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【選手ブログ】 土屋咲綺 / 1年目

現在Tyler Junior Collegeに在学している土屋咲綺です。

はじめに、私がアメリカの大学でプレーするに至るまでサポートしてきてくださった全ての皆様に感謝申し上げます。

先日1年目のシーズンを終えたので、振り返らせていただきます。

まだ渡米して4ヶ月半ですが、初めての体験が多く、長く短い楽しい時間でした。また、初めて外に出たことで日本文化の素敵さを実感しました。

今シーズン私が最も苦労した点は、勉強とサッカーの両立です。高校生まで私は椅子に座って何時間も課題と睨めっこするということはありませんでした。そんな中、アメリカの大学ではアスリートを言い訳にさせることなく学業も優先させます。勉強をしてこなかった私にとって難しいことはとても多かったです。これからもっと難しい科目も増えます。しかし、この先必ず訪れる『セカンドキャリア』を考えた時に、非常に良いシステムのもと大学生活を送らせていただけていると思います。

サッカー選手としては、チームとしても個人としても納得のいく結果ではありませんでした。学生という区分でプレーできるのはあと3年。この時間を成長のため有意義に使っていきたいです。

アメリカで体験した、インターネットで事前に得られなかった文化の違いについて書かせていただきます。

まず1つ目はシャワー事情です。私の寮や遠征先のホテルでは基本シャワーヘッドが固定されています。日本でその機能をお目にかかれるのは、昔ながらの銭湯ぐらいではないでしょうか。私は渡米して初めて、シャワーヘットが自由に動かせる利便性に気付かされました。また、初めの頃は、お湯の出し方が複雑でわからなかったりスペースが狭かったりと体を洗うのにも一苦労しました。

2つ目は、ポテチやファーストフードの存在意義の違いです。私の感覚からすると、そういった食べ物は何かのイベントで食べるだけで、栄養を摂取していく上で必須なものではないと捉えていました。しかしアメリカでは遠征先の補食としてポテチが配られたり、カフェテリアで昼夜ファストフードが並んでいたりと、栄養摂取するために食べられていると思います。ジャンクフードやスナックはアスリートの敵、と刷り込まれてきた私にとっては衝撃的な出来事でした。

これらの文化の相違に適応するのは大変です。しかし、アメリカにいれば食事のタイミングで高頻度でハンバーガーは出てきますし、毎日動かないシャワーヘッドでシャワーをする時間も訪れます。こういったストレスになりうることは話のネタが増えたなくらいで流し、自分が快適になる最善を尽くすようにしています。全ては自分の捉え方次第。毎日楽しいです。

最後にまとめさせていただきます。

アメリカの大学へ留学できるのは当たり前のことではなく、非常に貴重な経験です。この4年間をどう使うか自分次第で、過ぎた時は戻ってこないし、時は常に進み続けます。今を大切に、我武者羅にこの留学ライフを楽しみます!

留学をサポートしてくださった皆様、本当にありがとうございます。その善意に恥じぬようこれからも精進し続けます。

長々と書かせていただきましたが、ここまで読んでくださった皆様、拙い文章を読んでいただき誠にありがとうございました。

土屋 咲綺


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