
[報道] トヨタとNTTがモビリティ×AI通信の共同取り組みにおける合意を発表。
トヨタ自動車と日本電信電話(NTT)は、交通事故ゼロ社会の実現に向けて、モビリティ分野におけるAI、通信の共同取り組みに合意したことを発表した。

トヨタとNTTは、交通事故ゼロ社会の実現に向けて、以下の取り組みを行う。
『死角のある交差点における出会いがしらの接触防止など「三位一体型インフラ協調」』
『大量の走行データに基づき、AI自らが学習するデータドリブンな「高度運転支援/将来的な自動運転システムの開発」』
『事故に繋がりうる危険行動を避けることを促す「AIエージェントの開発」』

また、切れ目のない通信基盤と大量のデータを賢く処理するAI基盤や計算基盤を組み合わせた「モビリティAI基盤」を共同で開発し、運用を行う。
モビリティAI基盤は複数の要素により構成されており、分散型計算基盤(データセンター)、インテリジェント通信基盤、AI基盤という3つの観点から成り立っている。
今後両社は、2030年までに5000億円規模の投資を見込んでいる。2025年以降にモビリティAI基盤の開発をスタートさせ、2028年頃から様々なパートナーと、三位一体でのインフラ協調による社会実装を開始、2030年以降の普及拡大を目指していく。