「とらわれ」から「こだわり」への変換の話
<おじさんDX Vol 66>
「とらわれ」を 漢字にすると
「囚われ」
「捉われ」
「捕らわれ」
とらわれの意味
◆「敵にとらえられること」「また、その状態」
<引用 goo辞書>
なんとなくですが、いい印象がありません。
受動的な意味合いもあります。
私なりの解釈では、
こうした「とらわれ」は、多いと思います。
仕事に「とらわれ」
お金に「とらわれ」
家族に「とらわれ」
会社に「とらわれ」
人生に「とらわれ」
常識に「とらわれ」
「とらわれ」は、幸せな状態ではありません。
そうは言っても仕方ないと思うかも知れません。
現実は現実なのです。
こうした考えも「とらわれ」の一種です。
「こだわり」「こだわる」に変換してみます。
こだわり、こだわるの意味
◆ちょっとしたことを必要以上に気にする。
気持ちがとらわれる。
拘泥 (こうでい) する。
例「些細 (ささい) なミスにこだわ・る」
◆ 物事に妥協せず、とことん追求する
例「素材にこだわ・った逸品」
◆つかえたりひっかかったりする。
例「それ程こだわ・らずに、するすると私の咽喉を滑り越したものだろうか」〈漱石・硝子戸の中〉
◆難癖をつける。けちをつける。
「郡司師高こだわ・って埒 (らち) 明けず」〈浄・娥歌かるた〉
<引用 goo辞書>
「とらわれ」と「こだわり」は、似たような解釈もあります。
近年は、肯定的な用法で用いられる事もあるようです。
変換してみます。
仕事に「とらわれ」→仕事の「こだわり」
お金に「とらわれ」→お金の「こだわり」
家族に「とらわれ」→家族の「こだわり」
会社に「とらわれ」→会社の「こだわり」
人生に「とらわれ」→人生の「こだわり」
常識に「とらわれ」→常識の「こだわり」
こう変換すると、
一部以外は自分の意志が感じられます。
更に「こだわり」を「こだわる」に変換
仕事に「とらわれ」→仕事に「こだわる」
お金に「とらわれ」→お金に「こだわる」
家族に「とらわれ」→家族に「こだわる」
会社に「とらわれ」→会社に「こだわる」
人生に「とらわれ」→人生に「こだわる」
常識に「とらわれ」→常識に「こだわる」
能動態に変換していますので、
一気に自分の意志が感じられます。
私の解釈では、
◆「とらわれ」は、受動的で負荷が高い。
「とらわれる」に変換しても拘束されている事に変わりがない
◆「こだわり」は、能動的で負荷が和らぐ。
同じ事柄でも自分の意志を反映出来る。
つまり「こだわり」の中でも何を選択するのかは
自分次第になるのです。
全ての事柄には対応できないかも知れませんし、
全ての事柄に「こだわる」事も出来ません。
それでも「とらわれ」よりは、良いと思います。
少し変換してみませんか?
そんな おじさんの話でした。
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