なぜ抽象化が必要なのか
M4です。
【 なぜ抽象化が必要なのか 】 M4です。 あなたの個別指導のテーマは「抽象化」だとお伝えしたが、そもそも「なぜ抽象化が大切なのか」について補足しておく。 収入を上げる際に意識すべきなのは、「自分一人の時間は限られている」ということ。 1日は24時間で8時間睡眠を取れば、残りは16時間となる。どんなに努力しても、この16時間という時間を増やすことはできない。 時給1,000円で1日16,000円、30日間フルで働いて月に480,000円。 ではどうすれば収入を上げられるのか？ ここで多くの人が考えるのが「時給を上げよう」という考え方。 しかし、時給というのは相対的に決まるため、時給1,000円の仕事が2,000円、3,000円に上がることは滅多にない。 では、どうすれば月収100万円超えを実現できるのか？ ここで必要になるのが「抽象化」のスキルになる。 物事を抽象化する
＜自己視点＞
質問1.自分の強みは何か？
あなたの経験を元に、自分の強みは何か考えてみよう。強みが無いものはいないので、自信を持って回答するように。
質問2.なぜ、それが自分の強みだと思うのか？
質問1.の回答を深掘り、なぜそれが自分の強みだと思うのか考えてみよう。強みだと感じた具体的なエピソードがあるとより良い。
質問3.自分の弱みは何か？
あなたの経験を元に、自分の弱みは何か考えてみよう。ここでは徹底的に、自分の弱みをすべて洗い出してほしい。
質問4.なぜ、それが自分の弱みだと思うのか？
質問3.の回答を深掘り、なぜそれが自分の弱みだと思うのか考えてみよう。弱みだと感じた具体的なエピソードなどがあるとより良い。
＜他者視点＞
質問1.他者から見た、あなたの強みは何か？
今度は、他者の視点から「あなたの強みは何だと思われているか」を考えてみよう。他人から褒められたエピソードがあるとより良い。
質問2.なぜ、それがあなたの強みだと思われているのか？
質問1.の回答を深掘り、なぜそれがあなたの強みだと思われているのか考えてみよう。具体的なエピソードがあるとより良い。
質問3.他者から見た、あなたの弱みは何か？
今度は、他者の視点から「あなたの弱みは何だと思われているか」を考えてみよう。他人から指摘されたエピソードがあるとより良い。
質問4.なぜ、それがあなたの弱みだと思われているのか？
質問3.の回答を深掘り、なぜそれがあなたの弱みだと思われているのか考えてみよう。具体的なエピソードがあるとより良い。
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＜ポジション＞
質問1.過去に、自分が所属していたコミュニティで、自分はどんな存在だったか？
学校・職場・家族・友人なんでも構わない。 あなたが過去に所属してきたコミュニティで、「自分がどのようなポジションを取っていたか」「何が強みで、何が弱みだと思われていたか」を分析してみよう。
存在：
強み：
弱み：
より詳しく自己分析を行いたい場合は、
・小学校
・中学校
・高校
・専門学校
・大学
・社会人
時間はかかるが、それぞれの年代ごとに分析するとより深く自己を知ることができる。（生涯得られるお金の桁を数億以上に変えたいものは、年代ごとに分析することを勧める）
質問2.なぜそういう存在だと、周囲から思われていたのか？
例えば、質問1の回答が、
・存在：雑用を任される存在。
・強み：よく頼みごとをされる。
・弱み：仕事が遅い。
という内容だった場合、 「自分はなぜ頼みごとをされることが多かったのか？」 「自分はなぜ仕事が遅いと思われていたのか？」 を考えてみよう。
質問3.あなたはコミュニティ内で、なぜそのポジションを取ろうと思ったのか？
質問1.の回答を深掘り、なぜあなたはコミュニティ内でそのポジションを取ろうと思ったのか考えてみよう。
そのポジションを取ることで
・「得られると思ったこと」
・「避けられると思ったこと」
という2点で考えると良いだろう。
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＜補足＞
ポジションというのは「相対的に決まる」と思っている読者もいると思うが、自己分析を深く進めていくと、自らがそのポジションになっている原因が必ずある。
つまり、自らでそのポジションを取ろうと思っていると言っても過言ではないのだ。
極端な話をすると、「いじめ」や「孤独」などは本人にも原因がある。
私も過去にいじめを受けた経験があるが、当時そのようなポジションになったのは、自身に原因があることを既に自己分析できている。
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＜自己を知る＞
質問1.まずは、上記の自分の回答を、改めて俯瞰してみてほしい。その上で、どんな「気づき」があるかを考えてみよう。
全11個の質問の回答をじっくりと俯瞰してみよう。
質問2.自分は人生で「何を大切にしてきたのか」を考えてみよう。
人の思考や行動には必ず、その元となる潜在意識がある。これまでの回答を元に、あなたが人生で大切にしていることを考えてみよう。
質問3.もしも、明日あなたの寿命が尽きるとしたら。あなたは、どんなことを悔やむだろうか？
死の間際、あなたはベッドに横たわり何を思うだろうか？
質問4.悔いのない人生を送るために、あなたは今日からどんな自分になりたいだろうか？
感じることを、そのまま率直に回答してみてほしい。
以上で自己分析を終了する。
冒頭でも伝えたように、このチェックシートに回答するのは非常に面倒なことである。
しかし、私も20代の頃、このチェックシートに回答を行ったことで、人生の指針となるべきものを見出すことができた。
何度もいうが、「人生の正解」というのは「己の中」にしかない。他者に依存していては、いつまでも自立することはできない。
己を知り、己の指針を見つけられた時、人は初めて自立することができ、自分の叶えたい理想を手に入れる「鍵」を手にすることができる。
私が人よりも多くの資産を構築できた理由は、全てここにある。この先の数十年間を、より有意義なものにしたい読者は、ぜひ真剣に回答してみてほしい。
このチェックシートに取り組むかどうかで、生涯得られるお金は数倍〜数十倍になるだろう。
あなたはお金を生み出せる人間だ。