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[新車] 日産、「R32 GT-R EVコンバージョン」を発表。東京オートサロン2025で初公開。

 日産自動車は、1989年登場の「R32 GT-R」をEV化したコンセプトモデル「R32 GT-R EVコンバージョン」を発表した。本日から開催される東京オートサロン2025で初展示される。

 R32 GT-R EVコンバージョンは、2023年3月から日産の有志エンジニアによって製作された参考出品車であり、コンバージョンモデルやキットを販売する計画はないとのことだ。

画像/日産自動車

 外装で変更された点は、ホイールだ。純正は16インチホイールを採用しているが、EVコンバージョンは、純正をオマージュした18インチホイールを採用。また、高性能ブレーキシステムを搭載し、テールパイプが廃止された。

 一方の内装は、メーターやセンターコンソールに高解像度の液晶パネルタイプを採用。R32 GT-Rのオリジナルを忠実に再現したグラフィックを備えている。シートは純正の色や表皮を再現したレカロシートを採用した。

画像/日産自動車

 パワートレインは、2.6Lツインターボエンジンを再現すべく、最大トルク340Nmを発揮する電気モーターを前後に2基、最高出力160kWの電気モーターを2基搭載している。バッテリーはリーフ NISMO RC02の62kWhをリアシート部分に搭載した。

 その他にも、オーリンズ製ベースのNISMO スポーツサスペンションや、パドルシフト機能、RB26DETTエンジン音をベースに再現した室内サウンド等を装備した。

 ガソリンモデルと比較して全長、全幅、全高に変化はないものの、車重は約370kg増加している。

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