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ワークスタイル探訪Vol.5
はじめに
個人研究のテーマとして,弊社でサービスローンチしたCoMADOを使ってリモートでワークスタイルを探訪する調査のVol.5をまとめます.
今回研究室でのワークスタイルを紹介いただいたEさんのプロフィールは以下の通り.
Eさんプロフィール
仕事:研究者
仕事内容:ヒューマンコンピュータインタラクション研究開発と教育
仕事場所:研究室(週2-3日)と自宅
1日にどれくらい過ごす?:研究室で7-8時間
仕事環境調査
週2-3日程度仕事場にしているEさんの研究室の居室での過ごし方をリモートでインタビューさせていただきました.Eさんの研究室は建物上階にあって,隣接した公園の借景もあわさり開放感があります.デスクワークのエリアは教員であるEさんのプライベート空間で,本棚を境界領域の目安とし,それ以外の場所は学生さんも自由に使用できるエリアとなっています.
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研究室では担当する授業や学務のお仕事など主に大学運営に関する対外的業務を中心に行っていて,机の前での作業というよりは事務との電話でのやりとりや学生さんとのミーティング,打ち合わせや別棟での講義といった業務を行なっているそうです.
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仕事のやり方
じっくり座って考えたりする作業は自宅で,対外的作業は研究室とし,場所ごとに作業内容をしっかり分けることでそれぞれの場所での仕事に集中し取り組まれているとのことです.
Eさんご自身の研究室の運営に関しては,学生さんの主体性を養い尊重する意味で,自ら考え実行できるような環境や情報の共有の仕組みを意識し構築し,学生主体で管理・運営をしているそうです.
研究に関わる情報共有や自由な議論ができるオンラインSNSにはDiscordを利用.書籍などの紙媒体の情報は先生がお薦めする本を本棚に置き自由に借りることができ,さらに図書係という研究室内の係があり,そこで欲しい書籍の提案があると研究室のみなさんが読めるよう公用の書籍として購入することでアップデートされた多様な書籍が研究室の本棚に並ぶ仕組みになっているそうです.
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こだわり
研究室にいる日は集中して授業や対外的作業を行うため,朝9時頃に入室後,離席する16時〜17時頃まで,食事も休憩もとらずに過ごすことが多いとのこと.水分補給のためのペットボトルとコーヒーで1日過ごすという徹底ぶりです.
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集中して作業をすることで,大学組織に関する業務が大変な時も研究に関する情報収集のため,作品展示やイベントへの参加など現地に足を運び体験しながら学びとるスタイルを維持されています.
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リフレッシュルーチン
集中型のEさんが研究室でリフレッシュする時間はなさそうですが,ごくごく稀に研究室においてある通称「人をダメにするクッション」で少しだけくつろぐことがあるとのこと.
リフレッシュ時間を間に挟むよりも早く作業を終わらせて自宅に戻りじっくり研究する方がモチベーションが高そうでした.
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まとめ
Eさんの研究室の居室のワークスタイル拝見させていただきました.タスクに集中して取り組むワークスタイルにEさんのストイックさを垣間みることができました.機会があればご自宅の研究スペースの様子もオンラインで次回拝見したいです!