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[記事] 市販化予定は無し。ダイハツが東京オートサロンで初公開した「ミライース GR SPORT コンセプト」の市販化は現実的なのか。
東京オートサロン2025にて、ダイハツから初公開されたミライース GR SPORT コンセプト。その名の通り、ダイハツの「ミライース」に、トヨタのエントリースポーツブランド「GRSPORT」を掛け合わせたモデルだ。
トヨタGRとダイハツ車によるコラボモデルは、2019年に発売されたコペンGR SPORT以来、2車種目となる。
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ミライース GR SPORTは、ターボ&5速MTを搭載し、オリジナル外装色、専用フロント&リアバンパー、BBS鍛造ホイール、RECAROスポーツシート等を装備しており、コペンGR SPORTに似た装備内容となっている。
そんなミライース GR SPORT コンセプトだが、市販化に向けては「計画はない」とダイハツブースにてコメント。しかし、展示車を見る限り、少なくとも内外装は市販化には十分な状態だと見て取れる。
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ダイハツは、過去のオートサロンでも、毎年たくさんのカスタマイズコンセプトカーを出品している。
近年では、東京オートサロン2017に出品された「ブーム シルク (スポルザ)」が2018年に市販化。「ブーン スポルト パッケージ」として、ダイハツビジネスサポートセンターから発売された。
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しかし、あくまでコンセプトとしての位置づけであることから、基本的には市販化に至っていない。今回「DAIHATSU GAZOO Racing」のブランドを掲げ、出展したダイハツはジンクスを破ることができるのか。
また、ダイハツは一昨年、昨年の認証不正の影響により、ムーヴのフルモデルチェンジを現在も延期。最後にダイハツから登場した新車は2022年10月に発売されたタントファンクロスにとどまっていることから、まずはダイハツ再起に向けた新車の発売が待ち焦がれる。