野鳥撮影の機材について
今回は、私が普段使用している野鳥撮影の機材について書いてみようと思います。
ボディ
現在はNikon Z8 を使用しています。
野鳥撮影を始めた当初は、Z7を使用していましたが
Z8を発売と同時に購入しました。
メカシャッターレスなのが最大の特徴。
レリーズ時のシャッターの振動がなくなりましたし、消耗品であるシャッターがなくなったのは耐久性の面でも非常に大きい。
なので逆にシャッターフィーリングを楽しんで撮影するという機種ではないですね。
性能面もフラッグシップのZ9とほぼ同等。
散歩スタイルの私にはベストな機種です。
当初は不満のあった被写体検出もファームウェアver2.0で、かなり良くなりました。
カスタマイズ性も良く、自分好みの設定に出来ます。
カメラとしては、まだまだ進化の余地が残っていそうなポテンシャルを秘めた機種ですね。
レンズ
800mmが手持ち撮影できる。
私の散歩スタイルにぴったりのレンズです。
実際のところは長時間構え続けるのはしんどいですが、十分止まりものの撮影は出来ています。
PFレンズのデメリット面の画質についてはRAW現像時のソフトウェア処理で十分対処可能。
Z8とのセットは最強かなと思っています。
付属のバッグも便利で、Z8を付けた状態でちょうどよく収まります。
なので基本はZ8は付けっぱなしになってます。
フィールドではピークデザインのアンカーリンクスとストラップでぶら下げて歩いています。
ニコンを使う理由
私のニコン歴はAPS-C機のZ50から始まりました。
昔から興味があった一眼カメラ。
そこで気になっていたニコンを選択。
写りも良く私の好みでしたし、使い勝手や操作感も手に馴染みました。
以降ニコン機をメインにしてZ7、そしてZ8へ。
Z8も購入当初に不良が出てサポートに送ったりもしましたが、
その時の対応も非常に良かった。
こういったところも使う上での安心感に繋がっているのかなと思います。
サポートは何かあった時にしかお世話には当然なりませんが、
こういったところの対応姿勢はメーカーとしてのイメージにも繋がります。
大げさですが、こういった事は製品そのものにも表れてくるものじゃないかと思っています。
そういう意味でも、今後もニコンを使い続けたいと思っています。
まあAFについてはまだまだ改善の余地がありますが・・・。
個人的にはトリミング耐性のある高画素機と、出来るだけ焦点距離の長い超望遠レンズのセットがおススメ。
センサーはフルサイズがいいですね。
APS-Cで換算焦点距離を延ばすのは、クロップと同じなのでそこは理解しておきましょう。
要するにレンズの望遠距離が光学性能的にアップする訳ではないという事です。
ここを勘違いしている人結構多いです。
カメラの選び方は様々。
特に野鳥撮影はカメラの性能に依存するところも大きい。
故に写りだけじゃないところでもちゃんと選んでいくのが大事かなと思います。
何より楽しく撮影したいので。