由
服部:
今回の事務局メンバーは全員が「有志」で集まりました。なぜ有志で募集をしようと思ったのですか?
石塚さん:
そもそも、トップダウンで25周年イベントを作るのは面白くない!と思っていました。ゼロインは社員の主体性を大切にする会社なので、「やはり有志でやるべきだ!」と思い、イベント10ヶ月前の2月に行われた経営会議で、このイベントを有志メンバーで行うことを起案しました。
なぜ有志で行うことにこだわったのかと言うと、「25周年イベントを有志で企画実行することで、ゼロインの未来をワガゴトとして考えるメンバーを増やしたい」という想いがあったからです。
ゼロインの未来に対して、「経営陣がこう言ったから」ではなく「自分はどういう風にしていきたいのか?」を考えるメンバーを増やせたら良いなと思っていました。
全社メールで事務局の募集をしたところ、たくさんの仲間が集まってくれて嬉しかったです。
▼どのように事務局をまとめたのか
服部:
事務局メンバーは、半数が入社5年未満の若手社員でした。企画に対して、右も左も分からないメンバーも多かったと思いますが、どのように事務局をまとめていったのでしょうか?
石塚さん:
ゼロインの周年イベントに初めて関わるメンバーも多かったのですが、メンバー一人ひとりが主体的に、「こうしたら良いのでは?」と意見を出す状態にしたいと思っていました。
メンバーそれぞれが、「25周年イベントをこういう風にしたい!」という想いをもって事務局に参加してくれたので、一番初めのキックオフでそれぞれの想いを共有し、全員で25周年イベントのゴールを描きました。企画の詳細を詰めていく前に、全体的な方向性のすり合わせと目的を共有し合ったことは、とても良かったと思いますね。
このゴールをクリアにしていく部分が、一番工夫したところであり、大変だったところではあるのですが、整理を重点的に行ったことで、全体的な方向性がブレてしまうことなく、プロジェクトを進めていけたと思います。
石塚さん:
私自身、日ごろから「腹落ち」した状態で物事を進めることを大事にしているのですが、ゼロインは自走できるメンバーが多い分、一方的に何かを伝達するのではなく、対話をしながら進めていくことを重視して取りまとめを行っていきました。
最初は誰もが手探りの状態だったのですが、最初にゴールイメージを共有したことで、その後、分科会に分かれてから、徐々にみんなが自走していくのを感じ、事務局の手ごたえを感じましたね。
▼ゼロインの30周年に向けた意気込み
服部:
5年後の30周年に向けた、意気込みをお願いします!
石塚さん:
また有志で事務局を行いたいです。
前回の20周年の時は、組織全体的に、トップが引っ張っているような構造だったのですが、25周年現在は、よりメンバーが主体となって考え、行動する組織に変わってきたと思います。
企業のDNAは「最初からあるもの」ではなく「つくるもの」なので、5年後にゼロインがどのようなDNAを付け足しているのか、とても楽しみです。
【イベント全体をデザイン】コミュニケーションデザイン事業部長の藤沼さんにインタビュー
▼初めてのチャレンジとなった「全体統括」
服部:
社員の笑顔が溢れるイベントでしたね!全体統括を行ってみていかがでしたか?
藤沼さん:
実は事務局に応募したとき、私が今回の全体統括になるというのは、想像していませんでした。笑
ただ、有志で集まった事務局の顔ぶれを見た時に、社内イベントの経験者が少なかったことと、役員の石塚さんに全てのミーテングに入っていただくのは現実的ではないと判断し、統括は私がやろうと思いました。
統括を担当することになったものの、社内を横断してプロジェクトを立ち上げることも、統括責任者を担うのも初めてだったので、どう進めようか?と思っていたのが、最初の正直な気持ちでしたね。
ただ、事務局のキックオフでみんなの想いを聞いた時に、「熱い気持ちを持ったメンバーが集まってくれたんだ…!」ということを感じ、「いける!」と思いました。プロジェクトを進める上で、メンバーの「気持ち」を大事にしたいと思いましたし、私の発言で全体を誘導しすぎるのは良くないと思ったので、基本的には見守るようにし、進行はメンバーに委ねていました。
各所で「この施策は、全体の目的とマッチしているのか?」という問いをメンバーに投げかけることで、全体の方向性がブレないように気を付けていましたね。
▼若手メンバーの巻き込み方
服部:
社内イベントを経験したことのない若手メンバーとプロジェクトを進める上で、どんなことを工夫しましたか?
藤沼さん:
社内イベントの実体験が無い分、多分、本当に想像がつかないものをみんなで作り上げていくことになるのだろう、と思いました。私はお客様の周年をデザインする部署に所属しているので、プロジェクトの全体イメージを持てていたのですが、事務局のメンバーは他の部署に所属している人が大半だったので、前提となる知識が何もない中で、どのように進めるべきか?を考えながら試行錯誤して進めていきました。
メンバーと会話をする中で、企画のイメージがついていなさそうなところがあれば、お客様先での納品事例を見せたり、参考になるサイトを紹介したりして、考えるきっかけになるような情報提供を積極的に行っていきましたね。
▼全体統括としてのこだわり
服部:
イベント当日、リハーサル全体を仕切る藤沼さんの姿がかっこよかったです!
藤沼さん:
今回、イベントの企画側の責任者と、音響などの運営側の現場責任者の両方を担当しました。一人二役を担う形だったので、かなり忙しかったです。
普段の仕事では、台本通りに運営がされているかなど、主に技術的なことを確認するのですが、今回はコンセプトづくりから関わってきたので、コンテンツが狙い通りに社員に届いているか?グループワークでどんな会話が生まれているか?といったところまで見ていました。忙しかったですが、とても充実していましたね。
当日、役割分担をして私一人で対応しきらないという選択肢もあったのですが、「事務局メンバーたちにも、当日だけは一人の参加者として楽しんでもらいたい」という私の勝手なこだわりから、当日の対応は全部私がやると決めていました。
▼胸が一杯になった瞬間
服部:
当日を迎えてみていかがでしたか?
藤沼さん:
一番初めのオープニング映像が始まって、社員がスクリーンを見て「ワーっ!」となっている姿を見た瞬間に、私は会場の後ろで号泣していました。
社員が感動しているあの空気感を感じた時に、もう胸が一杯になりましたね。
藤沼さん:
イベントが終わるまで、正直「社員に楽しんでもらえたのか?」「企画してきた私たちの想いは伝わったのだろうか?」という不安があったのですが、社員から「すごく楽しかった」「ここが良かった」と直接感想を聞くことができて、ほっとしましたし、嬉しかったです。
その後の懇親会で、皆がとても楽しそうに今日の出来事を話す姿を見て、やり切って本当に良かったと思いました。
9ヶ月を共にした事務局メンバーへの言葉
服部:
最後に、事務局メンバーに向けてコメントをお願いします!
藤沼さん:
振り返ってみると、最初はお互いに顔も名前も知らないところからのスタートでしたね。でも、一緒にプロジェクトを進めていく中で、いつの間にかとても仲良くなって絆が生まれていて、楽しかったです。
事務局メンバーが「次回も事務局に手を挙げたいです」と言ってくれた時、とても嬉しかったですね。今回生まれた繋がりは、これからも絶対に続いていくので、そういうきっかけになれたというのも、良かったです。こういう輪が広がっていったら良いなと思いました。
本当に良い経験をしました。皆さんありがとうございました!
服部:
素敵なお話をありがとうございました!
コンセプトとして掲げた「つな“げ”るゼロイン、ひろ“げ”るゼロイン」が達成されつつありますね。
30周年も楽しみです!