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5.べったり依存夫婦の葛藤 『昔のママに戻ってよ!!』

タイトルにあるセリフは
この一年
夫が困るたびに
私に放ってきたものです

まず!
私のことを
「ママ」と呼ばないで下さい

他意がなければ結構ですが
夫の場合、甘えがたっぷりぷりと
含まれます

同居している夫の母は
とても世話好き
いくつになっても母と息子

私は「第2の母」になる気は
全くありませんので
私のことを
「ママ」と呼ばないで下さい
返事はしません

なおかつ
「昔のママに戻れ」
だなんて要求を
受け入れるはずがありません

家計を分担し始めて
初月から夫は知りました
「手元に残らへんやんか!!」

そして必殺・被害者の術
「策略だ、小細工されている」
「こんなぴったり手元に
残らないはずがない!」

無いわけではないんですよ
「もっとあると思っていた」
「俺はこんなに頑張ってるのに、
もっとあって然るべきだ」
と言いたいのです
もっと自由に使うお金が欲しいのです

ね?思っていたのと違うでしょう

これに直面してくれれば
第一段階は大成功です

なぜ手元に多く残せないか?
シンプルにうちは支出が多いのです

3年前に思い通りの家を建て
2年前に望み通りの車を買い
無計画に多額のローンを負い
その前と後で生活を改めなかった
結果です

こんなに好き勝手して
収入は増やしてないのに
お金に余裕が
あるわけないでしょう

夫が「モデルハウスと同じ家を
建てる」と言った時も

燃費がめちゃくちゃ悪い車を
好みだけで買うと言った時も

私は
一旦反対はするけれども
途中で諦め
幽体離脱し
責任放棄してきました

3年前の私は
家のローンの重圧に
恐れおののき
めそめそ泣いていたのです

18歳で夫とお付き合いを始めた
その時から
ずっと私はそうでした

その頃の私に戻れ、と
夫は言うのです

家計分担制もやめよう、
元に戻そう、と言うのです

そりゃ、都合が良いでしょう
文句言わず大人しく泣いている妻

でもね、そうしていたら
家計が潰れます

私は変わった、というより
お尻に火が点いたというか
はらわたの奥の奥のほうが
冷えわたったというか

「やばい」
「うちは本当の意味でやばい」
「私もこのままではやばい」

そこまで詰んで
やっとやっと
動かねば、と思い知っただけです

へらへらめそめそしてる場合では
まじでない

頼りない私を見て
子どもたちも一緒に
なよなよほの暗くなっていったのが
決定打でした

家計の健康は
家族の人生の健康

誰がそれを守るのか

私です
 

まず私が動いて
そこに家族の協力を理解を
作っていけば良い

夫を批判し
自分はちゃんとしていると見せかけ
実は私がぬくぬくしていたのです

「優しそうな奥さん」
「ノーと言わない嫁」
「言われたことだけやる」
こういうものは重宝されますが
1円にもならない
自分の糧にもならない

現状維持すら出来ないのです
衰退の一途

私が動かなければ
1ミリも良くならない

全て初めての試みだから
反省や調整はするけれど

義母の反対や叱責で
やめたりも絶対しない

もちろん
以前の私や
ダメだったやり方に戻すことも
ない

やるのだ!

やればやっただけ
結果は面白いほどついてくるのだ


次回

6.実母から「高いツボを売り歩いている」疑惑をかけられる

に続く

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