[記事] スバル、新型フォレスターを年内に日本導入か。既に米国と欧州では発売済み。
スバルは、2023年11月に世界初公開された新型フォレスターを、2025年内に日本導入すると見られている。
スバルの主要市場でる米国では24年前半に、欧州では24年後半に発売されており、約1年遅れでの日本導入となる。なお、日本市場では2018年以来、約7年ぶりのフルモデルチェンジ実施となる。
① パワートレイン
6代目となる新型のパワートレインは、欧州では2.0L e-BOXERマイルドHVエンジン、米国では2.5L ガソリンエンジンを搭載。日本向けの現行型には2.0L e-BOXERと1.8Lターボが採用されていることから、新型はe-BOXER主軸の展開になることが予想される。(クロストレックにはストロングHVのe-BOXERを搭載し12月に発売)
また、米国市場では北米専用グレードとして「ウィルダネス」が先代モデルに設定されており、生産が継続される予定だ。
② 先代比較
現行型(日本仕様)と新型(米国仕様)のサイズを比較すると、前者が“全長4640mm × 全幅1815mm × 全高1730mm”、後者が“全長4656mm × 全幅1829mm × 全高1730mm”となっており、新型はややボディサイズが拡大された。
価格に関しては、米国仕様の先代(2024年型)と新型(2025年型)を比較すると、前者の28,190ドル〜に対し、後者は31,090ドル〜のエントリー価格になっており、2,900ドル(約46万円)の値上げとなっている。
④ フォレスターに続く新型車
フォレスターがフルモデルチェンジを果たした場合、スバル車の中で次に長寿モデルとなるのは2020年に発売されたレヴォーグ(実際には北米専売のアセントだが、予定はなし)となり、2026年以降のフルモデルチェンジが予想されている。
また、スバル車以外にも「日産キックス」のフルモデルチェンジモデルが昨年、北米にて発表されており、2025年またはそれ以降の日本導入が予想されている。