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職場に妖精が出た話

<おじさんDX Vol 54>

ある時期に不思議な事が起きた話です。



おじさんの職場に、妖精がいるようです。



妖精の種類は二種類あります。

善い妖精
悪い妖精



重要な書類が送られてきているのに、
不思議な事に『書類が届きました』とかの報告がない。

「おや?書類が届いているけど」
「誰か受け取りました?」

周囲一同:「私は受け取っていません。」


誰が受け取ったのだろう?
少なくともお客様が受け取るはずもない...。

妖精でもいるのか?



急ぎの案件の書類や商品

伝票や送り状については、サインをして受け取ります。

受取ったら内容を確認もせずに、伝票入れにポーイと入れたまま。

「おや?商品が届いているけど」
「誰か受け取りました?」

周囲一同:「私は受け取っていません。」


本来では
「〇〇さん 受注品が入荷しました。』
『お客様に連絡してくださいよ!』
「伝票が入ってきたから、書類に記載しておいたよ!」

お互い連携して円滑に仕事になるのです。 


送り状を受け取ったの誰?
誰も受け取っていないの?
ん?スタッフ以外で 誰が受け取るの?


妖精でもいるのか?


妖精か誰なのかはわかりません。

それでも仕事の流れを妨げられるのは困ります。



特に納期や時間が切迫しているケースでは、

それこそヤキモキしてしまいます。


『妖精はいったい誰なのだろう?』





妖精を探してみよう!


『あれ?いつ入ってきたの?』とザワザワする。
妖精は「さも私じゃないし...」と 
まったく話に係る様子も見せない。
段々と周辺の状況が判明し、
各自にリサーチする。

逃げられなくなったと見ると...
『すいません。思い出したのですが....』
『あっ!さっき入荷してました...』

『伝えるのを忘れていました』


はい! 妖精発見!


さっき、「知 り ま せ ん 」って
言ってませんでしたか?




こんな事がありました。

職場では、決まった時間に過不足がないかレジ金を数えます。

あらかじめレジ金が合わないよう、
つり銭を調整しておくのです。


本来ならば〇〇円の差異があります。
となるのですが...
短時間で数えたな?と思ったら、
妖精:「合ってます」


1回では、数え間違いもありますから、
「もう一度数え直し」をお願いします。


「どうでした?」と聞くと
妖精:「合ってます」「過不足ありません!」

いやいや...合ってる訳が、ないよ!

数える前に私がレジから500円1枚抜いてますから!

という事で他のスタッフに数えてもらうと...


結果は500円不足!(正解!)
ホントに数えましたか?

妖精:『数えている最中にお客様が来て、数えられませんでした』

えっ?数えていないの?

さっき(数えて) 合 っ て ま す 
って言ってたよね???


※ここでの問題は、レジ金を数えている/いないじゃなくて、

 数えていない事を、「数えた」と返答した事なのです。


人間のやることですから、
間違いはあるのですが...

悪い妖精は、有難くないのが本音です。


いい妖精とは、
備品などがいつの間にか補充されている。
いつの間にか、整理整頓されている。

特に指示されている訳でもないのに
自然と気付いてくれています。


コピー用紙がいつも補充されている
消耗品類が、いつも補充されている
トイレットペーパーがいつも補充されている


いい妖精になりたいものです。

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