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読者の疑問・質問に回答する

M4です。

LINEで読者から「疑問・質問」をもらったので、その中から類似したものをピックアップし、回答していく。

三方良しについて


Q.三方良しを考える時に、「社会良し」を考えるのが難しいです。
A.「売り手良し」と「買い手良し」が見えているのであれば、そういった売り手と買い手がこの先増えていくことで、社会的にどのような良いことがあるのかという視点で考えれば良い。
例えば、仕事全般における「社会良し」は、「雇用の増加」「消費の増加」などが挙げられる。

さらに言えば、あなたが「ハウスクリーニングの清掃員」だとすれば、売り手良しは「部屋を綺麗にして報酬が得られる」買い手良しは「部屋が綺麗になる」社会良しは「綺麗な住環境によって病気のリスクが避けられる」や「部屋掃除が好きな人が清掃員という形で生計を建てられるようになる」などが挙げられる。

Q.「買い手良し」と「社会良し」の違いがわかりません。内容が似たり・同じになってしまいます。
A.「買い手良し」は「あなたのサービスを利用した人が得られること」、社会良しは「そういったサービスが世の中に広まることで、社会的にどんな良いことがあるのか」という視点なので、全く違う視点である。

Q.私はアルバイトなので、今の会社で三方良しのアイディアを考えても、それを実現するだけの裁量が私にはありません。
A.であれば、そもそも今あなたが勤めている会社が目指す「三方良し」と、あなたが目指す「三方良し」が「=」になっているかを考えるべきだろう。

今の会社で「昇格」を望むのなら、まずは今の会社が「何を望んでいるのか」を知り、それに貢献するのが最善だ。
これはつまり、「仕事(人に仕える)」という視点である。

そうではなく、あなた自身が「働く(人のために動く)」ことを重要視するなら、今の会社に縛られて実現手段を考える必要はない。
あなた自身が人のために「どんなことをしたいのか」を考え、会社以外で旗を掲げて、取り組めば良い。

特に、これまで「仕事(人に仕える)」ことで報酬が上がらなかったり、自分のモチベーションが保てなかった人は、自分の目標に沿って「働く(人のために動く)」ことで、大きくモチベーションが高まり、報酬が上がる可能性が高い。

結局のところ「仕事」であっても、会社のためや上司のために「働く」という構造になっているので、最後はあなた自身が「会社の三方良しに仕えたいのか」「あなた自身の三方良しに沿って働きたいのか」という2択を選択する必要がある。

瞑想について


Q.瞑想が上手くできません。
A.瞑想ができない人は普段「左脳優位」で物事を考えているのだろう。瞑想は右脳優位で考えるトレーニングのため、右脳を使い慣れていない人は苦戦するだろう。
右脳と左脳それぞれのトレーニング方法については、後ほど資料にまとめて配信しよう。

Q.瞑想で「成功した自分をイメージする」というのと、「成功した自分を客観視する」という違いがわかりません。
A.成功した自分をイメージするのは「主観」である。成功した自分を客観視するのは「客観」である。そして、多くの人は「主観」では考えられるが、「客観」で考えることを苦手としている。

そして、主観は「セルフイメージ力」といって、自分の過去の経験による恐れを克服したり、未来へのポジティブイメージを作ることでモチベーション維持に繋げることができる。

客観は「メタ認知力」といって、自分自身を客観視することで「集中力」を高めたり、「決断力」を高めたりすることに繋げることができる。

よって、それぞれ違う脳のトレーニングになる。

旗を掲げるについて


Q.2023年はFXで稼ぐことに集中しようと思っていますが、それとは別に「旗」を掲げる必要があるのでしょうか?
A.Zero Dawn Projectの中で、私は一度も「FXで稼ごう」とは言っていないはずだ。このプロジェクトは、「負債ゼロを達成するためにお金を生み出す本質を習得してもらう」というのが目的である。

Zero Dawn Projectを通じて、FXに投資するための「投資金」を生み出すということであれば内容にズレはないが、2023年の目標が「FXで稼ぎたい・FXを学びたい」ということであれば、そもそもZero Dawn Projectで得られる内容とズレている。

よって、旗を掲げることは「お金を生み出すため」に行うものである。

Q.本業が忙しく、旗を掲げたとしてもそれに取り組む時間がありません。
A.この質問は、根本的に考え方が間違っている。
世の中で時間に余裕のある人なんていない。なぜなら、生きているだけで時間は消費されていくものだからである。

つまり、時間というのは本来、誰にとっても"幾らあっても足りないもの" である。時間に余裕が「ある or なし」は、自分自身で決めているものであって、他人にそれを求めるものではない。

あなた自身が「今取り組みたいこと」があって、それに費やす時間がないのであれば、今時間を割いていることを減らすか・削るかしかない。
よって、「あなた自身がどこに時間を割くか決めるのが、あなたの人生そのものである」と回答しよう。

Q.「自分の目標」は「お金を生み出すこと」なので簡単に思いつくのですが、そのために「誰に何をするのか」が思いつきません。
A.この質問をするということは、「お金=感謝の値」であるということが理解できていない。
まずは、私のこれまでの配信を全て見返してほしい。

「お金儲け」だけに捉われると必ず本質を見失う。
それこそ、お金儲けならば「詐欺でも何でもやってしまえ」ということになってしまう。

しかし、それでいけない。
なぜだと思う?

それは、お金の価値の本質が「人」だからである。
仮に、あなたが今1億円を持っていたとしても、それを使う「日本」という国とその日本にいる「人々」がいなければ、その「1億円」には何の価値もない。わかるだろうか?

