Made in Japanが、終焉しかかった話
<おじさんDX Vol 105>
それは突然でした。
「ガララララ...という轟音と共に」洗濯機が止まったのです💦
この洗濯機は、妻が就職して1人暮らしを始めた頃に購入したらしく、彼是「30年位の戦友」なのです。洗濯のたびに私の服を洗ってくれていたのです。
私は、今ではあまり見ない二層式(ビンテージ)洗濯機に生活を支えられていたました。もちろん「Made in Japan」です。
おそらく、轟音からしてかなりの重症かも知れぬ...。
しかし、そこは戦友だ!黙って見過ごす事は出来ない!
「大丈夫だ問題ない!俺が、修理してやる!」
妻が買い替えを即決定する中、私は修理すると言い、洗濯機を分解します。
モーターは動く!おそらくベルト切れか何かだろう...と予測を立てつつ分解すると...
「うわぁぁぁぁぁぁぁ 汚い💦」
こんなモノ、触れたものじゃないと「先程まで戦友」と思っていた洗濯機が、急に疎ましく思えて、買い替えをしに近所の家電量販店に行きます。
人の気持ちは矛盾しています。
そこで見た感想は「洗濯機って案外安いな」
しかし、私の中では家電と言えば「Made in Japan」そう日本製なのです。
中国製などは、品質が悪い、すぐに壊れるという認識もあって、目もくれない中でしたが、何台かお手頃価格である洗濯機を見付けました。
ハイアー?はい... Haier (ハイアール)
LG?
いやいや「安くて当たり前だろう!」と思っていたのですが、壊れた二層式の洗濯機は30年前。それに比較して2021年である現代の洗濯機は、中国や韓国製とは言え、性能は良いらしのです。
🍀今や「Made in Japan」神話は過去の話し
中国のハイアール、韓国のLG「安くて高品質」。日本製品のかつての評価は、いまやそっくりそのまま中国や韓国その代わりに「余計な機能が多くて割高」「過剰品質」と揶揄され、苦境に立たされているのが現状だ。
<記事引用>
店員さんの説明では、かなりの台数が売れており、トラブルらしいトラブルもない。ここで私の「Made in Japan」神話は終焉を迎えたのです。
「Made in Japan」は「ドラム式、節水、ヒーター付き、多機能?」
なるほど「余計な機能が多くて割高」「過剰品質」なのは理解出来ました。最大の問題は、予算がない事ですが、私としては、洗濯が出来れば良いだけなのです。
そしてその日の午後には、家電量販店の店員さんが、戦友を引き取って行きました。「今までご苦労さま!ありがとう!」(君のことは忘れるけど)という感謝の気持ちは、言うまでもありません。
ちなみに、新入りの洗濯機は「Panasonic」と書いてあります。
がんばれ!「Made in Japan」
そんな おじさんのお話しでした。