【選手ブログ】 金子礼人 / 2年目

２０２２年８月よりコフィービルコミュニティカレッジに所属している金子礼人です。アメリカでの２シーズン目を終えたので総括をしたいと思います。

まずサッカーの結果ですが、チームはカンファレンス内で下位、ナショナルトーナメントにも出場できませんでした。アメリカが２年目であることや、編入も視野に入っていたので昨シーズン終了後からこのシーズンに向けて準備はしてきましたが、満足のいく結果とはなりませんでした。自分のプレーに焦点を当てると、フィジカル面など成長した部分もあり去年よりも良いプレーができました。また、チーム内でより積極的に声を出したり、コミュニケーションを取ることで自信を持ってプレーすることにもつながったのは一つの大きな成果だと感じます。しかし、コーチや選手などが去年と全く違うようなチーム状況において、チームをまとめ上げるリーダーシップは自分には足りておらず、大きな課題だと痛感しました。これからもサッカーを続けていくうえでピッチ内外でのリーダーシップや主体性は大切なことであり、身に着けられるように意識していきたいと思います。

一方でサッカー以外の部分では充実したシーズンになりました。特に昨年よりもコミュニケーションの部分で成長したと感じる瞬間が多くなりました。例えば、あまりしゃべらない知り合いなどに積極的に話しかけたり、チームメイトとより親密になることができました。これはもちろん英語が改善されて自信がついたという理由もありますが、よりコミュニケーション能力に長けた人々に良い影響を受けることができたためでもあると思います。海外でのコミュニケーションは日本に比べてとても奔放で、その辺にいる知らない人にも普通に話しかけるような軽さを感じます。これは情報を得る上でとても大事なことであり、留学してからはこういったコミュニケーションをできるように心がけています。

勉強面でも授業の内容をより理解できたり、空いている時間での勉強量が増えたことはよかった点だと思います。しかし、今はコミュニティカレッジの授業で難易度はそこまで高くないので、来年に編入してより高いレベルの授業についていくためにこれからは準備していきたいと思います。

このように今シーズンは苦戦した面も多くありつつ、学びのあるシーズンでした。来年は四年制大学に編入をし、サッカー面、勉強面ともにより高いレベルに自分を置きたいと思っています。そして、大学生である期間も少なくなってきているのでしっかりと卒業後を見据えて、準備を進めていきたいと思います。

金子礼人