「円」に価値を感じる人々がいるから、「1億円」には価値が生まれる。
よって、人を遠ざけるようなお金儲けをする人は、お金は得られても、人が遠ざかり、結果的に豊かにはならないのだ。このことを腑に落ちるまで理解してほしい。

そうすれば自ずと、あなた自身が望んでいるのはそもそも「お金儲け」ではなく、自分は「誰に何をして、どう感謝されたいのか」ということを求めていることが見えてくるはずだ。


Q.旗を掲げても、「私に実績」がなければ人は集まらないのでは?
A.この質問をする人は「ブランド」について勉強してみるのが良いだろう。

なぜ世の中で「ブランド」という概念があるのか。
ブランドの本質は「信用」である。

そして、信用というのは「旗を掲げてから作るもの」である。
つまり、「実績(信用)がないと、旗を掲げられないのでは?」というのは、そもそも逆である。

旗を掲げるから、そこに信用を作る機会が生まれ、それによって実績が生まれるのである。

もっとわかりやすく言えば、スティーブ・ジョブズや孫正義が「あなたの子供に手料理を作ります」と言って、そこに彼らがこれまで作り上げてきた信用や実績が関係あるだろうか?
それで言えば、普段から子供向けの料理教室を営んでいる主婦の方が、よっぽど「手料理への信用」は高いだろう。

つまり、これから新しく始めること(旗)に関しては、誰もが「0」から信用と実績を作り上げていくものである。

Q.私が掲げたい「旗(目標)」はとても壮大で時間のかかることなので、今すぐに「旗」を掲げることが困難に思えます。まずは小さな目標に変えて、今すぐ掲げるべきでしょうか?
A.この質問をする人は、ぜひ漫画を読んでみてほしい。漫画の主人公の多くは、初めに壮大な目標を掲げることが多い。

例えば、「ワンピース」という世界的に有名な漫画があるが、この漫画の主人公は「俺は海賊王になる」と言って、小さな町を出て海賊になる。そして、そのビジョンに共感した仲間を道中で集めていくことになる。

あなたが言っているのは、「海賊王はすぐになれないと思うので、まずは町一番の海賊になる、というのを目標に掲げるべきでしょうか?」と言っている。それでは、当初の目標から全く違うものになってしまうだろう。

目標はどんなに壮大でも構わない。
目標とアクションを混同してはいけない。
目標:「海賊王になる」
アクション:「そのためにまずは目の前の人を助ける」
これで成立する。

その他


Q.他人に上手く伝えるコツはありますか?自分のやりたいことを伝えても、あまり興味を持ってもらえません。
A.恋愛もビジネスも同じで、100人中100人に好きになってもらうのは不可能である。なので、興味を持ってくれる人と出会うまで、活動を継続し続けるしかない。

もう少し具体的に言うと、集客が失敗する要因には「3つの要素」がある。

1.コンセプトが弱い
2.ターゲットを間違えている
3.オファーを間違えている

1.のコンセプトが弱いというのは、そもそもあなたがやりたいことに「ワクワクや共感」をしてくれる人が少なすぎるということ。
例えば、あなたの考えたコンセプトが「シャボン玉を楽しく作る講座」というものだとすれば、「シャボン玉に興味のある人」にしか興味を持ってもらえない。
その場合は、もっと広く訴求するために抽象度を上げる必要がある。
「シャボン玉」→「子供の遊び」=「子供と楽しく遊ぶための講座」というコンセプトにすれば、興味を持ってくれる人の母数は増える。

2.ターゲットを間違えているというのは、「シャボン玉を楽しく作る講座」というコンセプトにも関わらず、自分が50代男性だからという安易な理由で「50代以上の男性」をターゲットにしてしまえば、当然そこに興味を持ってくれる人の数は減る。この場合、相手は「子供もしくは子持ちの親」にした方が圧倒的にターゲットの母数は増える。

3.オファーを間違えているというのは、例えば「シャボン玉を楽しく作る講座」に参加すると、「シャボン玉が上手に作れるようになります」というオファーをしてしまっている場合である。

この場合、そもそも「シャボン玉を上手に作りたい」と思っている人の数は少ないだろう。ならば、オファーを変えて「子供と一緒にシャボン玉を使って楽しく遊べる方法を教えます」のようにした方が、明らかに反応は上がるだろう。



Q.私は専業主婦(無職)なので、人に感謝されるような技術も経験もないように思います。
A.この質問者は、私の配信をしっかりと見返してほしい。
お金(感謝)=技術や経験だけではない。
あなたが普段どんな時に人に感謝しているかを思い返すことで、技術以外にも感謝していることが見えてくるはずだ。

Q.私が消費者として「お金」を払う際には「感謝」をしていないことが多々あります。それでも「感謝の値」がお金を生み出すのでしょうか?
A.私が以前伝えた「前払い」と「後払い」の話を見返してほしい。

例えば、オレオレ詐欺をされた相手に「お金」を支払ったとして、詐欺をされた相手に「感謝」をする人なんていないだろう。
これは、先に「前払い」でお金を支払ったけれど、それに見合う「対価」が得られなかったことと同じである。

しかし、詐欺でお金を取られた人も、その瞬間に「お金を払った理由」は、「お金と引き換えに得られる対価」を望んで、そこに「感謝すべき理由」があったからである。

感謝の値を通貨にしたのがお金であって、「感謝すべき対価」が受け取れる際に「お金を支払う」という本質は変わらない。

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